世界遺産ザラフシャン・カラクム回廊を往く

【関空・福岡発】隊商の道 サマルカンド、ブハラ、ヒワの旅【9日間】

  • 集合場所:関西空港、福岡空港
  • 出発日: 4月28日(月) 、 10月20日(月)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥398,000〜ビジネスクラス利用¥778,000(関空発着)

旅のポイント

Point 1
シルクロード交易の中心地だった世界遺産のヒワ、ブハラ、サマルカンドに連泊。
Point 2
ブハラでは3連泊、観光だけではなく体験型のプログラムも組み込みました。
Point 3
2023年登録の世界遺産ザラフシャン・カラクム回廊へご案内します。
Point 4
大帝国を築いたティムールの故郷、世界遺産シャフリサブスも訪ねるこだわりのルートです。

ツアープランナーより

中国からペルシャ、ヨーロッパ世界をつなぐ古代の東西交易路だったシルクロード。様々な民族がこの道を通り、砂漠に開かれたオアシスの街に彼らは集い、交流しました。当時のそんなシーンが現れるような昔ながらの街並みを残すのが、ウズベキスタンの古都です。ツアーでは、そのサマルカンド、ブハラ、ヒワの3都に加え、英雄ティムールの故郷シャフリサブス、2023年に世界遺産に登録された「ザラフシャン・カラクム回廊」の名所と、併せて5つの世界遺産へご案内します。サマルカンドは2連泊、ブハラでは3連泊し、見るだけではなく「体験する」ことでより思い出に残る旅となるでしょう。観光客の少ない静かな時間帯の散策、地平線に沈む夕日を眺めるなど、工夫を凝らしたプログラムとルートでシルクロード旅情を存分にお楽しみください。

隊商が辿った道へ。5つの世界遺産で紡ぐシルクロードの物語

2023年登録の世界遺産ザラフシャン・カラクム回廊へご案内します

中央アジアを貫くシルクロード本流へご案内。砂漠には1日の歩行距離ごとにキャラバンサライが置かれていましたが、ラバティ・マリクもその一つ。他にも霊廟など回廊沿いに残されたシルクロードの史跡を訪ねます。

ラバティ・マリク 10世紀頃から19世紀頃まで長きにわたり使われてた現存する数少ない隊商宿のひとつ

砂漠の城邑として往古の歴史を秘めたブハラ

サマルカンドと並ぶシルクロードに栄えた2大都市のひとつ。5世紀の唐書には不花刺の名でソグド人の町として記載されています。中央アジアに栄えたティムール帝国以後、16世紀半ばまでブハラ汗国の王城として栄え、インド、中国、ロシアへの交易路が交差する商業都市として発展しました。

カラーン・モスクとミナレット
旧市街を歩けば人々の暮らしが垣間見られ、素朴な風景に出会えます
人々が行き交う通りはいつも賑やかです(添乗員撮影)

ブハラでは3連泊、観光だけではなく伝統文化にもふれていただきます

ブハラのタキ(バザール)を訪ねると、ここがシルクロードの交易で賑わった町なのだと実感します。スザニや絨毯、楽器やスパイスのお店に交じって、職人が一つずつ手作りしたコウノトリのハサミを売っています。このハサミ、テレビの旅番組でもしばしば取り上げられるブハラの名物ですが、その製作現場の見学やスザニ刺繍の製作をする工房を訪ねるなど、ウズベキスタンの伝統文化にも触れていただきます。

コウノトリのハサミ(イメージ)
繊細な刺繍がほどこされた伝統工芸のスザニ(イメージ)

ブハラで「絶景ティータイム」をお楽しみください

シルクロードの面影を色濃く残すブハラでは、目の前にブハラのシンボル、カラーン・モスクとミナレットが見渡せるチャイハネのテラスでの「絶景ティータイム」を楽しみます。

チャイハネでのティータイムも楽しみです(イメージ)
チャイハネのテラス席からは、中世そのままのブハラの眺めが広がります(写真はカラーン・ミナレット)

「オリエントの真珠」 サマルカンド

古くから「オリエントの真珠」と称されてきた中央アジア最古の都市サマルカンド。紀元前4世紀にここを訪れたアレキサンダー大王がその町の美しさに驚嘆したといいます。14世紀モンゴル大帝国の崩壊とともに、ティムール大帝国の支配下になるとティムールは自らの帝国にふさわしい世界一の美都にしようと、天文学者、建築家、芸術家を集め一大文化圏を築きました。

レギスタン広場

シャーヒジンダ廟の美しい「青」

美しい建造物が多いサマルカンドの中でも、特に見ごたえがあるのが「シャーヒジンダ廟」の青いタイルの廟群です。11~15世紀に造られた廟には、ティムール帝国ゆかりの人物や将軍などが祭られています。500メートルほどの回廊の両脇に、20以上の廟がずらりと並び、この一つひとつに繊細な文様の青いタイルで施されています。青い空の下、それぞれに微妙に色合いが異なる青い廟が輝く風景は圧巻です。

微妙に色が異なる青色の装飾が美しいシャーヒジンダ廟群

ウズベキスタンの古都 ヒワ

長さ2200メートルの城壁に囲まれたヒワの旧市街は、昔ながらの日干しレンガの町並みを今に残しています。古くは6000年前から人が住み、16世紀から300年の長きに渡りホラズム王国(太陽の国)の首都としても栄えました。その旧市街にはそれぞれ20のモスクやミナレット、かつてのキャラバンサライや奴隷市場跡も残されており、シルクロードを往来した人々の面影が色濃く残されています。

