【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年08月04日

【帰着レポート】越後・魚沼ガストロノミー 里山十帖宿泊の旅

2021年7月27日(火)~7月29日(木)3日間 東京支店 下平裕史

<7月27日発・添乗員:東京支店 下平裕史>

 米どころ新潟県魚沼地方に行ってまいりました。台風8号接近のニュースがあり出発前から心配しておりましたが、観光中はほとんど雨に当たらず見学することができました。里山十帖に関しては、以前の帰着後レポートで紹介しておりますので今回はまだ紹介されていない観光地を中心にレポートいたします。

荻ノ島環状かやぶき集落。右から3つ目の茅葺屋根の家屋が隈研吾氏設計の建物です
車窓からは魚沼らしい田園風景が広がっていました

今話題のフォトスポット・清津峡

 SNSにアップされた一枚の写真が話題となり、今や新潟屈指の観光スポットとなった清津峡。黒部峡谷、大杉峡谷とともに日本三大峡谷の一つとされています。海底火山の噴火活動によってできた凝灰岩が、長い年月をかけて収縮して柱状節理となった岩を清津川が削り峡谷となりました。国の天然記念物に指定されており、安全に鑑賞できるように全長750メートルのトンネルが整備されています。2018年の大地の芸術祭をきっかけにトンネルの終着点は「トンネル・オブ・ライト」という作品が作られ、峡谷の景色を水鏡で反転させた幻想的なアート空間にリニューアルされました。終着点にたどり着くと、ガイドや私にカメラを託してお客様は水鏡の奥へ。それぞれポーズをしていただき順番に写真を撮りました。終着点以外にも3か所の見晴らし所が整備されており、今から1600万年前という途方もない昔、海底火山の噴火によってできた地形がご覧いただけました。

隆起でできた山を清津川が削り谷をつくりました
トンネルの終着点が写真ポイントです
柱状節理の岩崖
近代アートもところどころに設置されています。実はこれはお手洗い。外部から中の様子はうかがい知ることはできませんが、内部からは外の景色がご覧いただけます。

まるで越後のマチュピチュ。星峠の棚田

 「この棚田は新潟だったのか」という会話で盛り上がった星峠の棚田。2009年の大河ドラマ「天地人」のオープニング映像にも使われ、記憶に残っている方も多くおりました。訪れた7月後半は5月に植えられた稲が程よく伸び、あたり一面に緑の畑が広がりました。当日は天候もよく、空の青、雲の白、稲の緑がそれぞれ太陽に輝くように反射し、この時期ならではの三色の絶景が広がっていました。その景色に、お客様から「マチュピチュのようだった」という声も出たほどでした。7月は稲の緑が見事ですが、田んぼに水が張られる春と秋の季節は「水鏡」となりまた異なる表情を見せてくれるそうです。

どこか懐かしい日本の田園風景が残る星峠の棚田
近くの荻ノ島環状きやぶき集落ではおもてなしもありました

 他にも観光スポットは多くあり、荻ノ島の茅葺屋根の環状集落には国立競技場の設計者隈研吾氏が設計した茅葺屋根の家屋があったり、新潟の偉人である石川雲蝶の彫刻美を見たりと里山十帖の宿泊だけではない南魚沼の魅力に感動しました。

 

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