【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2023年07月19日

【帰国レポート】アルティン・エメル国立公園と神秘の湖 6日間

2023年7月7日(金)~7月12日(水) 添乗員:柴尾祐樹

長い歳月をかけて誕生した地層が美しいアルティン・エメル国立公園内のアクタウ山

世界第9位の国土面積(日本の約7倍)に人口が2000万人弱のカザフスタン。カスピ海近郊で採れる石油や天然ガスなど資源が豊かで中央アジア5か国の中では最も経済成長の高い国です。空の玄関口であるアルマトイは、かつてシルクロードのオアシスとして栄え、天山山脈の支脈アラタウ山脈を望む緑豊かな街。今回はアルマトイ北部に広がる雄大な国立公園と美しい高山湖を訪ねました。まさに雄大という言葉がぴったりな大自然は、旅人に大きな感動を与えてくれました。観光産業がまだ発達していないカザフスタンの知られざる景観をご紹介します。

手付かず大地 アルティン・エメル国立自然公園

1996年に国立自然公園に認定されたアルティン・エメルは、京都府とほぼ同じ約46万ヘクタールの広大な土地に手付かずの大自然が残っています。約1500万年前までは湖で、隆起した色とりどりの地層が美しいアクタウ山、太古の昔に噴火した溶岩よって形成されたカクタウ山は赤茶けた奇岩。そして高さ150mにも及ぶシンギング・デューン(鳴く砂漠)では、砂丘を上り、砂をかき分けて滑ると、音が反響して聞こえる不思議な現象が楽しめます。広大な原野には野生動物との出会いもあります。

地層による様々な色彩が美しいアクタウ山
長い年数をかけて不思議な形に変化したカクタウ山
高さ150メートルにも及ぶシンギングデューン

カザフスタン最大級の渓谷・チャリンキャニオン

国内最大級の渓谷 チャリンキャニオン

まるでアメリカのグランドキャニオンのような迫力の景観を楽しめるのが、チャリン川の浸食によって砂岩が削られた深さ約300mの渓谷チャリンキャニオン。片道約2.5㎞のなだらかなくだり道を景色を楽しみながら歩き、帰りは渓谷を走る専用車で戻りました。チャリンキャニオンを訪れる移動中には、ドライバーお勧めの絶景スポットで写真ストップ。まるで別の惑星に降り立ったような景観が楽しめたマルス、チャリン川を見下ろすブラックキャニオンも忘れられない景色でした。

壮大な自然を前に、ピクニックランチを召し上がりました
主な移動手段となった4WD
ドライバーお勧めの絶景スポット まるで別の惑星に降り立ったかのような景観でした
マルスにてドライバーのサーシャさんとの
ツーショット

緑美しい神秘的なコルサイ湖

標高約2000mに位置するコルサイ湖は、光の当たり方で湖面がエメラルドグリーンに見える美しい湖です。駐車場から車を降りでゆったりと歩きながら湖畔のボート乗り場へ。足漕ぎボートに分乗して、のんびり湖上遊覧を楽しみました。

カザフスタンの真珠と称されるコルサイ湖
足漕ぎボートにて神秘的な湖の遊覧を楽しみました

まだ日本では紹介されることの少ないカザフスタンの大自然。訪れてみて、想像を超える雄大さに心揺さぶられました。またこの時期は、ハミウリやメロン、スイカなどフルーツが豊富で、旅の疲れを癒してくれます。これから観光化も進んでいく中、自然好きの方にはぜひお早めに訪れていただきたい訪問地です。

道路沿いに並ぶ果物屋に立ち寄り、フルーツを補給
タムガリタスの岩絵

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