【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年10月15日

【帰着レポート】アルペンルートと秋の北アルプス絶景の旅

2021年 10月3日発 4日間 九州支店 柴尾祐樹

<10/3発・添乗員:九州支店 柴尾 祐樹>

紅葉のシーズンにアルペンルートと北アルプスを訪ねる旅に同行いたしました。到着した松本空港から北アルプス観光の拠点である白馬村に向かい3連泊。比較的暖かいせいか、まだ紅葉には早いかと感じられましたが、標高1500ⅿを超えるあたりから紅葉の見ごろで、天気にも恵まれ彩り豊かな美しい大自然を満喫しました。自然好きの私にとっては、まさに心癒される珠玉の時間で、お客様と一緒に旅を楽しみました。

栂池では紅葉と白馬三山を楽しみながらの湿原ウォーク

朝から雲ひとつない秋晴れで、ホテルからも北アルプスの姿がはっきりと見えていました。ゴンドラとロープウェイに乗り、栂池自然園(標高約1900ⅿ)に到着です。紅葉も見頃で、白馬三山と称される白馬岳(2932m)、杓子岳(2812m)、白馬鑓ヶ岳(2903m)の姿がはっきりと見えており、ネイチャーガイドと共に木道を歩く湿原ウォークをお楽しみいただきました。栂池自然園は数万年前~数千年前に乗鞍岳の火山活動によってできたといわれています。蓄積された平らな地層が削られて穴ができ、そこに雨水が溜まってできた湿原です。厳しい寒さが続く環境なので、枯れてしまった植物は腐らず栄養となり、新たな植生を生み出しました。高地湿原という日本でも独特な自然園です。

白馬三山を望みながらウォ―キングを楽しみました
栂池までのロープウェイ

終日かけてアルペンルートへ

扇沢駅(標高1433m)からまずは電気バスにて黒部ダム建設のためにつくられた関電トンネルを通って黒部ダム駅(1470m)へ。2019年まではトロリーバスを利用していた区間で、途中、トンネル工事の難所といわれた大破砕帯や、長野・富山県境を通過しました。黒部湖到着後は、二手にわかれてダムを展望し、高さ186メートル、長さ492メートルの堰堤の上を歩いて黒部湖駅へ(1455m)。黒部湖駅からは日本唯一の全線地下を走るケーブルカーにて黒部平駅(1828ⅿ)へ。外の展望台からは眼下に黒部ダム湖、後立山連峰と立山連峰の山並みをご覧いただきました。

放水が行われていた黒部ダム
難航を極めた黒部ダム建設の歴史も展示していました
標高1828mの黒部平
黒部平からの景色

立山ロープウェイからの景観に感動

次に、立山ロープウェイにて大観峰(2316m)へ。間に支柱が1本ないワンスパン構造のロープウェイとしては日本最長を誇ります。周囲には立山連峰とまるで色鮮やかな絨毯のような美しい紅葉を眺めながら7分間の空の旅をお楽しみいただきました。大観峰到着後は、テラスから見頃を迎えた一面の紅葉と、眼下には黒部湖、黒部ダム、後立山連峰を見渡す絶景をご覧いただきました。

ロープウェイの中から
黒部平から大観峰を見上げると紅葉に覆われる山肌が
黒部湖を見下ろす
テラスから絶景を望みました

最後に、立山本峰の主峰・雄山直下を貫く立山トンネルをトロリーバスで通過し、最高地点室堂駅(2450m)へ到着。立山ホテルにて昼食をお召し上がりいただき、ご希望の方はミクリガ池の散策にご案内しました。

室堂 霊峰・立山を望む
ミクリガ池

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