デラックス・バスで巡る

トルコ・バス大周遊3000キロの旅【15日間】

  • 集合場所:成田空港
  • 出発日: 5月23日(木)
  • エコノミークラス¥598,000~ビジネスクラス¥1,078,000

旅のポイント

Point 1
快適なデラックス・バスを利用し、3000キロの道を走破。バスならではの旅情を味わう旅です。
Point 2
イズニックやサフランボル、ジュマルクズクなど通常のコースでは訪れにくい街や村も丹念に訪ねます。
Point 3
イスタンブールやサフランボルなど自由散策を楽しむ場所では旧市街まで徒歩圏内のホテルをご用意しました。

ツアープランナーより

トルコは日本の約2倍もの国土を持ち、人類最古の宗教施設からオスマン帝国の建築に至るまであらゆる時代の史跡から美しい自然景観まで各地に点在している、大変に見所が多い国です。一般的な人気の観光地をツアーで巡る際、効率よく国内線航空機を利用するのもひとつの方法。他方、ゆっくり時間をかけながらバスで周遊するのもまた魅力的です。道中、目にするトルコの風土はより旅の印象を深く濃く縁取り、3000キロを走破した達成感はバスの旅でしか味わえない醍醐味です。またバスの旅だからこそ、有名観光地ばかりではなく、注目を集めないものの、味わい深い小さな町や村に立ち寄れるのも大きなメリットです。15日間の長旅になりますが、連泊を主体にした日程を組み、移動のお疲れを軽減すべく、デラックス・バスを利用します。旅好きの方にご注目いただきたいトルコ周遊コースです。

見どころのご紹介

旧市街の中心に3連泊。イスタンブールの最旬スポットへご案内します

ローマ、ビザンチン、オスマンと3つの帝国の都だったイスタンブール。歴史遺産が溢れる古都ですが、今なお進化を続け、歴史的建造物も修復などされ、観光客をますます魅了しています。ブルーモスクは2017年から続いていた修復を終え、23年春から公開が始まりました。またイスタンブールを征服したメフメット二世が1467年に建てたトプカプ宮殿は公開されていなかったエリアも見学できるようになり、参観スペースが約2倍に広がりました。他にも近年公開された地下貯水地など、旧市街の中心(ブルーモスクまで徒歩5分ほどです)に位置するホテルに3連泊して新スポットも含めてご案内します。

修復を終え公開が始まったブルーモスク。輝きを取り戻した内装は、オスマントルコの皇帝の威光を感じさせるものです
トプカプ宮殿 新公開のハレム内部
歴代オスマントルコの皇帝が暮らしたトプカプ宮殿

宿場町として栄えた世界遺産の古都サフランボル

シルクロードの中継地であり、オスマン帝国時代の14世紀から17世紀にかけて宿場町として栄えたサフランボル。黒海沿岸から近く、昔は香料サフランの集積地であったことから「サフランの町」という意味でサフランボルと名付けられ、発展しましたが、近代化の波には取り残されてしまいました。しかしそれが奏功し、今も伝統的な木造家屋や隊商宿の跡が残っています。世界文化遺産に登録されたこの町に、2連泊してご案内します。

昔ながらの街並みが残されている旧市街。のんびり散策をお楽しみください ©Prashant Ram
昔ながらの家並みを残すサフランボル。ひしめきあうように赤屋根の家々が建ち並びます

イズニックタイルの産地イズニック

イズニックは、世界最古の手工芸品のひとつであり、オスマン帝国下で数々のモスクを彩ったタイルの産地としてよく知られています。325年にキリスト教史最初の公会議であるニカイア公会議が開かれた町としても名を刻み、数々の歴史遺産が残されています。訪れる機会は少ないのですが、オスマン帝国の最初のモスクといわれるハジュ・オズベク・モスクやイエシル・モスク、イマーレティ博物館など見どころも豊富。バスの旅ならではの訪問地です。

イズニックタイルの技法はカラフルな陶器にも
古代ローマ時代から残るレフケ門

エーゲ海に望む圧巻の世界遺産エフェソス遺跡

世界遺産のエフェソスはエーゲ海・地中海に点在する数々の古代遺跡の中でも、屈指の規模と美しさを誇る都市遺跡です。古代の世界七不思議のひとつに数えられたアルテミス神殿を擁し、ギリシャ時代からヘレニズム時代、そしてビザンチン帝国時代に重要な交易都市として発展しました。古代に世界三大図書館のひとつに数えられた図書館、半円形劇場、アルテミス神殿など、必見の遺跡が点在しています。

