アブシンベル・光の奇跡とエジプト・バス大周遊の旅【15日間】

  • 集合場所:羽田空港または成田空港
  • 出発日: 2月16日(日)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥798,000〜ビジネスクラス利用¥1,318,000

旅のポイント

Point 1
1年に2度のみのチャンス、アブシンベル神殿の光の奇跡の瞬間に立ち会います
Point 2
日本人観光客が訪れることの少ないテル・エル・アマルナ、アビドス、デンデラなど隠れた見どころへ
Point 3
ネフェルタリ王妃の墓への入場など、こだわりの訪問地の数々もしっかりとご案内します

ツアープランナーより

1年に2度しか見られないアブシンベル神殿の光の奇跡。神殿内60メートルの神像が座す至聖所に太陽光が差し込むこの特別な瞬間をご覧いただく、エジプトファン必見のツアーです。旅の前半は、主要な見どころはもちろん、一代限りの幻の都テル・エル・アマルナ、オシリス神復活の地アビドス、クレオパトラに縁が深いデンデラなど陸路で行くからこそ立ち寄ることのできるナイル川中域の訪問地を訪れます。そして訪れる光の奇跡当日。アブシンベルには2連泊し、世界中から集まった人々とともにその奇跡の瞬間に立ち会います。旅の後半には地中海の真珠、アレキサンドリアへ。海のエジプトもご覧いただきます。直行便利用、連泊主体の日程といたしました。

見どころのご紹介

アブジンベルの光の奇跡をご覧いただきます

古代エジプトの最盛期を築いた建築王、ラムセス2世。数多くある建築物の白眉がアブシンベル神殿です。ここを舞台に年2回のみ見られる「光の奇跡」をご覧いただきます。神殿の最奥の至聖所に座す4体の神像にこの2日のみ朝日が射す現象は、遥か3300年ほど前の建造時に緻密に計算されていました。移設前と同じ角度から雄大な神殿の眺めを楽しめるクルーズや、夜には音と光のショーにご案内と、こだわりの観光内容でアブシンベル神殿をじっくり楽しみます。

世界中から注目を集めるイベントである光の奇跡
現地ではラムセスデイと呼ばれお祭りムードです
神々しい光の奇跡に感動があふれます 一番左側に座す闇の神には光が当たらないような緻密な設計です(イメージ)

バス縦断の旅だからこそ訪れることのできる中部エジプトの見どころへ

エジプトのツアーの多くは、主要観光地を航空機でつなぐコースが一般的ですが、隠れた見どころがその中間にも点在しています。このたびは、バスでエジプトを縦断し、ミニヤやアシュートなどを辿ってルクソール、アブシンベルへと南下します。バスで移動することで、アマルナ美術で知られるテル・エル・アマルナや豪族の墓の残るベニ・ハッサン、アビドスやデンデラなど中部エジプトの遺跡もご案内します。

独特の美術センスが光るテル・エル・アマルナ

テル・エル・アマルナは古代エジプト第18王朝のアクエンアテン(アメンホテプ四世)が、それまでの多神教を廃して太陽神アテンを唯一神とし、遷都した場所。この王の時代に栄えたのがアマルナ美術です。それまでの写実性やバランスが重視された様式とは異なり、若干デフォルメされつつも、生き生きとした人物像が特徴です。都城跡は廃墟となりましたが、王家の墓に残されているレリーフは一見の価値があります。

地下墓の一部が公開され、躍動感溢れるレリーフもご覧いただけます
訪れる機会の少ないアマルナ遺跡

クレオパトラのレリーフが残るデンデラ、オシリス信仰の地アビドスを訪問

プトレマイオス朝時代の神殿や診療所、ローマ時代のコプト教会など多様な時代の遺跡が集まるデンデラ。残された神殿は古代エジプト最後の大型建築で、特にプトレマイオス神殿の外壁に刻まれたクレオパトラとその息子カエサリオンのレリーフには注目です。地下には電球を描いたような不思議なレリーフが見られます。また、エジプト神話に登場するオシリス神復活の地アビドスの遺跡にもご案内します。

天井にも美しい装飾が残るハトホル神殿
一番左がクレオパトラ、隣には息子のカエサリオンが描かれています
アビドスにあるオシレイオンの遺跡

ルクソールでは色鮮やかな三千年前の世界へ ネフェルタリの墓も鑑賞

遺跡の宝庫ルクソールでも屈指の見どころ、王妃の谷にある「ネフェルタリ王妃の墓」の鑑賞も組み込みました。古代エジプトの三大美女のひとりに数えられるネフェルタリ王妃はエジプトが全盛を誇った第19王朝のファラオ「太陽の王」ラムセス二世の妃で、第一王妃としてファラオの寵愛を一身に受けたと伝わります。生き生きと描かれた壁画の数々は3000年前のものとは思えないほど圧倒的な色彩を残し、数あるエジプト美術の中でも最高傑作と称されています。

