【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2020年09月17日
軽井沢万平ホテルに泊まる 清里高原と軽井沢の旅
2020年9月7日~9月10日 4日間 添乗員:東京支店 鈴木 洋

軽井沢は浅間山麓にあり、標高は約1000メートル。また清里高原は八ヶ岳の東部に位置し、標高約1450メートル。ともに高原地帯にあり、爽やかで清々しい気候の中でお過ごしいただきました(滞在中の平均気温は14〜22度)。
台風10号の影響もあって、雨に降られる場面もありましたが、主要な観光地では晴れ上がり、旅のハイライトである「清里テラス」の展望台からは、富士山を望むことができました。伝統と格式を感じられる軽井沢の滞在と、大自然に囲まれて過ごす清里での滞在、それぞれに趣の違う滞在をお楽しみいただきました。
軽井沢を代表する万平ホテルに宿泊
軽井沢では1894年に創業した、伝統と格式を誇るクラシックホテル「軽井沢 万平ホテル」に宿泊しました。
江戸時代、軽井沢は中山道の寂れた宿場町でしたが、1886年(明治19年)にこの地を訪れたカナダ人宣教師のアレクサンダー・クロフト・ショーと東京帝国大学英文科講師のディクソンが、避暑地として軽井沢を国内外に紹介したことによって、瞬く間に国際リゾートとして発展していきました。
中山道沿いにあった宿屋「亀屋」9代目の佐藤万平は日に日に増す外国人観光客を真心を込めておもてなし、「万平ホテル」の開業につながったといわれます。

滞在中には、伝統の「万平クラッシックディナー」やジョン・レノンも通ったカフェテラスでのティータイムをお楽しみいただきましたが、何よりも印象に残ったのが、「真心を込めたおもてなし」です。行き過ぎたサービスとは異なり、エレガントに、そして痒いところに手が届くようなサービスは、創業以来変わらずに受け継がれていると実感しました。
万平ホテルには、本館のアルプス館をはじめいくつもの棟があります。今回お泊まりいただいたのは、ウスイ館。アルプス館のクラシックな雰囲気を残しながら、2001年に全面改装されました。水回りなど設備は新しくされ、クラシカルな雰囲気を楽しみながら、快適にお過ごしいただけます。
ちなみに、寝具は全室、高級寝具メーカーのマニフレックスのマットレスでした。
ロビーの横には史料室もあり、これまでのホテルの歩みが紹介され、1972年8月19日に万平ホテルで行われた田中角栄元総理と、アメリカの外交政策に多大な影響を持つキッシンジャー博士が会談している写真など、日本を代表するクラシックホテルならではの展示の数々がご覧いただけました。
各階の廊下には水彩画や写真が飾られ、1970年から亡くなる1976年まで毎年家族で宿泊したといわれるジョン・レノンとオノ・ヨーコ、まだ幼い息子のショーンが映った写真もありました。


「天空の楽園」清里高原ホテルに滞在
八ヶ岳山麓の東側に位置する清里では、「清里高原ホテル」に宿泊しました。ここは西側に八ヶ岳山麓が連なり、南向きの全客室からは天気が良ければ富士山と南アルプスの山並みを望める、まさに大自然に囲まれた場所にあります。

ホテルから少し上ると、夏はハイキング客、冬はスキー客でにぎわう大牧草地の「サン・メドウズ清里」があります。さらにそこからパノラマリフトで15分。八ヶ岳の中腹1900メートルまで上ると、富士や南アルプスを一望できる展望台、「清里テラス」に到着します。横になりながら絶景を楽しめる丸形のソファーや木製のテーブルが置かれていて、名物のジャージー牛乳アイスクリームやコーヒーを片手に、皆様思い思いに景色を楽しんでいらっしゃいました。
残念ながら天候が回復せず、星空観賞は叶わなかったものの、居ながらにして様々な方法で周囲の自然を体感しながら、のんびりリラックスできる清里の滞在に、お客様も大変ご満足いただいたようです。
食材の宝庫長野と山梨の料理に舌鼓
今回の旅で皆様が何よりも驚かれていたのは長野、山梨両県の食材の豊富さです。海のない両県ではありますが、魚は大王岩魚や信州サーモンがあり、豊富な自家菜園野菜と山菜を使った料理はとてもおいしいと好評でした。
万平ホテルのクラッシックディナーもおほめの言葉をいただきましたが、とくに清里高原ホテルのモダンフレンチは、日本の新鮮な食材とフレンチシェフの技が光るひと皿、ひと皿で、皆様にお喜びいただきました。日本の食材の豊かさを再認識させられる旅にもなったようです。


ワールド航空サービスでは、感染症防止対策に細心の注意を払いながらツアーを実施しております
弊社では、お客様にご協力いただき非接触型検温を実施したり、大人数での密を避けたりするなど、感染症防止対策を万全に行い、日々のツアーを運営しております。またホテルやレストランなど各所でも、防止策が講じられています。「新しい旅のエチケット」を守りながら感染リスクを避け、ご旅行をお楽しみください。

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