【国内】帰着しました。添乗員レポート
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2024年08月19日
【帰着レポート】セイジ・オザワ 松本フェスティバル 音楽三昧の旅
<2024年8月11日~8月12日 2日間 添乗員:東京 山口 亨>
〈8月11日発 添乗員:東京・山口 亨〉
今年2月にマエストロ小澤征爾が逝去され、創始者不在となって後の「セイジ・オザワ松本フェスティバル」が開催されました。
沖澤のどかとサイトウ・キネン・オーケストラの共演
オーケストラコンサート Aプログラム
1日目は、今年OMF主席客演指揮者に就任した沖澤のどかのコンサートです。彼女は小澤征爾自身が認めた才能ある指揮者。現在はベルリンに住み、キリル・ペトレンコに師事し研鑽を積むこれからが期待される方です。サイトウ・キネンから紡ぎ出される清らかな音色を、優美に組み立て上げた演奏は圧巻でした。また、各パートのバランスの取り方が非常に素晴らしく、「美しい音楽」の体現とはこういうものなのかと感じました。
演目 メンデルスゾーン:《夏の夜の夢》作品61より R. シュトラウス:交響詩《ドン・ファン》作品20 R. シュトラウス:《四つの最後の歌》(ソプラノ:エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー) |
アンサンブルの極みを味わう
ふれあいコンサートⅠ
2日目のふれあいコンサートは、「世界的なフェスティバルだからこそ、支えてくれる地元の方々と、もっとふれあいたい」というメンバーたちの熱意から始まりました。そして、「より多くの人に、音楽を身近に感じてもらいたい」との願いを込め、料金を抑えた公演として、始められたものです。
非常にレベルの高いアンサンブル。演奏者から発せられる音楽の量がとても多く、聴衆に語り掛けてきます。また、演奏者同士のコミュニケーションも素晴らしく、一つの音として会場中に響き渡りました。これだけ一体感のある演奏は、なかなか聞くことができないと感じずにはいられません。そして、この場にいられたことを嬉しく思いました。
演目 シューベルト:弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調《死と乙女》D810 シェーンベルク:浄められた夜 作品 4 |
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