【国内】帰着しました。添乗員レポート
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2020年09月17日
女性限定 山形・姥湯温泉「桝形屋」の旅
2020年9月7日~9月9日 3日間 添乗員:東京支店 松本 育美
好評のシリーズ、一軒宿を貸し切ってご案内する女性限定の秘湯の旅。
9月初旬に、山形の姥湯温泉へお客様をお連れいたしました。
蔵王から山奥へ分け入り、姥湯温泉へ
初日の宿泊は蔵王。好天のなか、蔵王の観光名所、火口湖のお釜をご覧いただきました。2日目にいよいよ姥湯温泉へ。
姥湯温泉へ行く途中、忠臣蔵で活躍した赤穂藩の家臣のひとりである大野九郎兵衛が切腹をした地や、滑川温泉を通りながらどんどん山奥へ。滑川温泉との分かれ道を過ぎると、姥湯温泉へと続く一本道がさらに続きます。
車を乗り換えてから約1時間、ようやく吾妻連峰の北側に建つ標高1300メートルの姥湯温泉の入り口に足を踏み入れました。
車を降りて、吊り橋を渡って坂を登り、ようやく姥湯温泉桝形屋に到着しました。荷物は荷物専用のロープウェイで運ばれました。
個人で車を運転して辿り着くには、ちょっと難しい、まさしく秘湯の趣を感じられる場所です。
館内の説明を受けた後、ご夕食までゆっくりと温泉をお楽しみいただきました。姥湯温泉の泉質は単純硫黄泉で随時51度程度の温泉が湧いています。岩壁から湧き出る温泉は6口あるそうですが、そのうちの最も良質なところから1本を引き込んでいるそうです。
露天風呂では岩や地形をそのまま利用した野天風呂は全部で3カ所あり、いちばん手前が瑠璃の湯。その先の橋を渡ると真ん中の薬師の湯があり、最奥の川に近い場所にダイナミックなパノラマが広がる山姥の湯がありました。
そこから見える岩壁、辺り一面には人工物が何もない静かな温泉は本当に秘湯感満載でした。何よりも今回は女性限定での貸し切りの旅でしたので、すべての湯をいつでも気兼ねなく利用することができたことに本当にお喜びいただけました。
手の込んだ食事を味わい、また貸し切りの温泉へ
夕食は米沢牛のしゃぶしゃぶをはじめ鯉の甘露煮、山形名物の芋煮など山の幸を使用した山形の郷土料理の数々が並びました。食事はすべて心のこもった手作りで、どれもこれもおいしかったですが、とくに鯉の甘露煮は好評でした。
翌朝も日の出から入湯できましたので、皆様、早朝から温泉へ。 朝食も、手の込んだおいしい朝食をいただきました。自家製の梅干しやお漬物もとても好評でした。朝食後にも温泉に入られた方がいらっしゃいました。
女性限定で気兼ねなく温泉を楽しみ、清々しい空気のなかでマスクを外して野天風呂に入りながらのひととき。コロナを忘れてのんびりと過ごすことができるのも、人のいない秘湯の貸し切り企画ならではだと思います。コロナ禍の今だからこそ通常の2倍どころか10倍お楽しみいただけました。
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