【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2025年02月10日

【帰着レポート】「山形座 瀧波」と「ホテリ・アアルト」の旅 3日間

<2025年1月27日~1月29日 3日間 添乗員:東京支店 福森 崇>

 冬の高級温泉宿での滞在を楽しむ新コース、「山形座 瀧波」と「ホテリ・アアルト」の旅より戻りました。赤湯温泉の老舗温泉宿「山形座 瀧波」は、これまでに貸切利用も含め多くのお客様にご利用いただき、お食事の評価やサービスレベルの高さから大変好評を博しています。裏磐梯の「ホテリ・アアルト」はワールド初登場の宿ですが、とても心地よい時間を過ごすことができました。今回のレポートではその「ホテリ・アアルト」を中心にご報告いたします。

グループ予約が困難な人気の温泉宿「ホテリ・アアルト」

 五色沼など風光明媚な自然景観で知られる裏磐梯。新緑や紅葉の時期は多くの観光客が訪れる東北でも人気のエリアになります。裏磐梯は温泉も湧き、楽しみには事欠きません。
 この裏磐梯で2009年に開業、全17室と限られた客室で主に国内外の個人客に人気の宿が「ホテリ・アアルト」です。ホテリはフィンランド語で「ホテル」、アアルトは「波」の意味があり、自然とともに暮らす北欧と似た文化を持つ裏磐梯で共通の想いをつなげたい、という発想から名付けたのだそう。木の温もりが優しく感じられる造りが素晴らしいという第一印象を持った宿でした。

夕刻のホテリ・アアルト外観。今年は周辺も多くの雪が積もっていました

 実際にこのホテルに滞在してみて良かったことのひとつは、基本ドリンクはインクルーシブだったこと。11:00~17:00までは湖畔の景色を眺めながらラウンジにてフリードリンクサービスがあり、15:00~22:00まではロビーにて「夕暮れのドリンクサービス」もあり、ゆっくり寛ぎながらお過ごしいただけるサービスでした。コーヒーやジュースなどのソフトドリンクだけではなく、ビールやワイン、シャンパンなどもありました。さらに嬉しいことに、温泉から出たところには湯上り用のドリンクも用意されていて、ホテル側の細かな気配りが感じられました。ちなみに各客室にもビールも含むお水、お茶、ジュースなどが冷蔵庫に用意されており、もちろん無料です。

別館ラウンジ、17時までアルコール含むフリードリンクの嬉しいサービス
本館温泉を出たところで用意された湯上がりドリンク

東北各地のこだわりの食材を使用した「お箸で食べるジャパニーズフレンチ」の夕食

 15時半過ぎにチェックインし、温泉に浸かったりゆっくりお過ごしいただいた後の夕食でした。皆様よりひと足早くテーブル確認でダイニングに入ると中央には大きな暖炉があり、実際に火も焚かれていました。寒い冬にはこの上ない暖かさで、夕食も俄然楽しみに思いました。
 お客様が着席し、テーブルにはメニューが用意され、ここに「お箸で食べるジャパニーズフレンチ」書かれていました。一皿ずつ提供され、スタッフから使われている食材と産地の説明を聞いたのですが、食べてみると量も含めてどれも満足のゆくものでした。約2時間があっという間の楽しい食事になりました。

暖炉に火も焚かれたダイニング
実際にいただいた夕食のメニュー。ほとんどがこだわりの東北産の食材です
青森大蒜 バゲット パプリカの健美スープ
大玉村國分農場 大地を駆ける県産牛ロースのグリエ

 支配人に色々聞いてみたところ、個人のお客様で特にリピーターが多く、限られた客室数であることから基本はグループでの予約は受けていないとのこと。但し、1月後半から2月いっぱいは比較的空いていることから、この時期に貸切に近い一定数の客室数を利用する場合には受けられるとのことで、今回の宿泊もこのグループのお客様だけの貸切のような形になりました。北陸から東北地方は特に雪の多い今冬ですが、幸い宿泊した日は天気に恵まれ、雪景色も綺麗に楽しむことができました。
 限られた時期にはなるかもしれませんが、また来年もぜひご紹介したい宿での滞在となりました。どうぞお楽しみに!

 最後に「山形座 瀧波」にも触れておきたいと思います。ホテリ・アアルトとは打って変わって伝統の日本家屋の建物が印象的な宿です。各客室に温泉もあり、食事はライブキッチンでスタッフとの会話も楽しみながらのお食事になり、お客様も一様にご満足いただいたご様子でした。スタッフの細やかな心配りが嬉しい滞在は秀逸です。

赤湯温泉の老舗温泉宿「山形座 瀧波」のロビー。築350年の庄屋の曲がり屋を改装した建物は趣たっぷりです

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