数あるエジプト美術の中でも最高傑作と称されています

ダハシュールでピラミッド発展の歴史を辿る

ギザの大ピラミッドを建立したクフ王の父・スネフェル王は、我々が現在イメージする四角錐状の「真正ピラミッド」になるまで、様々な角度や形のピラミッドを試行錯誤しながら建設しました。建設したピラミッドは幾つかありますが、ダハシュールには赤ピラミッドと屈折ピラミッドの2つがあり、ピラミッド発展の歴史にふれることができます。

屈折ピラミッドの上部と下部は石の積み方も異なり興味深いです
赤ピラミッドの建設には10年と7か月を要したことが内部の落書きより判明しています

海のエジプト、アレキサンドリアと古代都市アブ・メナ遺跡

現在のエジプト第二の都市、昔日にはプトレマイオス朝の都として栄え、かのクレオパトラの生まれたアレキサンドリアには2連泊したっぷりご案内します。中でも1世紀から4世紀のローマ支配時代の集合埋葬施設であったカタコンベでご覧いただける古代エジプト、ギリシャ、ローマそれぞれの文化がまじりあったレリーフは必見です。また、カイロからアレキサンドリアへ向かう途中には、砂漠に残るアブ・メナ遺跡にもご案内。キリスト教の一派、コプト教の重要な巡礼地であった遺跡には、4世紀頃から発展した古代都市の面影が残ります。

地中海の真珠 アレキサンドリア
カタコンベ内のレリーフでは古代エジプト、ミイラづくりの神アヌビス神がギリシャ風の服に身を包んでいるのも見られます

プレ・オープン中の世界最大級の大エジプト博物館へご案内します

2023年、待望の大エジプト博物館(GEM=Grand Egyptian Museum)がプレ・オープンしました。ギザの三大ピラミッドの近くの広大な敷地に建設されたこの博物館では、今後、古代エジプトの至宝が一堂に展示される予定です。正式にオープンすると、単一文明を扱う博物館としては世界最大級。ツタンカーメンの黄金のマスクなど、エジプト考古学博物館の収蔵品のうち約10万点を引き継がれる予定です。弊社のツアーでも2024年2月に訪問しましたが、プレ・オープンでも結構な数の展示品をご覧いただくことができ、ご好評でした。今後の正式オープンがますます楽しみです。(注3)

エントランスの壁にはファラオのカルトゥーシュが刻まれます
巨大なラムセス二世像が迎えてくれます(添乗員撮影)
現在はエジプト考古学博物館にあるツタンカーメン王縁の品々をはじめ、貴重な品々を展示予定です

ツアー日程

15日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
東京21:55発

■夜、羽田または成田空港より、航空機にて中東主要都市へ。

(機中泊)

2日目
中東主要都市05:10着 中東主要都市06:50発 カイロ09:10着 ギザ15:00着

■着後、航空機を乗り換え、カイロへ。

■その後、ギザへ。

 

【2連泊】(ギザ泊)

3日目
ギザ (メンフィス、サッカラ)

■午前、古王国時代の都メンフィスや、最古のピラミッドとして知られるサッカラのジョゼル王の階段ピラミッドウナス王のピラミッドメフの墓へご案内します。

■午後、ギザ台地へ。クフ王のピラミッドスフィンクスや○河岸神殿へご案内します。

(ギザ泊)

4日目
ギザ07:30着 ダハシュール メイドゥーム ミニヤ16:30着

■朝、ナイル河畔のピラミッド街道を南下し、ミニヤへ。途中、ダハシュール屈折ピラミッド赤ピラミッドメイドゥームの表層が崩れた真正ピラミッドピラミッド・コンプレックスを見学します。

(ミニヤ泊)

5日目
ミニヤ08:00発 ベニ・ハッサン テル・エル・アマルナ アシュート16:30着

■午前、バスにてベニ・ハッサンへ向かい、地方豪族の墓を見学します。

■午後、テル・エル・アマルナへ。●アマルナ遺跡をご覧いただき、アシュートへ。

(アシュート泊)

6日目
アシュート07:00発 アビドス デンデラ ルクソール17:00着

■朝、バスにてアビドスへ。着後、初期王国時代からオシリス信仰の中心地でもあった●セティ1世葬祭殿を訪ねます。

■その後、クレオパトラのレリーフが残るデンデラ●ハトホル神殿を見学し、ルクソールへ。

【2連泊】(ルクソール泊)