ヒワのパン屋
ミナレットが印象的なヒワの旧市街

ティムール大帝国の祖 ティムールの都シャフリサブス

モンゴル大帝国を継承し、このシャフリサブス近郊で生を受けたティムールは、その後、大帝国を築き、その支配は遥か遠くイランやシリアにまで及びました。その王族の末裔は、後にインドに入り、19世紀まで続いたムガール帝国を築いています。王朝の始祖となったティムールの故郷を訪れ、壮大な歴史物語を感じてください。

ティムールの像

ツアー日程

9日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
関西空港10:50発 ソウル12:50着/16:35発 タシケント20:20着

午前、関西空港より、航空機にてソウル・仁川空港へ。

■航空機を乗り換え、タシケントへ。

■着後、ホテルへ。

(タシケント泊)

2日目
タシケント20:25発 ウルゲンチ21:55着 ヒワ23:30着

■終日、首都タシケントの観光。貴重な史跡が展示される●ウズベキスタン国立歴史博物館(注1)、○ナヴォイ劇場○日本人墓地、美しい●アリシエール・ナヴォイ駅へご案内。

早めの夕食の後、空港へ。

■夜、航空機にてウルゲンチへ(※)。着後、ヒワへ。

ご宿泊は、旧市街まで徒歩圏内のホテル「アジア・ヒワ」です。

(ヒワ泊)

3日目
ヒワ(市内観光) ヒワ17:15発 ブハラ24:39着

■午前、少し遅めに出発し、世界遺産ヒワの観光へ。●カルタ・ミナール○ムハンマド・アミン・ハーン・メドレセ●クニャ・アルク城●ジュマ・モスクとミナレットなどへご案内。

夕刻、鉄道にてブハラへ。お休みいただけるよう、寝台車をご用意しました。(注2)

■ブハラ着後、ホテルへ。

【3連泊】(ブハラ泊)

4日目
ブハラ (コウノトリのハサミ製作見学)

■午前、少し遅めに出発して世界遺産ブハラの観光。●アルク城●イスマイール・サマニ廟●カラーン・モスクバラ・ハウズ・モスク○ラビハウズへご案内します。

■午後、シルクロードの隊商都市らしい風情を残すタキにて、コウノトリのハサミの制作見学と自由散策をお楽しみください。

夕刻、テラスから中世そのもののブハラの眺めを楽しむティータイムをご用意しました。

(ブハラ泊)

5日目
ブハラ (スザニ製作見学)

ご希望の方は、街の素顔に出会う朝のぶらぶら散歩にご案内します。

■午前、引き続きブハラの観光。シトライ・モキ・コサ宮殿●バハー・アッディーン・ナクシュバンドへご案内します。

■午後、スザニ刺繍の製作工房を見学します。

■夕刻、フォークロアショーを鑑賞。ウズベキスタンの民俗音楽と伝統的な衣装をお楽しみください。

(ブハラ泊)

6日目
ブハラ 07:00発 (世界遺産シルクロード:ザラフシャン・カラクム回廊) サマルカンド13:30着

2023年に世界遺産に登録されたザラフシャン・カラクム回廊へ。ザラフシャン川に沿って866キロを東から西に走り、カラクム砂漠を横断してメルヴに至る古代シルクロードの本流です。

■紀元前2世紀から紀元後16世紀に至るまでの史跡が残る街道を約200キロ走り、ラバティ・マリク・キャラバンサライ○ミール・サイード・バフロム廟に立ち寄ります。

■昼食後、世界遺産サマルカンドの市内観光。●ビビハニム・モスク○レギスタン広場などへご案内。その後、ホテルへ。

【2連泊】(サマルカンド泊)

7日目
サマルカンド (ウルグット、シャフリサブス)

■本日はサマルカンド郊外の見どころへご案内。まずはウルグット近郊にある樹齢1000年を超すカエデの大木が茂るチョル・チノール庭園へ。

■その後、ティムールの生まれ故郷世界遺産シャフリサブスではドルティロヴァット建築群ドルッサオダット建築群アク・サライの見学。

(サマルカンド泊)

8日目
サマルカンド16:27発 タシケント18:48着 タシケント22:05発

■午前、引き続きサマルカンドの観光。●シャーヒジンダ廟群●アフラシャブ博物館にご案内します。

■夕刻、高速列車アフラシャブ号にてタシケントへ。(注2)

■深夜、航空機にてソウル・仁川空港へ。

(機中泊)

9日目
ソウル08:35着/14:05発 関西空港15:50着

■着後、航空機を乗り換え、ご帰国の途へ。

■午後、関西空港に到着後、解散。

※現地の国内線のスケジュールは変更となる場合があります。その場合は、行程を入れ替えてご案内いたしますので、予めご了承ください。

(注1)ウズベキスタン国立歴史博物館は2024年9月現在、閉館中です。12月以降に再オープン予定ですが、開館時期が遅れてご案内できない場合には、代替観光へご案内します。

(注2)鉄道のスケジュールは変更となる場合があります。

■福岡空港発着でソウル合流・離団も可能です

往路:福岡空港11:30発ソウル12:50着
復路:ソウル12:40発福岡空港14:00着

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは9日間のコースです。

出発日 旅行代金
4月28日(月)発

旅行代金:¥478,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥778,000

ビジネスクラス利用

関西空港発着

10月20日(月)発

旅行代金:¥398,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥698,000

ビジネスクラス利用

福岡空港発着

■1名室利用追加代金:¥50,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

ビジネスクラス利用区間:ソウル~タシケント間往復

■燃油サーチャージ別途目安:¥40,000:10月1日現在

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、関西空港の旅客取扱施設利用料3,100円、福岡空港の旅客取扱施設利用料980円、ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

 

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