【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2026年05月27日

【帰着レポート】唐招提寺「御影堂」特別参観と若草山の絶景オーベルジュ宿泊の旅

<2026年5月26日~5月27日 2日間 添乗員:大阪支店 南崎有香>

<2026年5月26日~5月27日 2日間 添乗員:大阪支店 南崎有香>

今回の旅は、奈良の歴史と自然、そして美食を存分に味わう2日間です。奈良国立博物館での特別展、若草山中腹のオーベルジュでの一夜、そして通常は年に3日間しか公開されない唐招提寺「御影堂」の特別参観と、見どころの詰まった旅となりました。

 「ANDO HOTEL 奈良若草山」

宿泊は、若草山の中腹に2020年にオープンした「ANDO HOTEL 奈良若草山」。奈良盆地を一望できるロケーションに建つこのホテルは、泊まること自体が旅の目的になり得る、そんな素敵な場所でした。チェックイン後は温泉などで疲れを癒していただき、夕食はホテル内レストラン「TERRACE 若草山」へご案内しました。眼下に広がるパノラマビューを眺めながらいただくお料理は、奈良の季節野菜をふんだんに使ったもので、オーベルジュの名にふさわしく絶品で、五感で楽しむ夕食となりました。
食後はご希望の方々と、ホテルのアクティビティ「星空ツアー」へ。ミニバスで若草山の山頂を目指しましたが、この夜は残念ながら曇り空で星空の観測は叶いませんでした。しかし、新日本三大夜景にも選ばれた奈良盆地の夜景が眼前に広がり、星が見えなくても、十分すぎるほどの感動がそこにありました。

ドライアイスからはキウイの香りがふわっと香りました
豆乳と雲丹の出汁で大和牛をしゃぶしゃぶ、なんとも贅沢で絶品です
屋上の貸切露天風呂は1回無料で利用できます
新日本三大夜景の一つ、若草山の山頂からの夜景にうっとりしました

唐招提寺「御影堂」特別参観 

5度の失敗から失明もし、苦難の末にようやく6回目の渡航で日本の地を踏まれた鑑真和上。この鑑真和上が創建した唐招提寺の「御影堂」の特別参観が、旅のハイライトでもありました。御影堂は鑑真和上の像を祀る重要な場所の一つで、通常一般公開はされておらず、1年のうち鑑真和上の命日の6月6日をはさんだ3日間のみ公開されます。今回は、弊社で特別に貸切見学をいたしました。撮影禁止のため、内部の写真はご紹介できませんが、中に入ると一斉に「うわー」と驚き、感嘆の声があがりました。

感嘆の声はもちろん、東山魁夷画伯が7カ月もの時間をかけて熟考し、およそ10年の時間をかけて完成させた障壁画の数々です。青い海を描いた「濤声(とうせい)」、「山雲(さんうん)」、そして中国の風景を描いた「揚州薫風(ようしゅうくんぷう)」、「桂林月夜(けいりんげつや)」。どの作品も、静寂の中にただならぬ気配が漂い、絵の前に立つと時間の感覚が薄れていくような、不思議な体験でした。

さらに今回は、通常の一般公開とは異なる、大変貴重な拝観が叶いました。通常、鑑真和上像のご開帳の際には目の前の襖が開かれるため、「濤声」の一部しか見ることができません。しかしこの度は、皆様のために全ての襖を閉めた状態で「濤声」を完全な姿でご覧いただき、さらに「鑑真和上像」のご開帳も叶うという、二つの感動を同時に体験できる特別な拝観となりました。お寺の方による詳しい解説もまた大変分かりやすく、鑑真和上の生涯と、その精神を受け継ぐ東山魁夷の芸術が、静かに、しかし確かに胸に響いてくる、忘れがたい時間でした。

唐招提寺「御影堂」の貸切見学へ
唐招提寺「御廟」(鑑真和上のお墓)
唐招提寺「金堂」
唐招提寺「講堂」

参観後は唐招提寺の境内をゆっくりと散策。1,200年以上の歴史を刻む伽藍の静けさの中を歩きながら、鑑真和上が命がけで守り伝えようとしたものの重さを、それぞれの胸の中で噛みしめていただけたのではないかと思います。

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