【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年01月03日

【帰着レポート】「金沢東急ホテルに3連泊」五箇山も訪ねる 金沢ゆく年くる年

2021年12月30日(木)~2022年1月2日(日)4日間 添乗員:東京支店 下平裕史

<12/30発 添乗員:東京支店 下平裕史>

尾山神社では昇殿参拝へご案内しました。

豪雪地帯を感じた 冬の五箇山

 出発前日から降り続いた雪の影響で積雪1メートルを優に超えていた五箇山。あまりに降りすぎてしまったために想像以上の雪の五箇山を散策できました。五箇山は春夏秋冬いつ行っても様々な景色に出会える場所。冬はまるで水墨画のような景色が楽しめる場所です。残念ながら今回は、観光中も雪は止むことがなく降り続けていたため高台からの景色はお楽しみいただけませんでしたが、それでも雪が少ない地方からお越しいただいた方も多かったこともあり、この景色は忘れることはないわというお声もありました。実は五箇山は加賀藩とも関わりがある地域。加賀藩の男性の流刑地が五箇山でした。今でも一つだけですが流刑小屋が残っているそうです(今回は雪で埋まっていて見られず)。

真っ白な世界の五箇山
合掌造りの屋根から成長しつつある氷柱。この長さでもまだまだ子供です。
豪雪地帯の郵便ポスト。使えるのでしょうか……。

五箇山の民謡・こきりこ踊り

 今回はただ五箇山に訪れるだけでなく、途中合掌造りの家屋で国の重要文化財に指定されている村上家に立ち寄り五箇山民謡「こきりこ踊り」を見学しました。こきりこは五箇山の山里を中心に伝承された民謡。今回は大みそかに訪れたということもあり、特別に開けてもらったためお一人での演舞でしたが、伝統楽器「ささら」を使って「バシッ」と音を響かせながら、足を力強く踏み込みながらダイナミックに踊る様子は迫力満点でした。

村上家の外観。雪で看板も見えなくなりつつあります。
こきりこ踊りも見せてもらいました。

金沢は美術館・博物館の宝庫

 寒い北陸の冬。雪が降り積もる景観も見事ですが、幅広いジャンルの美術館や博物館があるので寒さが苦手な方でも楽しめるのが冬の金沢です。今回は国立工芸館と人気の21世紀美術館へご案内しました。国立工芸館は2020年10月にオープンした博物館。もともとは東京の千代田区にあった東京国立近代美術館工芸館から、政府関係機関の地方移転の一環として収蔵品が移転され開館しました。内部展示はもちろん、2つある建物にも注目してください。2つの建物明治期に建てられた旧陸軍第九師団司令部庁舎と旧陸軍金沢偕行社の建物です。どちらも建築当時の色に塗りなおされ美しく蘇りました。どちらも国登録有形文化財に指定されています。今回は周囲には雪があり、雪と合わせて建物の写真を撮る方も多くいらっしゃいました。

国立工芸館の外観。左は旧陸軍第九師団司令部庁、右が旧陸軍金沢偕行社
内部は特別展示でアールヌーボーに関しての展示がされていました。

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