【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2025年03月05日
【帰着レポート】明治の洋館「長楽館」特別サロンコンサートと祇園の名料亭「京大和」
<2025年2月24日(月)~2月27日(木) 添乗員:東京支店 吉田義和、大阪支店 八百屋健太、中島瀬七、九州支店 光武千穂>
<2025年2月24日(月)~2月27日(木) 添乗員:東京支店 吉田義和、大阪支店 八百屋健太、中島瀬七、九州支店 光武千穂>
明治の洋館「長楽館」特別サロンコンサートと祇園の名料亭「京大和」の旅に同行いたしました。
今回は京都や滋賀を巡る3コースをご用意し、期間限定で特別公開される文化財の拝観や、京都の老舗料亭でのご昼食にご案内しました。また、「長楽館」の新館バンケットラウンジにて、2025年に楽壇デビュー50周年を迎える大谷康子さんと、京都を本拠に活躍中のピアニスト、イリーナ・メジューエワさんによるバイオリンとピアノのデュオの調べをご堪能いただき、文化的な要素がたっぷりと詰まった旅となりました。


西の鹿鳴館と称される「長楽館」でのひととき
旅の核心となる「長楽館」は京都・円山公園の一角に佇む洋館で、明治42年(1909年)、アメリカ人技師J.M.ガーディナー設計、ヨーロッパや中国といった世界のあらゆる建築様式を組み込んで建設されました。主は京都生まれの実業家、村井吉兵衛。命名は初代内閣総理大臣の伊藤博文で、皇族や国賓をもてなす迎賓館の役割を果たしてきました。


今回は、通常は非公開とされている本館3階の「御成(おなり)の間」も見学させていただきました。ゴシック様式やロココ様式を取り入れた1・2階に対し、日本の建築様式を用いた3階は雰囲気が異なります。往年の輝きを感じさせる各部屋を、長楽館のスタッフの方の説明を聞きながら、ゆっくりと見学しました。


特別サロンコンサートで音楽のひとときを
長楽館の新館にあるバンケットラウンジでは、バイオリニストの大谷康子さんとピアニストのイリーナ・メジューエワさんによる特別サロンコンサートを開催。いつもよりも近い距離感で演奏を聴くことができ、お二人の息遣いや表情、指づかいも感じられる臨場感たっぷりのひとときでした。また、1702年製のストラディヴァリウス「ロード・ニューランズ」の音色を間近で聴く貴重な機会となりました。


幕末の歴史を動かした舞台「京大和」での昼食
もう一つの目玉は、京都の二年坂の一角に敷地を持つ老舗料亭「京大和」でのご昼食です。この地には、幕末の頃「翠紅館(すいこうかん)」と呼ばれる「京大和」の前身となる屋敷がありました。文久3年(1863年)、土佐藩の武市半平太や長州藩の井上聞多、久坂玄瑞、桂小五郎、久留米藩の真木保臣といった志士たちが集まり、攘夷運動を決定づけた「翠紅館会議」の舞台でもあります。そんな歴史的な場所が、明治以降に料亭となり、今では京都の伝統の味を受け継ぐ場所となっています。幕末の志士たちが集った由緒ある空間で、当時に思いを馳せながら、格別な時を過ごしていただきました。




今回の旅では、通常では体験できない特別な見学や体験の数々を実現できただけでなく、雪景色という特別な装いの京都の風情もお楽しみいただけました。歴史的建造物、芸術、食文化が見事に調和した、思い出深い旅となりました。
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