【国内】帰着しました。添乗員レポート
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2021年11月13日
【帰着レポート】往復グランクラス みちのくの名湯 酸ヶ湯と乳頭温泉の旅 4日間
<11/9発 添乗員:東京支店 池田 昂陽>
新幹線のファーストクラスと称されるグランクラスを利用し、東北の青森・秋田を巡ってきました。紅葉も落ち着き、東北の名湯が体に染みる、冬の訪れを感じさせる中での旅でした。世界遺産登録されたばかりの青森「三内丸山遺跡」にはじまり、国指定の特別景勝地「奥入瀬渓流」や鉱山で栄えた「小坂」の街など、雪降る前の東北の観光地も楽しみつつ、何と言っても酸ヶ湯温泉と乳頭温泉での入浴を満喫したのんびりとしたツアーとなりました。酸ヶ湯温泉のすぐそばにある八甲田ホテルに連泊しましたので、その様子をレポートします。
温泉・食事・自然の三拍子がそろった山岳リゾート
八甲田ホテルは、八甲田山の豊かな自然に囲まれたリゾートホテルで、洋風木造建築としては日本最大級です。ホテル内の温泉も八甲田の自然を眺めながら入浴ができて素敵ですが、近隣の酸ヶ湯温泉が経営していることもあり、「ヒバ千人風呂」で知られる酸ヶ湯温泉へも無料のシャトルバスで行くことができて、温泉を満喫できます。ホテル周辺には、温泉水がたまっている「地獄沼」や八甲田ロープウェーなどもあり、滞在中に八甲田の自然を楽しむこともできます。そして何より好評だったのはホテルのお食事です。山の中のホテルですのでお食事はホテル内となりますが、そのクオリティは素晴らしかったです。連泊でしたので、青森の食材を使用した和食会席と重厚感と温かみが融合したレストランでの洋食の2種類の夕食を堪能しました。朝も和洋を選ぶことができ、味もボリュームもたっぷりの朝食で、朝からエネルギーチャージできました。
ログ建築と棟方志功の作品の調和が心地よい内装
八甲田ホテルは、ロッジ風造りの高級リゾートですが、完全洋風木造建築ですので、ロビーだけでなく、レストランや廊下、客室にいたるまで木造の温かみのある造りとなっています。創業から30年経過していますが、古さは全く感じず、センスの良い雰囲気が随所に漂っています。内装で印象的なのが、ホテル内のいたるところに飾られている作品です。青森出身で、世界に誇る版画家、棟方志功の作品が多く、そのダイナミックで力強い筆遣いが木造の雰囲気と相まって、素敵な空間を演出しています。観光に出かける前のロビーでのお時間や、夕食後のラウンジバーでのひと時など、いつでも心温まる時間を過ごすことができました。
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