【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2020年10月09日

信州の自然美と松本滞在の旅

2020年9月28日~10月2日 5日間 添乗員:東京支店 池田 昂陽

上高地のシンボル「河童橋」と穂高連峰、梓川の絶景

長野県の松本に4連泊し、松本の町を拠点に信州の大自然を満喫してきました。信州の魅力は何といってもアルプスの山々に代表される大自然です。今回のツアーでは4つの美しい自然景観を楽しみました。

白馬岩岳の絶景テラス「ハクバマウンテンハーバー」

白馬の山岳風景を間近に楽しめる絶景スポットへは、ゴンドラに乗って約8分。標高1289メートルの白馬岩岳の山頂に到着すると、雄大な景色が広がります。「ハクバマウンテンハーバー」は2018年秋にオープンしたばかりの新しい絶景スポット。ゴンドラを降りて歩くこと約5分、展望テラスが姿を見せ、テラスからは白馬三岳(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)を正面に眺めることができます。訪れた日はあいにく、山々は雲に隠れていましたが、雲の流れによって、時折山の一部がその姿を見せてくれたりして、飽きることなく眺めることができました。そしてテラスの開放的な空気と雄大な大自然に皆様、癒されているようでした。

10月中旬以降は三段紅葉が期待できるスポットですし、冬には雪化粧をまとった山々をはじめとした白銀の世界がご覧いただけますので、また季節を変えて訪れたい場所です。

大自然を間近に感じられる絶景テラス
雄大な山々を見ながらの気持ちの良い散策に
眼下に町が広がる絶景ポイントにはベンチが設置されています

天候に恵まれ、穂高連峰と梓川の景観を楽しんだ上高地

終日自由行動日には上高地へとご案内しました。この日はこれ以上ないほどの秋晴れで、標高約1500メートルの上高地でも暖かく、気持ちの良い気候の中、散策を楽しみました。

到着したバスターミナルから歩くこと5分、上高地のシンボルである「河童橋」の姿が見えてきました。木造のつり橋とそこを流れる透明度の高い梓川、そして背後にそびえる雄大な穂高連峰と、ガイドブック並みの風景をご覧いただくことができました。いつもは大変な混雑の河童橋周辺ですが、この日は観光客の姿も少なく、のんびりと過ごすことができました。あまりの美しさに気づけば30分近くもこの場所で写真撮影などを楽しんでいました。

散策路も混雑なく、のんびり歩くことができました

ご自身の体力に合わせて散策をお楽しみいただきましたが、どの散策路も混雑はなく、時折、他の方とは距離を取ってマスクを外し、新鮮な空気を吸いながら歩きました。心身ともに癒された上高地への日帰り旅でした。

日本三大苔の森「白駒池」へ

長野県と山梨県にまたがる、信州を代表する山「八ヶ岳」。長野県側の北八ヶ岳一帯に広がる八千穂高原には原生林が広がる「苔の森」があります。樹齢数百年の原生林と400種類以上もあるという苔が広がる森の散策を楽しみました。

少しずつ木々が色づき始めた白駒池

松本からバスで茅野市を抜け、日本で2番目に標高の高い国道299号線の山道をバスで進むと、最高地点の麦草峠(標高2120メートル)の看板が現れます。麦草峠を越えてすぐ、白駒池への散策路の駐車場に到着。ここから原生林の散策をスタート。周囲に広がる苔の森を眺めながら、整備された木道と一部砂利道の散策道を15分ほど歩くと、茂みの先に湖の姿が見えました。ここは標高2115メートル地点で、白駒池は標高2000メートル以上の高地にある湖としては日本一の広さを誇ります。

風がなかったため、水面に移る周辺の木々が美しく、高地ということもあり、色づき始めている木々もあり、秋の訪れを感じさせてくれました。池の周りを1周しましたが、しばらく歩くと、これまでよりも一層濃く苔が広がる「もののけの森」を通過しました。

その名の通り、まるでジブリ映画の世界に飛び込んだような世界が広がっていました。たっぷり1時間半ほどかけて苔の広がる原生林を楽しみました。

ジブリの世界に飛び込んだような光景が広がる苔の森

「御射鹿池」でまるで名画の世界を味わう

画面の美しさを競うテレビの世界でそのコマーシャルに採用される景色は見る人々を魅了します。そんなテレビCMに採用されて一躍有名となったのが北八ヶ岳の麓、標高1500メートルにある「御射鹿池」です。画家・東山魁夷の作品『緑響く』の舞台となった池でもあり、湖面が周囲の情景を鏡のように映す様がとても美しい場所です。

バスで山道を進むと現れる御射鹿池。訪れる観光客が増えたことから、池の周辺の整備が進み、大型バスも停められる駐車場もできています。バスを降り、道路を渡るとすぐ目の前には御射鹿池が広がっていますので、どなたでも容易に訪れることのできる絶景スポットです。運よく風が吹いていなかったため、水面が鏡のように木々の姿を映してとても美しい風景をご覧いただくことができました。静かに水面を眺め、名画の世界に浸った幸せなひと時でした。

名画の世界が目の前に広がる「御射鹿池」。光の当たり具合で印象が変わります

松本の美食も満喫 ルレ・エ・シャトー加盟のレストランで優雅なディナー

ツアー最終日のご夕食は、松本を代表するフレンチレストラン「ヒカリヤ ニシ」にて。明治時代に建てられた立派な蔵屋敷はかつて「光屋(ひかるや)」と呼ばれていたそうで、今ではリノベーションされ、「ヒカリヤ」として生まれ変わりました。

野菜中心の自然派フレンチレストランはルレ・エ・シャトーに加盟しており、県外からも多くのお客様がやってくる人気のレストランです。自家農園で栽培しているカボチャのスープや、臭みも一切なく、あっさりとした脂身を持つラム肉など、厳選食材を駆使した、目にも美しいフルコースを堪能していただきました。

明治時代の蔵を改装した店内も素敵な空間
目にも美しいフルコースディナーを堪能しました

信州の自然に癒され、美食に舌鼓を打つ、素敵な5日間の松本滞在の旅でした。

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