巨大なケルスス図書館
エフェソスの半円形の劇場 2万4000人を収容できたといわれます

ギリシャ神話ゆかりのアフロディシアス

名はそれほど知られていませんが、アフロディシアスもトルコの世界遺産のひとつであり、古代ギリシャ・ローマ時代の大きな都市のひとつでした。紀元前一世紀、ローマの将軍スッラがデルフィの神託に従い女神アフロディーテに斧と金の冠を奉納したことによって、その名がつけられました。近くに大理石の採掘所があり、大理石の輸出で大きな富を得ました。素晴らしい保存状態の遺跡をお楽しみください。

紀元前3世紀の都市遺跡が今も残るアフロディシアス

オスマン朝発祥の地、世界遺産ブルサに連泊します

バスでおよそ3000キロを走破して辿り着くのが、オスマン帝国最初の都ブルサです。イスタンブールからマルマラ海を挟んだ向かいに位置するこの古都はシルクロードの要衝として栄え、紀元前にはマケドニア王国とも交流のあった歴史の深い町です。オスマン朝の初代から第5代までのスルタン廟が残され、大帝国の第一歩を後世に伝えています。ツアー締めくくりの連泊地にふさわしい古都です。

ピンク色の外壁が印象的なウル・ジャーミー

古い町並みが今も残るジュマルクズク

ジュマルクズクはオスマン帝国時代から受け継がれる伝統的な家並みが残され、ブルサと同じくオスマン帝国発祥の地として世界遺産に登録されています。レンガと木材で築かれた色鮮やかな家々は写真映えもします。地元の人が手工芸品を売る露店やレストランが軒を連ね、ちょっとした散策が楽しい町です。

ブルサ郊外に位置するジュマルクズク。オスマン時代の趣を残す家屋が200軒以上並んでいます

移動にはデラックス・バスを利用します

座席の配列が2-1列のため、車内の通路が広くゆとりがあります。シートは革張りで上質感のあるつくりです。お手洗いも完備されています。

快適なバス旅行をお楽しみください
ゆとりのある車内の座席

ツアー日程

15日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港10:15発 イスタンブール18:00着

午前、成田空港より、ターキッシュエアラインズの直行便にてイスタンブールへ。

■着後、ホテルへ。ご宿泊は旧市街に位置する便利な立地のスラ・アヤ・ソフィアをご用意しました。

【3連泊】(イスタンブール旧市街地区泊)

2日目
イスタンブール (トプカプ宮殿) (イスタンブール考古学博物館)

午前、2022年に一部初公開されたハーレム内部を含め、トプカプ宮殿を見学。

■午後、自由行動。ご希望の方はグランドバザールへご案内します。

イスタンブール旧市街地区泊)

3日目
イスタンブール (アヤ・ソフィア寺院、ブルーモスク、地下貯水池)

本日は世界遺産旧市街地区の見どころへご案内。2020年からモスクに戻されたアヤ・ソフィア寺院、2023年に修復を終えたブルーモスク、ギリシャ・ローマ時代のコレクションが充実しているイスタンブール考古学博物館、新たに公開されたテオドシウスの地下貯水池見学します(注1)。

イスタンブール旧市街地区泊)

4日目
イスタンブール08:00発 (タイルの町イズニック) サフランボル17:30着

午前、訪れる機会の少ない古都イズニックへ。着後、イエシル・モスクイマーレティ博物館、そしてオスマン朝最古の歴史を誇るハジュ・オズベク・モスクなどの観光。

■その後、サフランボルへ。

【2連泊】(サフランボル泊)

5日目
サフランボル(トルコ有数の古い町並み散策)

午前、世界遺産サフランボル市街の観光。オスマン朝時代の古い町並みが時がとまったかのように残る旧市街の散策にご案内します。

■午後、自由行動。

(サフランボル泊)

