【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート

2020年12月25日

大津百町・長期滞在の旅⑥彦根と長浜

2020年12月9日 添乗員:東京支店 萩原雄太

彦根

琵琶湖の東岸に位置する彦根。歴史がたっぷり詰まった琵琶湖ですが、戦国時代の史跡をここまでしっかりと残すのは恐らく彦根が一番でしょう。それは、全国にたった12か所しか現存しない、江戸時代から残る天守閣がある彦根城を訪ねると良くお判りいただけます。

いざ彦根城を攻め落としに出陣

いざ城を訪れると、まず当時の階段に驚かされます。攻めづらいように、不揃いの石を集めて造られているので、上るのも一苦労。彦根城を攻め落とす武将になり切って、ガイドさんの説明を受けながら、当時はどうやって城を守ったのか、などそのまま残されているからこそ、とても臨場感がありました。徳川四天王の一人、井伊直正の命で建設された城は、本丸までの階段から天守閣に至るまで隠し扉や落とし橋など見所満載でした。

ようやく本丸到着
12月でも葉は色づいていました
彦根城には珍しい二季桜が植えられていて、12月に一度咲きます
玄宮園から彦根城を望みました

長浜

彦根と同様に歴史を感じさせてくれるのが長浜です。秀吉によって建てられた長浜城は取り壊されていますが、昭和になって当時の資料を基に復元されたお城が現在は歴史博物館となっていて、その外観は当時の雰囲気が漂います。

町の中は、戦国時代の面影は少ないですが、それでも明治時代の風情感じる家並みが残っています。一時は鐘紡や三菱樹脂の工場があり、明治時代に工業で発展しましたが、その後、工場は取り壊されて昭和になって町は衰退。そんな危機を救った建物が現在の黒壁スクエアです。1988年に黒壁一号館が建てられたのを皮切りに、現在は二九号館まで建てられており、ガラス細工やおしゃれな雑貨、お菓子のお店など様々な店舗が入って賑わい、今では年間200万人の人が訪れるほどになったそうです。また、黒壁スクエア沿いにはかつての北国街道も通り、宿場町としての長浜も感じることができます。

長浜の街並みをぶらぶら散策

お時間があれば、昔ながらの今昔が混じる通りを歩きながら、町一番のお寺、大通寺もぜひ訪ねてください。正門である山門も、その迫力ある建築が素晴らしいのですが、ここには台所門(長浜城時代は追手門)が残り、数少ない長浜城の遺構をご覧いただくことができます。お疲れの際には、大津が本店のお洒落な和菓子屋さん叶匠寿庵でゆっくりカフェタイムをとってみてはいかがでしょうか。

ゆったりカフェで寛ぐのもいいかもしれません
大通寺の山門は県内最大規模です

 戦国時代の彦根と明治の香りを残す長浜、ぜひ一緒に訪ねてみてください。

この記事に関するキーワード

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
藤沢
0466-27-0111