【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2021年12月20日
【帰着レポート】「別邸・松乃碧」と「リバーリトリート雅樂倶」で優雅に過ごす能登・越前の旅
2021年12月17日(金)~12月20日(月)4日間 添乗員:東京支店 山田 周
<12/17発・添乗員:東京支店 山田 周>
2つのスモールラグジュアリーホテル滞在を楽しむ能登・越前の旅に行ってまいりました。「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の1位に選ばれた和倉温泉・加賀屋に、北陸初のオールインクルーシブの「別邸・松乃碧」が誕生しました。七尾湾と能登島を一望する風光明媚な景色、海から湧き出る温泉、旬の味覚と日本一の加賀屋のおもてなしを堪能する贅沢な滞在となりました。富山県・神通川の畔に建つ「リバーリトリート雅樂俱」とともに詳しくご紹介します。
「別邸・松乃碧」で非日常空間を贅沢に楽しむ
海から湧き出る温泉で有名な和倉温泉・加賀屋は日本一有名と言っても過言ではない老舗温泉旅館です。一年中、全国からの宿泊客が途切れないほどですが、その加賀屋に、わずか30室の、より落ち着いた滞在がお楽しみいただける隠れ家的スモールラグジュアリーホテル「別邸・松乃碧」が6年前にオープンしました。館内に入ると、エントランスロビーには輪島塗りや沈金の第一人者で輪島出身の工芸作家「角偉三郎・美術館」が移転したばかりで、その素晴らしい作品の数々をゆっくりご覧いただくことができました。奥へ進むとロビーラウンジの大きな窓の向こうには、江戸時代を代表する七尾出身の絵師、長谷川等伯が屏風絵のモチーフにした松林の背後に七尾湾、能登島を一望する素晴らしい景色をご覧いただけます。ご希望のお客様は庭に出て松乃碧自慢の前田家最後の藩主の茶室「得寮庵」でお茶体験(予約制・無料)、絶景を望むロビーラウンジでティータイムなど思い思いの時間を愉しみました。明るいうちに七尾湾を望む、海の温泉を楽しんでから、夕食は旬の蟹、海の幸、能登牛など会席料理をゆっくりいただきました。





最上級の癒しの空間「リバーリトリート雅樂俱」で過ごす贅沢な時間
富山県の片田舎の神通峡にリバーリトリート雅楽俱が誕生したのは今から20年前、建物内、庭園、敷地内のいたるところにアートを取り込み、徹底的に癒しにこだわった空間を演出するスモールラグジュアリーホテルは北陸で最も話題性のあるホテルとなりました。23室の部屋はテーマごとにすべてデザインが異なります。各フロアにあるアートウォーク、テーマが決められた庭園は野外美術館となっていました。今回は雪、みぞれが降る悪天候のため屋外の散策はゆっくり楽しむことはできませんでしたが、広々としたロビーラウンジには臨場感あふれるヒーリングミュージックが流れており、ハーブティーをいただきながら目の前に広がる冬の神通峡を眺めるひとときは心から寛げる瞬間でした。夕食はホテル内のレストラン「トレゾニエ」で遊び心のある創作フレンチを召し上がっていただきました。


冬の北陸、日本海で刻一刻と変わる天候の中で雨晴海岸、新湊を訪問
冬の北陸、日本海は天候が刻一刻と変わります。雪や霙が降り、冷たい風が吹きあれていたかと思えば、いつの間にか風がやみ、青空が見えて、太陽の日差しで明るく照らされる瞬間がおとずれると、なんとも言えないほど嬉しい気持ちになります。雨晴海岸では富山湾の背後に雄大な立山連峰が聳える絶景が「日本渚百景」、「世界の最も美しい湾クラブ」でたびたび紹介されています。12月になると外気温が海水温を大幅に下回り、夜間に極限まで冷えた冷気が日中に海水に触れると毛嵐(けあらし)という蜃気楼のように霧が湯気のようにもくもくと立ち上る現象がおこります。写真家たちは12月の晴天時の早朝に毛嵐と立山連峰が出現する幻想的な風景を撮影するために雨晴海岸に集まってきます。今回は残念ながら立山連峰は姿を見せてくれませんでしたが、わずかながら毛嵐を見ることができました。


新湊では海の貴婦人として親しまれた帆船・海王丸が引退後、展示されている港から内川(運河)遊覧を楽しみました。3.4kmの運河に12のユニークなデザインの橋がかけられている内川は北陸のベニスとも呼ばれていますが、雪を抱いた立山連峰が出現したときの景色は本家ベニスを上回る絶景です。遊覧観光の終盤に海に出てから港まで戻る途中、ようやく立山連峰が姿を見せてくれた瞬間は本当に感動的でした。


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