【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2020年12月25日
大津百町・長期滞在の旅⑨宇治と伏見歴史散歩
2020年12月9日 添乗員:東京支店 萩原雄太
大津から車で40分ほどと彦根や近江八幡など琵琶湖周辺の町々よりも近い宇治・伏見。琵琶湖から流れる瀬田川が宇治川となり、源氏物語の舞台を流れる宇治は、とても美しいです。そんな宇治では、荒廃した中世に生まれた末法思想から造られた、平等院を見学。池に浮かぶ平等院は、極楽浄土を表すといいます。2014年まで行われた修復作業は、特に瓦に力を入れて行われたそうですが、5万2000枚の瓦のうち、約3パーセントに当たる1560枚が平安時代のものだと判明し、現在は阿弥陀堂の屋根に平安時代のものだけわかりやすく集めているので、1000年の歴史をそういった部分からも感じることができます。またこの時期はまだ境内の葉が色づいており、紅葉の平等院を楽しむことができ、写真映えもばっちりでした。



宇治とともに訪れた伏見では、幕末の時代を感じる散策へ。伏見と言うと、恐らく伏見稲荷が最初に思い浮かぶ方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。そして伏見の町自体はあまり知られていないかもしれませんが、酒蔵が残る町の雰囲気や港町の面影など歴史的景観が残り、ぜひ散策をお勧めしたいです。伏見は水が綺麗なことでも知られているので、創業350年を誇る月桂冠をはじめ、多くの酒蔵が今でも町に点在しています。
そんな酒蔵を川から見ることができる十石舟は、坂本龍馬が生きた時代、まだ宇治川に面する港町として栄えていた当時の様子を彷彿とさせてくれます。そして何より、竜馬が定宿としていた寺田屋が残ることも、訪れるべき理由の最たるものかもしれません。1866年に龍馬が襲撃され、応戦した際の刀傷や実際の龍馬の部屋が残っていて、とても臨場感があります。「こんなに狭い部屋だったから、敵が刀を振れなかったのか」とお客様がおっしゃられていたのが印象的でした。寺田屋の脇には龍馬通りもあり、当時に思いを馳せて町を歩いてみるのも趣があるのではないでしょうか。



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