【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年06月06日

【帰着レポート】桜咲く春の松前と函館赤レンガに泊まる旅 3日間

2022年4月27日(水)~4月29日(金) 添乗員:札幌営業所 真島 智

札幌営業所としてはおかげさまで2年連続で催行した人気の旅。今年も道民の皆様だけではなく全国からのお客様もご参加いただき、北海道にいち早く訪れる桜を道南にてお楽しみいただきました。咲き具合は文句なしの満開。松前の老舗の宿と、函館赤レンガを改築し昨年オープンしたユニークな宿、という2つの趣が異なる宿泊も味わっていただきました。その様子を簡略ではございますがご紹介いたします。

最北の城下町、北海道有数の桜の名所、松前

江戸時代に北海道で唯一、幕藩が置かれた松前は北前船やアイヌとの交易による栄華を、藩屋敷や寺町、天守内の資料館等で感じていただけます。本州より移り住んだ人々が持ち込み大事に育てられてきた桜は町内で250種1万本を数えますが、松前を代表する品種は「南殿(なでん)」。ソメイヨシノよりもしっかりと強い色合いで、300年前に植えられた古木の「血脈桜(けちみゃくざくら)」も今年は頑張って花を咲かせていました。松前では早咲、中咲、遅咲と、4月下旬から5月下旬まで約1か月に渡って桜を楽しめますので他の時期に訪れてみるのも良いかもしれません。また、桜はなくとも、北海道内で独特な歴史を誇りますので、弊社では初夏以降も続々と松前を訪れる旅の出発を予定しています。

松前を代表する品種・南殿

女将が最前線でおもてなし 温泉旅館矢野

当旅館の魅力の1つは、藩政時代の藩主の祝宴のメニューを再現した藩主料理。アワビご飯、クジラ汁、女将手製の松前漬け、等を当時のお椀をイメージし提供していただけます。当日は松前漁港にマグロがあいにく揚がらなかったのですが、津軽海峡の向こう側からわざわざ私共のために新鮮なマグロを女将がギリギリ間に合わせて仕入れてくださったとのことでした。その女将は、北海道のおもてなし業界を引っ張り、地元メディアでの露出も多い、工藤夏子さん。今年も夕食時のメニューを1品ずつ、思いを込めて紹介くださりました。翌朝には調理着姿でお忙しそうにされていましたが、ご丁寧にお見送りくださりました。松前の桜を楽しむなら松前城に最も近い矢野旅館に宿泊し、夜桜ライトアップもお楽しみいただきたいものです。

藩主料理
ライトアップされた夜桜と松前城

歴史ある人気の函館赤レンガが高級ホテルに

北海道で唯一の重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)の一部である函館の金森赤レンガ倉庫群の一角を改築し、昨年にオープンしたばかりの「NIPPONIA函館 港町」にご宿泊いただきました。外観は歴史を感じる倉庫にしか見えませんが内部はモダンな客室設備が整い、道南の食材を使用したフレンチのディナーをお召し上がりいただきました。函館らしい港町の風景と潮風に最も近い場所でのひと時を味わっていただきました。

NIPPONIA函館 港町の外観
客室内

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