【国内】帰着しました。添乗員レポート
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2023年09月05日
【帰着レポート】能登の熱狂 輪島大祭の旅
<2023年8月23日(水)~8月25日(金)3日間 添乗員:大阪支店 長谷栄作>
2023年8月23日(水)~8月25日(金)3日間 添乗員:大阪支店 長谷栄作
4年ぶりに再開。能登の輪島で開催された祭りを観賞する旅にご案内しました。
「輪島大祭」とは、輪島市中心部の4つの地区で行う夏祭りの総称で、今回はハイライトでもある「重蔵神社の祭礼」と「住吉神社の祭礼」を見学しました。
ホテルの真後ろがメイン会場です。約11ⅿの巨大松明が前日に設営されました。
大松明にご注目下さい。最上部が笠のような形をしていて、「くじきり縄」と呼ぶ縄を取りつけ、その縄を囲むように3本の御幣が刺さっています。燃え盛る松明の周りを神輿が3周し、松明が倒されると、この御幣をめぐり激しい奪い合いが繰り広げられます。
「キリコ」と呼ばれる大きな奉燈(御神灯)を神輿のお供に担ぎ出し、穢れと禊を行う為に威勢のいい掛け声とともにまちを練り歩き乱舞するお祭りです。総漆塗りの豪華なキリコが巡行するのは、輪島ならでは。この間、市内はむせかえるような熱気に包まれます。
2日目の重蔵神社の祭礼では、今回12台のキリコが勢ぞろいしました。蒔絵や美しい装飾が施された提灯は、キリコの明かりに照らされいっそう美しく幻想的でもありました。
素朴な「笹キリコ」の行列
住吉神社の祭礼では輪島川の三角州で松明神事を行います。三角州へ向かう途中、橋の上をキリコが一気に走り出す姿は豪快そのもの。神のしもべである天狗や般若の面をつけた打ち手が激しく打ち鳴らす「御神事太鼓」が神輿を先導し、4~5mの竹の先に燈籠をつけた「笹キリコ」がお供をします。
もう一つの大祭 素朴な「笹キリコ」も登場です
3日目の住吉神社の祭礼では、天狗や般若の面をつけた打ち手が激しく打ち鳴らす「御神事太鼓」が神輿を先導し、4~5mの竹の先に燈籠をつけた「笹キリコ」がお供をします。ここでも松明に火を放ち、松明の天燈会場まで練り歩きます。昨日と異なり住宅地が隣接していることから、歓声も熱気も肌感覚で触れられてまさに文字通り「能登の熱狂」が伝わってきました。
人々の熱き想いが輪島の町にひびきわたる
この住吉神社神社の周辺は昔ながらの住宅です。神社前では各町内から参列したキリコが巡行しますが、少しでも広いスペースがあると、右に左に全力で旋回します。桟敷席が完備されているわけではありませんので、まさに手の届くところで人々の祭りにかけた想いと情熱が息遣いとともに感じられました。観光向けの祭りとは違い、本当にこの地に住む人々のための祭りなんだなあと大変印象深い旅になりました。
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