【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年02月12日

【帰着レポート】日本海の空に輝く星々と能登半島の旅

2021年2月10日~2月12日 3日間 添乗員:東京支店 相澤満弘

<2/10発・添乗員 相澤 満弘>

冬の能登半島を訪ねて参りました。1月には北陸の各地で記録的大雪を観測し、天候の心配がありましたが、訪ねてみると例年ほどの寒さはなく比較的過ごしやすかったです。 日本海に面した休暇村「能登半島千里浜」にて星空を鑑賞する予定は、厚い雲がかかり断念しましたが、冬ならではの海の幸を各地で味わいました。

日本海沿いまで連なる千枚田

日本海の食、眺め、千枚田のイルミネーションを満喫

旅のハイライトは星空でしたが、3日間の旅は充実していました。北陸新幹線で東京から2時間少しで金沢へ。金沢から日本海沿いを北上して、千里浜と輪島を訪ねました。

歴史ある街道の散策や「輪島塗」など伝統工芸に触れる観光プログラム、冬ならではというところでは白米千枚田のイルミネーションも格別でした。もちろん、美味しい日本海の海の幸にも舌鼓を打ちました。

千里浜の鰤しゃぶ会席
穴水で味わった旬の焼きかき

各地で日本海を眺める旅でしたが、日によってもその様子は大きく異なりました。荒天で寄せる波が荒々しくなったかと思えば、1時間後には晴れ晴れとしたブルーに一変して。どちらの宿も日本海が見える立地だったので、観光中もホテル滞在中も、朝夕の変わりゆく日本海の眺めを楽しみました。

輪島のレストランからの輝く日本海
天領黒島の日本海を望む旧邸宅

その日本海の景色で最も印象に残ったのが、白米千枚田での眺めです。白米千枚田は、輪島の中心地からドライブで20分の距離にある日本海に面した絶景の棚田です。棚田が日本海間際まで連なる様が圧巻で、あぜ道のすぐ近くまで遊歩道が整備されています。冬の期間限定で棚田のあぜ道に配された25000ものLEDライト(ペットボタルと呼ばれています)が輝くイルミネーションがありますが、灯りの灯る前の夕刻から棚田を眺めていました。

日が沈み暗がりになる中、LEDライトがひとつひとつ灯りだします。一斉に点灯されるのではなく、蛍の光が灯るような淡く優しい光です。

波の音を聞きながら散策し、ひとつずつ煌めきだす灯りを眺めて散策した後は、展望台から25000の光のイルミネーションを眺めました。ピンク、グリーン、ゴールドと15分おきに色が変化してゆき、幸いにも寒さはそれほどでもなく飽きることなく楽しめました。

日の入りとともに次第にライトが灯り出す
色を変える千枚田のイルミネーション

休暇村で過ごす1日

能登半島の観光で有名な輪島と金沢のちょうど中継地点に位置する、日本海に面した千里浜の休暇村に宿泊しました。

その敷地内には天体観測ができる天文台「シリウス」があり、天候が良ければ「天体観測会」が楽しめます。個人旅行では訪れる機会の少ない場所で、宿泊施設としても快適な休館村ですが、その地の自然風土を楽しむことをコンセプトにしており、歩いてすぐの釜屋海岸や松林までの「散歩会」も実施しています。

今回は悪天候により天体観測はご案内できませんでしたが、3時台にチェックインして翌日の出発までもゆっくりと、日本海の眺め、旬の食、朝の散策など、思い思いの1日を過ごしました。

休暇村が所有する天文台「シリウス」
朝の散歩会に参加しました
休暇村 能登千里浜の客室

冬の能登半島の丘陵や日本海の眺め、あまり知られていない風情ある町並みもよかったですが、現地の人々の歓迎ムード、おもてなしの心は嬉しいものでした。市場を訪ねても「寄って行って、見て行って」と地元の言葉ではつらつとして声をかけてくれ、新型コロナの影響で普段の人との交流がどうしても薄まる中では、とても心温まりました。

四季折々の見どころがありますので、ぜひ皆様も能登半島へお出かけください。

輪島朝市にて
中能登町には明治期の建築が残ります

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