【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2022年03月30日
【帰着レポート】花咲く「モネの庭」とオーベルジュ土佐山の旅
<3/22発・添乗員:東京支店 笹島 侑弥>
長い眠りから覚めた動植物が動き出す春暖の候、四国・高知の春の庭園と自然豊かなオーベルジュ滞在を楽しむ旅に、添乗員として同行させていただきました。フランス・ジヴェルニーのお墨付きである「モネの庭」や、日本のオーベルジュの草分け的存在としても知られる「オーベルジュ土佐山」、そのほかにも見どころの多い高知県東部を2泊3日の行程で巡る素敵な旅になりました。今回はそんな高知の旅の様子をレポートします。

四国を代表する2つの庭園を訪れます
高知県北川村にある「モネの庭」はモネがこよなく愛したフランス・ジヴェルニーの庭をモデルに創られた庭園で、世界で唯一「モネの庭」を名乗ることが認められています。
春にはチューリップ、やがて藤、バラ、初夏にはモネが数々の作品に描いた睡蓮が咲き、まるで絵の中に飛び込んだような情景が広がります。彼がルノワールと旅した北イタリアの風景を再現した「ボルディゲラの庭」も必見です。


一方の「高知県立牧野植物園」は、近代日本の植物史発展に寄与した牧野富太郎を顕彰する施設であり、植物を愛でるだけでなく学ぶ場所でもあります。今回は1時間ほどかけて、園のスタッフに季節の植物の解説をしていただきました。牧野富太郎は来春に放送決定したNHK連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルでもあり、その来歴や活躍が注目されている人でもあります。




オーベルジュ土佐山では松本料理長の手掛ける和風創作料理を堪能
開業から24年目を迎えるオーベルジュ土佐山。創業以来、洗練されたサービスとお食事が人気の理由です。夕食は東京・新橋の料亭「金田中」で修業を積まれた松本料理長が作る和風創作料理。分厚いカツオの切り身と自家製ポン酢がマッチした前菜から、メインの土佐黒毛和牛の藁焼き、そして高知の地鶏「土佐ジロー」の卵かけごはんまで、余すことなく高知の食材を楽しみました。


昼食も高知の料亭で。文化・歴史も味わいます
2日目の室戸では料亭「花月」にてキンメダイ料理をいただきました。深海に棲息するキンメダイは海岸から急に落ち込んだ海底地形が特徴的な室戸では港と漁場が近く、新鮮で栄養豊富なキンメダイが水揚げされています。今回は鮮度を活かしたしゃぶしゃぶとお刺身でいただきました。
そして最後のご昼食は高知市街地の老舗料亭「得月楼」にて。宮尾登美子の小説「陽暉楼(ようきろう)」の舞台となった料亭で、館内各所に、小説の元となった逸話が残ります。お酒を盗みたくなるほど美味しいと言われるカツオの内臓を使った珍味「酒盗」や、スライスにんにくと一緒に粗塩で食べる「カツオの藁焼き」など、まさしくここでしか味わえない料亭の味に舌鼓を打ちました。


カツオやキンメダイをはじめとした海の幸から、春の山菜や野菜といった山の幸、そして柚子や土佐文旦といった柑橘類など、食材は何をとっても一級品ばかりの高知です。これから初夏にかけてはまた違う花々が庭園を彩りますので、ぜひお出かけください。
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