琵琶湖畔の美食と町々を訪ねて

琵琶湖ガストロノミー 招福楼と琵琶湖の水と食文化の旅【4日間】

  • 集合場所:京都駅
  • 出発日: 6月16日(月)
  • 旅行代金:¥248,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
滋賀の名料亭「招福楼」を訪ねます
Point 2
全国に近江牛の名を広めた老舗「松喜屋」で近江牛を楽しみます
Point 3
郷土の伝統を継承する和の名店「ひさご寿し」で滋賀料理を味わう

ツアープランナーより

琵琶湖は日本最大の湖であり、その豊かな水が育んできた食文化は、地域の歴史や暮らしと深く結びついています。このツアーでは琵琶湖の水と食文化に焦点を当て、老舗料亭「招福楼」での懐石料理や、近江牛の歴史を紐解く「松喜屋」、湧き水文化が息づく「針江・生水の郷」の訪問など、食を通じて琵琶湖周辺地域の奥深さを感じていただける内容といたしました。

見どころのご紹介

一度は訪ねたい料亭「招福楼」

東京の料亭「松川」、関西の「柏屋」や「子孫」……。一度は訪ねたい、これら名店のご主人は皆、「招福楼」で修業されていたお弟子さんたち。和食文化京都大賞を受賞した前のご主人、中村秀太良氏の教えの凄さを物語ります。お弟子さんの店を知り、いつか招福楼へという食通も多いようです。招福楼の料理は禅の精神とお茶の心をもとに、旬の素材の持ち味を大切にした懐石料理です。

禅の精神とお茶の心でもてなす「招福楼」
明治より受け継がれてきた建物
「招福楼」のお食事(イメージ)
「招福楼」のお食事(イメージ)

全国に近江牛の名を広めた老舗「松喜屋」

「松喜屋」は明治初期に創業し、近江牛を全国にその名を広めた老舗です。創業者・西居庄蔵が近江牛の販路を拡大し、明治16年には銀座に店舗を構え、「銀座の松喜屋」として親しまれました。明治・大正・昭和の三代にわたり宮内省御用達として近江牛を納めた歴史を持ち、品質と伝統にこだわり続けています。現在は滋賀県を拠点に、低温熟成技術を活用した近江牛を提供し、その魅力を発信しています。

日本最大級の長さを誇るステーキカウンター席。オーダーメイドの厚さ3㎝の鉄板で、シェフがステーキの焼き上げを演出します
ステーキカウンター(イメージ)
近江牛ステーキと季節の魚介をステーキカウンターでシェフが調理いたします(イメージ)

約400年の歴史を持つ「近江牛」

近江牛は約400年の歴史を持つブランド牛。江戸時代、肉食が禁じられていた中でも、彦根藩では牛肉を味噌漬けにした「反本丸」や「寒干牛肉」が健康食品として利用され、将軍家にも献上されました。これは『本草綱目』の影響で牛肉が体に良いと考えられていたためです。明治時代には神戸港経由で「神戸牛」として流通しましたが、東海道本線の開通で「近江牛」の名が広まりました。現在、滋賀県産の近江牛は国内外で高い評価を得ています。

近江牛(イメージ)

日本料理の伝統を育んだ滋賀の味「ひさご寿し

広大な平野と琵琶湖の水に恵まれた滋賀は古くからの米どころであり、近江商人たちが北海道からもたらした昆布は都へと運ばれ、日本料理の柱ともいうべき出汁文化を生み出しました。近江八幡の「ひさご寿し」では、伝統を受け継ぐ滋賀料理をご賞味いただきます。

昭和35年創業、伝統を受け継ぐ「ひさご寿し」
琵琶湖のみに生息するビワマスのお造り(添乗員撮影)(イメージ)

水とともに暮らす「針江・生水の郷」を訪問

生水の郷(針江地区)は、他地域とは異なる独自の湧き水文化を持つ地域です。その特殊性は「かばた」と呼ばれる湧き水利用システムにあります。「かばた」は、湧き水を飲料水や調理、洗い物に使用し、排水は自然に戻す仕組みで、環境負荷を最小限に抑えています。このシステムは、琵琶湖の水質保全にも寄与しており、自然と共生する暮らしの象徴です。この「かばた」は、現在でも全170戸のうち110戸あまりに設置されています。日本でも大変珍しい水の文化が今日まで残されています。水の文化、美しい景色、地域の人との触れあいを求めて、小さな集落訪問をお楽しみいただきます。

生水の郷(添乗員撮影)
生水の郷(添乗員撮影)

青い目の近江商人ヴォーリズの足跡、近江八幡

近江商人によって築かれた近江八幡は、琵琶湖から引かれた運河が町をはしり、かつては水郷だったことがわかります。この古い町並みの中に点在するのが、ヴォーリズ建築と呼ばれる西洋建築の数々です。近江商人の士官学校と言われた八幡商業高校に英語教師として赴任したヴォーリズ。教師としてだけでなく伝道師としてキリスト教の布教とともに、近江の人々のために多くの事業を展開しました。ヴォーリズが生活していた住宅のヴォーリズ記念館やヴォーリズ設計の近江八幡市立資料館など、日本の伝統的な町並みと西洋建築が残る、近江八幡の魅力をご堪能ください。

近江八幡に作られた運河、八幡堀
重伝建に指定される近江八幡の新町通り
近江八幡市立資料館 ©びわこビジターズビューロー
ヴォーリズ記念館 ©びわこビジターズビューロー

ツアー日程

4日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
京都駅13:00発 大津

■京都駅よりバスにて大津へ。

■●三井寺を見学し、その後ホテルへ。

■夕食、明治初期に近江牛の名を全国に広めた老舗「松喜屋」にて、大型ステーキカウンターでのステーキコースを。

            (大津泊)

2日目
大津09:00発 (針江・生水の郷) 近江八幡17:00着

■午前、バスにて○針江(はりえ)・生水(しょうず)の郷を訪ねます。地域の綺麗な湧き水を昔から人々は大切に利用してきました。このような水の文化、美しい景観が残る集落を散策します。

■午後、●向源寺の国宝・十一面観音を見学。

■その後、近江八幡へ。

【2連泊】(近江八幡泊)

3日目
近江八幡09:00発 (招福楼) 近江八幡17:00着

■午前、近江八幡の○新町通りの散策。●近江八幡市立資料館、○八幡堀めぐり

■昼食は名料亭「招福楼」にて。

■午後、近江八幡のヴォーリズの足跡をたどります。●ハイド記念館、●ヴォーリズ記念館

 

(近江八幡泊)

4日目
近江八幡09:00発 米原駅15:30着

■午前、○日牟禮八幡宮の見学。

■昼食、ひさご寿し」にて、琵琶湖にしか生息しないビワマスと近江八幡の食材を使った昼食を。

■米原駅にて解散。

ご自宅までお荷物を託送します。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは4日間のコースです。

出発日 旅行代金
6月16日(月)発

旅行代金:¥248,000

■1名室利用追加代金:¥35,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

 

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