視察レポート
視察レポート
2023年10月20日
【視察レポート】2024年 新香港旅情 視察 後編
(2023年8月2日~4日 東京支店長 松崎 浩)
今回は、ペニンシュラ香港での滞在感を守るためにツアーの行程には組み込みませんでしたが、少しアクティブに過ごしたい方には、是非、自由行動時に足を運んでいただきたい香港の魅力を引き続きご紹介します。
香港の活力は市場にあり。
急速な近代化に呑み込まれる香港において、いまだ古き良き香港はそこかしこに残されています。中でも香港島や九龍半島に残る市場は全く衰えることなく活気があり、市民の生活を支える重要な存在です。200を超える島々で採れた海産物や乾きものが主に売っている問屋街、野菜や果物中心の場外市場など、畑そのものが少なく自給率が低いため、香港産だけではなくアジア各国から輸入された野菜や果物が所狭と並び、まるでアジアの縮図のよう。歩くだけでも雰囲気と生活感が十分味わえます(※油麻地や上環、北角など各所離れているので場内市場の場合はこれらが同じ建物にまとめられていて便利です)。時間がない方はスーパーに訪れるだけでも物価がわかります。
中環の骨董品を見ながらのぶらぶら散歩
風水をとりこんだ金融関係の高層ビルが並ぶ中環(セントラル)。一歩、奥に入り込むと古き良き旧市街のような裏路地が点在していて、近年、かつてホーチミンも収監された刑務所や警察署などが外観はそのままに新たな商業施設(英国統治時代の歴史的建造物が10年以上かけて修復された大館)に生まれ変わっています。山間の中腹に住む人たちのために設置された有名なエスカレーターを上がってゆき、途中下りて海に平行して走るハリウッド通りは、壁がアートになっている建物が点在し、骨董品街としても知られ、ています。時折、縦に交差する通り(坂道)を覗きみるとそこに古き良き香港の景観が多く残されているのです。
少し気分を変えてローカルバスにてスタンレーへ
今回、20年ぶりの香港でしたが、映画「慕情」の舞台で、かつてランチを食べたレパルスベイの高級マンション健在でした。その先のスタンレーは長閑な海辺のイメージが強かったのですが、今ではすっかりリゾート地のように変貌をとげていました。
市民の足トラムやフェリーは是非一度お試しください。
山間部で坂道も多く、ガソリンが1リットル400円という驚きの物価高の香港において、トラムや香港島と九龍半島をつなぐフェリーは市民の足です。そのため料金がぐっと抑えられていて100円も出せば、1区間乗れて移動できます。市民の生活感を直接感じてみてください。
急速な近代化に伴い、外資のホテルも多数香港に進出している中、その幾つかも見てきましたが、伝統と格式を誇るペニンシュラ香港を選びました。英国統治の時代の面影と新たな魅力が加わった今の新しい部分と、古き良き香港とすべてあわせて、2023~24年の「新香港旅情」として皆様にご案内いたします。
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