【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2024年06月06日

【帰着レポート】アイヌの里 二風谷と知られざる日高・最果ての襟裳岬の旅

<2024年6月3日(月)~2024年6月6日(木) 添乗員:大阪支店 八百屋健太>

<2024年6月3日(月)~2024年6月6日(木) 添乗員:大阪支店 八百屋健太>

今までとは少し違う「北海道再発見の旅」に行ってきました

北海道の旅と言えば森と湖、花、そして温泉が定番ですが、今回の旅では「アイヌ文化」や紹介される機会の少ない日高地方の町々をじっくり見学。地元の人々や各方面の名士の方の協力で、普通ではなかなか聞けない話を聞いたり、美味しいものを食べたりと初夏の北海道を満喫してきました。

ファイターズの本拠地「北海道ボールパークFビレッジ」を訪問

昨年から本拠地を北広島の「エスコンフィールド北海道」に移した北海道日本ハムファイターズ、今回はこの新しい球場を訪ね、キツネダンスで一躍有名になったファイターズガールの案内でスタジアムのバックステージを見学しました。

美しい天然芝のフィールドが目に飛び込んできます
正面には自然光を取り入れる巨大なガラス壁
ファイターズガールが丁寧に説明してくれました
1塁側のベンチに座ったりフィールドを歩いたり

新ひだか町では博物館と昆布漁師さんを訪ねました

静内町と三石町が合併して誕生した「新ひだか町」は、日高山脈を背に太平洋を望む自然豊かな町です。今回は新ひだか町博物館の斉藤館長、町役場の皆様から、町の歴史や自然、そして昆布漁についてお話を伺いました。

新ひだか町の皆様が迎えてくれました
昆布漁を説明してくれた真也さん
昆布漁師の磯貝さんが実際の道具を使って昆布漁を分かりやすく説明
ツアーをコーディネートしてくれた橋本さんと昆布漁師の磯貝さん

ついにやってきました「最果ての襟裳岬!」

襟裳の春は何もない春です~♬ 森進一さんが唄い昭和49年のレコード大賞に輝いた「襟裳岬」にやって来ました。北海道の背骨と言われる「日高山脈」が徐々に標高を下げ、そのまま太平洋に沈んでゆく壮大な風景です。

日高山脈・襟裳岬は2024年中に国立公園に昇格する予定です
風の強いことで有名な襟裳岬ですがこの日は穏やかでした
作詞 岡本おさみ、作曲 吉田拓郎のコンビでレコ大を受賞
空も晴れ渡り、美しい景色を堪能しました

イザベラバードが目指した平取(びらとり)を訪ねて

幕末から明治初期にかけて英国の旅行作家イザベラ・バードは、神秘の国・日本の奥地をめざしましたが、この旅の目的地が平取のアイヌコタンだったのです。今回はイザベラバードの道を辿る会の事務局長の平村さんに詳しくお話を伺いました。

イザベラバードの道を辿る会の平村事務局長
義経北行伝説が残る「義経神社」に参拝

二風谷コタンを訪ねアイヌ文化に触れました

まずは沙流川歴史館のホールで北海道博物館の館長である石森先生の“「もう一つの日本」としての北海道”の講演を聞き、アイヌ舞踊や歌をみんなで体験、その後、二風谷アイヌ文化博物館やチセを巡り、昼食はアイヌ料理のお弁当をいただきました。

北海道博物館の石森館長の講演
アイヌの伝統舞踊や歌を体験しました
二風谷アイヌ文化博物館の充実した展示
学芸員の方が詳しく説明してくれました

日本最大、芽生(めむ)のスズランの群生地

足元に咲くスズランを愛でながらのんびり散策

幌尻岳のふもと約15ヘクタールに広がる芽生(めむ)のスズラン群生地を訪ねました。多くの人が足を踏み入れることによって絶滅の危機に瀕したすずらんを保護管理し10年の歳月をかけ自然の状態に回復させました。

ニホンスズランは小さな可憐な花を咲かせます

北海道の歴史を知る2つの博物館を札幌郊外に訪ねました

“森のちゃれんが”の愛称で親しまれている「北海道博物館」は自然・歴史・文化をテーマごとに紹介。「北海道開拓の村」は明治から昭和初期にかけて建設された北海道各地の建造物を復元再現した野外博物館です。

“森のちゃれんが”北海道博物館
学芸員の方に見どころを解説していただきました
北海道開拓の村ではガイドさんが一つ一つの建物を解説
道産子が引く馬車鉄道

北海道再発見というテーマで訪れた日高地方の旅、全国から多くのお客様にご参加いただきました。アイヌ文化を受け継ぐ方々や昆布漁師の方、役場・観光協会の職員の方、いろいろな人々の協力を得て実現した今回のツアーでしたが、本当に知らないことだらけ、とても勉強になり北海道にますます興味を持つきっかけとなる旅でした。

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