【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート

2021年11月12日

【帰着レポート】新しい宿のかたち Azumi Setod+yubuneの旅

2021年11月9日(火)~11日(木) 添乗員:東京支店 植松 祐太

<11/9発・添乗員:東京支店 植松祐太>

7月から始まり、これにて10回目となる人気ツアーへの添乗でした。通りを挟んで3月にオープンしたばかりの、異なるコンセプトを抱える2旅館でそれぞれ宿泊しました。共通のスタッフが荷物運びなどをしてくれ、ホスピタリティも含めて大満足です。

レモンの生口島とミカンの高根(こうね)島

計2泊する瀬戸田が位置する生口島は、1928年に始まった「国産レモン栽培発祥の地」。瀬戸田で日本全体の3割弱が生産され、広島県全体では5割以上に達します。それでも国内消費のほとんどは、安価なアメリカ産というのが現状です。しかしここでは農薬・防腐剤・ワックスの不使用を目指しており、安心して皮ごと食べられます。

「しおまち商店街」を散策すると、ポスト・レンタサイクルなど様々なものが黄色でした。夕食では、名物のタコを使ったレモン鍋を堪能しました。

2日目に追加手配したバスを駆使し、「レモン谷」と呼ばれるエリアな ども訪れました。

レモン色のポスト
瀬戸内レモン鍋
レモン谷から望む多々羅大橋

オレンジ色の高根大橋を渡ると、ミカンで知られる高根島に上陸。間を横切る「瀬戸田水道」は、干満の影響で海流が早めです。砂浜から瀬戸田の集落を眺めると、国宝となっている向上寺の三重塔などが見晴らせました。

ネーブルが実っていて、地元のおじいさんが「もうすぐ収穫だからまた来てね」と嬉しそうに話し掛けてくれました。

瀬戸田の直売所で試食させてもらった中では、高根島のミカンが甘くて好評だったため、何箱も送っていらっしゃいました。

高根島から眺めた生口島の瀬戸田
「ネーブルが、もうすぐ収穫だよ!」

平山郁夫画伯の故郷

シルクロードなどを描き、今なおファンが多い平山郁夫画伯。1930年に瀬戸田で生まれ、地元の景色が豊かな感性に影響を与えたそうです。平山郁夫美術館の助成(すけなり)館長は実弟で、特別に案内してくれました。絵の説明は勿論、子供時代のエピソードな

ど貴重なお話ばかりでした。更なるサプライズとして、生家にも入場することが出来ました。火事で一旦焼けてしまい再建とのことですが、同じ場所に立っているので画伯が眺めたパノラマを味わえます。

3日目午前に希望者とお邪魔した法然寺では、ご住職自ら様々なエピソードを語ってくれ、平山郁夫画伯から寄贈された品々などを拝見出来ました。

法然寺にも様々なお宝が
平山郁夫画伯の生家
画伯も眺めたパノラマ

宿そのものについては、これまでも複数の帰着レポートなどで取り上げています。

解散の福山駅で、「瀬戸田にあれほど魅力が多いとは知らなかった!」と、お客様が笑顔で帰って行ったのが印象的でした。

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