7日目
ルクソール 【ルクソール西岸】王家の谷、ネフェルタリ王妃の墓、ラムセス3世葬祭殿など
【ルクソール東岸】ルクソール博物館、ルクソール神殿

■朝、ルクソール西岸の観光へメムノンの巨像ハトシェプスト女王葬祭殿、●ラムセス3世葬祭殿、王家の谷(●ツタンカーメン王の墓)、王妃ネフェルタリの墓を見学します。

■午後、東岸の観光。ルクソール博物館ルクソール神殿へご案内します。

(ルクソール泊)

8日目
ルクソール10:00発 エドフ コモンボ アスワン17:00着

■朝、ルクソール東岸の観光へ。エジプト最大規模の遺跡カルナック神殿へご案内します。

■その後、バスにて、ナイル河畔を南下し、アスワンへ。

途中、エドフホルス神殿、コモンボのコモンボ神殿に立ち寄ります。

■アスワン着後、ホテルへチェックイン。

(アスワン泊)

9日目
アスワン08:00発 アブシンベル17:00着

■午前、○アスワン・ハイダム古代の石切り場イシス神殿へご案内します。その後、ファルーカクルーズをお楽しみください。

■午後、バスにてアブシンベルへ。

【2連泊】(アブシンベル泊)

10日目
アブシンベル
【光の奇跡鑑賞】、大神殿・小神殿の見学、湖から眺めるアブシンベル、【音と光のショー鑑賞】

■早朝、年に2回しかない、朝日が至聖所の最奥部まで差し込む、アブシンベル大神殿の光の奇跡へご案内します。その後、ホテルに戻り休憩。

■午後、●アブシンベル大神殿●小神殿を見学します。また、小型船に乗船し、通常はご覧いただけない、古代エジプトの時代と同じ角度からのアブシンベル神殿をご覧いただきます

夜、アブシンベル神殿で行なわれる音と光のショーへご案内ライトアップされた幻想的な姿も楽しみます。

(アブシンベル泊)

11日目
アブシンベル早朝発 アスワン カイロ アブ・メナ アレキサンドリア夕刻着

■早朝、バスにてアスワンヘ。(注1)

■航空機にて、カイロへ。

■着後、バスにてアレキサンドリアへ。途中、初期キリスト教の遺跡、○アブ・メナに立ち寄ります(注2)。

【2連泊】(アレキサンドリア泊)

12日目
アレキサンドリア

■午前、国立博物館カイトベイの要塞カタコンベポンペイの柱アレキサンドリア図書館をご覧いただきます。

■午後、自由行動。

(アレキサンドリア泊)

13日目
アレキサンドリア09:00発 カイロ13:00着

■午前、バスにてカイロへ戻ります。

■午後、ハンハリーリ・バザールにご案内します。

(カイロ泊)

14日目
(大エジプト博物館) カイロ21:40発

■プレ・オープンの大エジプト博物館、また、エジプト考古学博物館へご案内します(注3)。

■夜、航空機にて中東主要都市へ。

(機中泊)

15日目
中東主要都市00:05着 中東主要都市02:00発 東京19:20着

■着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夜、羽田または成田空港に到着後、解散。

※日程表の時刻は羽田空港発着のターキッシュエアラインズの利用を想定したものです。他航空会社利用の場合、発着空港、時刻および日程は異なります。

※上記日程表は10月13日発のものとなり、2月16日発はまわり方が異なります。詳細はパンフレットをご覧ください。

※エジプトの全ての遺跡は政府の指示により公開中止または観光箇所の制限などの措置が突然とられることがあります。その場合、可能な限り日程の入れ替えや代替観光で対応いたしますが、やむを得ず入場できない場合には入場料をご返金いたします。

※エジプトの世界遺産は複数から成り立つため、個別の世界遺産表記は致しておりません。

(注1)アブシンベルからアスワンへの移動は陸路での移動を予定しておりますが、国内線のスケジュールによっては、アブシンベルより空路にてカイロへ(アスワン経由となる場合もあります)移動する場合もございます。

(注2)エジプトの国内線のスケジュールは流動的な為、発着時間が変更となる場合があります。その場合、アブ・メナの観光は別の日にご案内する場合があります。

(注3)大エジプト博物館が正式オープンした場合には、考古学博物館の主な展示物がそちらに移動する予定のため、大エジプト博物館のみへご案内します。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは15日間のコースです。

出発日 旅行代金
2月16日(日)発

旅行代金:¥798,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,318,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥160,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥70,500:5月1日現在

■ビジネスクラス利用区間:東京~カイロ間の国際線往復区間に適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております
(ただし、羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円または成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加料金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000

但し付帯条件がございますので支店・営業所へお問い合わせ下さい。

 

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