【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート

2020年09月15日

古代ロマンの架け橋 壱岐・対馬の旅

2020年9月14日~9月17日 4日間 添乗員:東京支店 松本岳

国境の島「対馬」と、歴史の島「壱岐」に4日間で行って参りました。10月も同ツアーにて私が添乗予定ですので、今回は「対馬」を、次回は「壱岐」をご紹介したいと思います。

 知られざる国境の島、対馬へ

日本を隅々までご旅行された方も、この対馬という島に訪れたことがある方は少ないのではないでしょうか。

対馬は長崎県の一部で、福岡から約138キロ、韓国までは約50キロの場所に位置する国境の島です。博多港からジェットフォイルにて移動し、3時間弱で到着しました。

博多港からジェットフォイルで対馬へ

自然豊かな上対馬をゆく

対馬は大きく「上対馬」と「下対馬」に分かれています。2日目には上対馬を巡りました。

島の89パーセントを山地で占めている自然豊かな対馬ですが、とくにそれを感じさせたのが上対馬。この日に訪れた韓国展望台は、気候によって韓国の釜山まで見渡せる展望台です。天候に恵まれたため期待しながら訪れたのですが、空気が若干濁っていたために残念ながら釜山までは見えませんでした。しかしながら、美しい海と空は大変美しく望むことができました。

烏帽子岳展望台は、360度対馬を見渡せる展望台。添乗員として世界各国の絶景を見て回りましたが、その中で強く印象に残る、素晴らしい景色でした。また海の上に鳥居が建ち、本殿の裏に巨木が林立する和多都美神社は神秘的な趣でした。

烏帽子岳展望台から、島々が浮かぶ絶景をご覧いただくことができました
韓国展望台からは釜山が見えることも
干潮時の和多都美神社

大切に守られた文化が眠る下対馬

3日目の午前中は下対馬を巡りました。

前日に訪れた上対馬は自然が豊かなイメージでしたが、下対馬には昔から大切にされている文化が根付いている印象を受けました。 この地域独特の厚い石版を屋根にした「椎根の石屋根」は、保存状態はとてもよく、昔からここで生活をしている人たちが今でも自分たちの文化を大切にしているのだと感じました。

「椎根の石屋根」は昔ながらの伝統建築

また、港の近くにある対馬藩、宗家のお寺である万松院の本堂は大変素晴らしい木造の建築で、この本堂の裏にある階段を上ると、大切に守られている宗家のお墓がいくつも残っていました。

万松院の本殿にお邪魔しました
本殿の裏には立派な宗家のお墓が

グルメも旅の楽しみ

360度海に囲まれている対馬は、もちろんのこと海の幸が抜群においしく、お刺身などは新鮮で絶品でした。また、対馬はアナゴでも有名な島です。その特徴は肉厚で大きく味がしっかりしていること。豊かな海流がアナゴに栄養を与えるようです。

また、朝鮮半島と近い立地にあるため韓国料理の影響も受けており、その代表格である「とんちゃん」と呼ばれる味付けされた豚肉料理や、「ろくべえ」と呼ばれるサツマイモの澱粉から練られた麺を使ったお鍋もお召し上がりいただきました。

名物のアナゴ料理は肉厚で迫力満点
対馬の郷土料理「ろくべえ」

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