日々是旅立
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2021年06月09日
土佐を訪ねて(その2)
松本 佳晴
前週6/2(水)は奇跡の清流「仁淀ブルー」(7年連続日本一の清流)をご紹介しましたが、今週は土佐を訪ねて(その2)として、仁淀の屋形船ポイントにほど近い「佐川(さかわ)」の素敵な町や、岩崎彌太郎の生まれた「安芸(あき)」の町、そして「モネの庭」をご案内いたします。
そぞろ歩きが楽しい、歴史と文教の町「佐川(さかわ)」
高知から松山への「松山街道」に、江戸中期のお屋敷が建ち並ぶ、歴史と文教の町「佐川」が佇んでいました。広さがさほどではないので、小一時間の散策にぴったりで、しかし町並みのみならず、ちょっとのぞいて見たい史跡的な建物がそこかしこに。高知の名酒「司牡丹」の第一号酒蔵や、日本最初の植物学者「牧野富太郎」の生家記念館、古刹「青源寺」、そして空色に塗られた洋館は「青山文庫」(博物館)と、タイムトラベラー気分で楽しめます。高知のいくつかの紹介される「古い町」の中ではダントツと言ってよいでしょう。
龍馬を支えた岩崎彌太郎のゆかりの町「安芸(あき)」へ
さて、高知から東へと室戸岬方面に40分ほど、安芸川のほとりに「安芸(あき)」の町があります。広島ではなく、ちょっとややっこしいのですが、こちらは「高知の安芸」。なんといっても坂本龍馬の海援隊の経理担当として才覚を現し、三菱財閥の礎を築いた「岩崎彌太郎の故郷」として、その生家を訪ねることが出来、感慨深い。「安芸」の古い武家屋敷町は、土佐藩主山内家の重臣「五藤家」の家臣たちの質実な家々が生垣に囲まれています。後に、プラネタリウムの専門メーカー「五藤光学研究所」を創始した五藤斉三(せいぞう)は、この五藤家の末裔で、やはりここ「安芸」で生まれています
「北川村」で、あの「モネの庭」を訪ねる
この「安芸」から、さらに30分ほど室戸岬寄りの「北川村」には、「モネの庭」マルモッタン(2020年リニューアルオープン)が存在感たっぷりです。クロード・モネのフランス、ジベルニーの自宅の庭を見事に再現したもので、正式に「モネの庭」と名乗れるのは、世界広しとはいえ、本家本元とここだけ、という本格的なもので、最近人気が高まっています。ヨーロッパファンには必見でしょう。
高知=桂浜(龍馬像)では、とても語りつくせない、土佐の旅。
5日間コースでは、「木曜市」、4日間コースでは日本最大規模の「日曜市」と、地元の人たちの暮らしぶりも体感するプログラムも織り込みました。
(「日本の九塞溝をゆく 奇跡の清流 仁淀(によど)ブルー探訪の旅」 4日間コース(「安芸」)と「北川村」は4日間コースでは訪ねません)、5日間コースをご覧ください。
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