町並み百選
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2020年12月17日
竹富島の町並み
本社:プランニング事業本部 吉田義和
赤瓦屋根の家並みが並び、牛車がのんびりとゆく風景、「沖縄の島」のイメージが凝縮した竹富島。ワールド航空サービスでも多くの社員が魅了され、足を運んでいる竹富島をご紹介します。
島の人々が守り抜いた奇跡の町並み
石垣島から高速船でわずか10分。近代建築やホテルも多い石垣から訪れると、わずか10分の雰囲気の差に驚きます。周囲9.3㎞。歩いても2~3時間で巡れる小さな島、竹富島は、港から一歩出ると「等身大の沖縄」。珊瑚の砂が撒かれた未舗装の道、大きな看板や近代的な建築もなく、すっと島の雰囲気に体が馴染んでいきます。島を訪れる多くの人が「帰りたくなる」と言うのは、このような島の風情が生み出しています。
なぜ、竹富島が景観を保っているのか。竹富島を語るには、「竹富島憲章」が欠かせません。1980年代、バブル景気で周囲の島々のリゾート開発が急激に進むなか、島の人々は「土地を売らない」「海を汚さない」「景観を乱さない」「伝統の民家や自然を壊さない」「民俗芸能や地場産業を生かす」という5つの決まりを守ることを決断。島伝統の景観や街並みと共に生きていくことを続けています。人々の島への思いが繫ぐ、奇跡の景観といえる街並みです。
竹富島を歩く
竹富島は高低差もない小さな島です。のんびりと歩きながら巡るもよし、個人であればレンタサイクルも便利です。また、島の代表的景観ともいえる「牛車」でのんびりと巡るのもよいでしょう。沖縄特有の石垣塀にブーゲンビリアやデイゴが咲き、なんとも心地よい散歩を楽しむことができます。
美しい集落を眺める展望台として、なごみの塔という小さな展望台がありましたが、現在は老朽化により立ち入り禁止に。代わりに隣の店の屋上が「あかやま展望台」となっているので、ぜひ上からの景観をお楽しみください。赤瓦屋根の家並みや周囲の緑、その先に海までが一度にご覧いただける絶好のスポットです。また、美しく景観が守られた浜辺も見事。特にカイジ浜は星砂がみられる浜辺として人気です。持ち帰りはできませんが、浜辺で探すのも楽しいもの。記念に浜辺のお土産屋さんで星砂の小瓶を買って帰るのも竹富の思い出になることでしょう。
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