6日目
サフランボル08:00発 (アンカラ:アナトリア文明博物館、アタチュルク廟) カッパドキア17:30着

午前、トルコの首都アンカラへ。着後、アナトリア文明博物館○アタチュルク廟の見学。その後、カッパドキアへ。

■ご宿泊は静寂の奇岩群に囲まれた「洞窟風ホテル」をご用意しました。

【2連泊】カッパドキア:洞窟風ホテル泊)

7日目
カッパドキア (要塞村ウチヒサール) (地下都市カイマクル) (絶景のローズバレー)

早朝、ご希望の方はカッパドキアの夜明けをご一緒にご覧いただきます(注2)。

■本日はカッパドキアのどころへご案内します。要塞村ウチヒサール、世界遺産ゼルベの谷の奇岩群や、暗闇の教会、地下都市カイマクルなどお楽しみください。

■夕刻、カッパドキアのなかでも絶景で知られるローズバレーへ。夕暮れの景観をお楽しみください(注2)。

カッパドキア:洞窟風ホテル泊)

8日目
カッパドキア08:30発 コンヤ12:00着 (メヴラーナ博物館、アラアッディン・モスク)

午前、アナトリアでも随一の宗教都市として発展したコンヤヘ。着後、旋舞祈祷で知られる教団ゆかりの品が展示されるメヴラーナ博物館アラアッディン・モスクなどを見学します。

(コンヤ泊)

9日目
コンヤ08:00発 パムッカレ13:30着 (ヒエラポリス遺跡) (絶景の石灰棚)

午前、美しい石灰棚と古代遺跡で知られる世界遺産パムッカレへ。

■着後、ペルガモン王国以来の聖なる都市●世界遺産ヒエラポリス遺跡の見学へ。

■夕刻、石灰棚へ。夕暮れ時のピンクに染まった景観をご覧ください(注2)。

(パムッカレ泊)

10日目
パムッカレ08:00発 (アフロディシアス遺跡) (エフェソス遺跡) イズミール17:00着

■午前、紀元前3世紀の都市遺跡●世界遺産アフロディシアスを訪れます。

■その後、エフェソスへ向かいます。

■着後、●世界遺産エフェソスの古代遺跡、および考古学博物館へ。

■見学後、イズミールへ。

(イズミール泊)

11日目
イズミール08:30発 (ベルガマ遺跡) (トロイ遺跡) チャナッカレ17:00着

■午前、ベルガマへ。着後、ロープウェイにてアクロポリスの丘へ上がり、ヘレニズム文化の集大成ともいえる●世界遺産ベルガマ遺跡を見学します。その後、木馬の伝説で知られる●世界遺産トロイ遺跡に立ち寄り、チャナッカレへ。

(チャナッカレ泊)

12日目
チャナッカレ08:30発 (オスマン時代の古い村・ジュマルクズク) ブルサ15:00着

■午前、オスマンの古都ブルサへ。着後、700年の歴史を誇るオスマンの古い村、ジュマルクズクの散策

■午後、早めにホテルへ。

【2連泊】(ブルサ泊)

13日目
ブルサ(オスマン帝国発祥の地、ブルサのんびり見学) (ウル・ジャーミー、オルハンガーズィー霊廟、ブルサ・バザール)

■終日、オスマン帝国発祥の地、世界遺産ブルサの落ち着いた佇まいの町をお楽しみください。ウル・ジャーミーオルハンガーズィー霊廟○ブルサ・バザールなど多くの見どころがあります。

(ブルサ泊)

14日目
ブルサ09:00発 イスタンブール15:50発

■午前、イスタンブール空港へ。

■午後、ターキッシュエアラインズの直行便にて帰国の途へ。

(機中泊)

15日目
成田空港08:30着

■午前、成田空港に到着。着後、解散。

(注1)アヤ・ソフィア寺院、ブルーモスクは宗教施設であり、入場者の制限をしているため、大変混みあう場合があります。状況によっては早朝を含め、観光時間を入れ替えてご案内する場合があります。

(注2)天候により、ご覧いただけない場合もございます。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは15日間のコースです。

出発日 旅行代金
5月23日(木)発

旅行代金:¥598,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,078,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥150,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥71,800:11月1日現在

■ビジネスクラス利用区間:成田〜イスタンブール間に適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の旅客取扱施設使用料3,010円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので最寄りの支店へお問い合わせください。

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