【国内】注目の旅

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2021年09月07日

九州再発見の旅 4コース

九州は古代から韓国、中国、ヨーロッパ諸国など異文化の玄関口としての役割を果たしてきました。九州各地を丁寧に旅していくと、古代から脈々と続く異文化交流をあらためて認識することができ、壮大なロマン、異国間交流のもたらした価値にふれることができ、なんとも奥深い知的旅行の醍醐味を味わうことができます。今回は「九州再発見」をテーマに、4つのコースを企画いたしました。初めての方はもちろん、一度訪れたことがあるお客様にも自信を持って、お薦めできる内容となっております。

①宮崎「西の正倉院」と神話の源流の旅【5日間】

宮崎県美郷町に建てられた「西の正倉院」。国宝級の展示を内部でご覧いただくことができます。

【羽田空港集合・5日間】12月1日(水)、1月9日(日) 旅行代金¥198,000

【伊丹空港集合・5日間】12月5日(日)旅行代金¥198,000

【中部空港集合・5日間】1月16日(日)旅行代金¥198,000

【福岡空港集合・5日間】 1月23日(日) 旅行代金¥178,000

【新千歳空港集合・5日間】12月12日(日)¥218,000

※1名利用追加料金は全出発日¥40,000

宮崎は古くは国生みから天孫降臨、そして神武天皇東征まで神話の主舞台であり、日本最大級の古墳群も点在し、知れば知るほど魅力的な地です。今回の旅でご紹介する「西の正倉院」とは九州山地の山奥にある美郷町南郷区にあります。1986年、奈良正倉院の御物と同一品である銅鏡が発見されたことをきっかけに、宮内庁の協力、建設大臣の特別得て、門外不出の正倉院原図を基に、樹齢400~500年の天然檜を用いて、1996年に完成しました。奈良の正倉院の内部は完全非公開ですが、こちらは銅鏡ほか、国宝級の宝物が展示される内部見学も可能です。この「西の正倉院」の50キロほど南にある特別史跡「西都原(さいとばる)古墳」も訪ねます。そのほか、重伝建でもトップクラスの美しい城下町・飫肥での散策や、神秘的な渓谷美で魅了する絶景の高千穂峡では遊歩道を散策し、夜には神楽鑑賞も楽しみます。海あり山ありの変化に富んだ自然景観や、豊富な食材を活かした食も楽しみです。

西都原古墳群は3世紀末から7世紀にかけて築造された300基を超える古墳が点在しています。
「九州の小京都」とも呼ばれる飫肥。飫肥藩伊東氏の城下町として栄えた地には現在も武家屋敷や漆喰塀などが残り、往時の雰囲気をとどめています。
渓谷美が魅力の高千穂峡も訪ねます。

日本の神話を表現した高千穂神楽の鑑賞もご用意しています。

②九州の装飾古墳群と筑前の小京都【5日間】

【羽田空港集合・5日間】12月7日(火)、1月25日(火)旅行代金¥195,000

伊丹空港集合・5日間】12月14日(火)旅行代金¥195,000

【博多駅集合・5日間】2月8日(火)旅行代金¥165,000

※全出発日 1名室利用追加料金 ¥40,000

高松古墳と双璧を成すといわれる王塚古墳(レプリカ)

装飾古墳とは、石室の壁や石棺などに彫刻や彩色で様々な文様や図像を描いた古墳のことで、日本でも高松塚やキトラといった壁画古墳が有名です。今回の旅でご案内する九州の装飾古墳は、この壁画古墳よりさらに時代は遡り、6世紀に発展を極めました。今回は5つの色彩を駆使して描かれた「王塚古墳」、その文様から中国思想の影響がわかる「竹原古墳」など、厳選した古墳を訪ね、博物館では学芸員の解説受けながら理解を深めていきます。また、重伝建にも指定される筑前の小京都・秋月の散策や、水郷・柳川では「こたつ船」に乗っての川下りと名物「うなぎのせいろ蒸し」をご賞味いただきます。

6世紀後半に築かれ、国内屈指の彩色を誇る竹原古墳
安藤忠雄が設計した熊本県立古墳装飾古墳館
「筑前の小京都」と称される秋月も訪ねます。©福岡県観光連盟
柳川では「こたつ舟」での川下りと名物の鰻をお楽しみください。

③吉野ヶ里遺跡から加唐島(かからしま)そして壱岐へ 玄界灘の考古学【5日間】

一支国の都だったとされる原の辻遺跡

【博多駅集合・5日間】 1月17日(月) 、 1月24日(月) 、 2月14日(月) 、 2月21日(月)旅行代金¥178,000

1名室利用追加料金¥30,000

九州北部には装飾古墳が築かれていく少し前、日本には邪馬台国があったと伝えられています。その存在を書き記したのが、中国の「魏志」倭人伝です。ツアーでは、この邪馬台国の時代を探り、大陸との交流の跡を辿ります。「魏志」倭人伝に描かれた一支国(いきこく・壱岐)の都とされる原の辻(はるのつじ)遺跡へ足を延ばし、九州本土に上陸して現れたとされる末盧(まつら)国の歴史・文化を唐津で学びます。さらに日本最大の弥生時代の環濠集落、吉野ヶ里遺跡へご案内します。「魏氏」倭人伝の邪馬台国に似通った遺構や遺物が発見され、邪馬台国の中心地の有力候補とされています。九州の歴史・文化をより深く知るため、福岡市博物館、九州国立博物館も訪ねます。古代歴史ロマン溢れる地へぜひお出かけください。

壱岐の一支国博物館。古代、島には一支国の王都があり、栄えていました。
百済王生誕の地とされる加唐島のオビヤ浦
「舞鶴城」の異名を持つ唐津城。旅の前半は唐津に2泊します。
九州国立博物館©福岡県観光連盟

④日本のプロチーダ島と豊後 南蛮の旅【4日間】

カラフルな家並みが地中海の港町を彷彿とさせる保戸島には船でアクセスします。

【羽田空港集合・4日間】12月7日(火)、14日(火)、1月25日(火)旅行代金¥185,000

【伊丹空港集合・4日間】1月18日(火)旅行代金¥185,000

【中部空港集合・4日間】2月8日(火)旅行代金¥185,000

【博多駅集合・4日間】2月22日(火)旅行代金¥185,000

※1名室利用追加料金¥20,000

 大分県・臼杵から船で訪ねる保戸島(ほとじま)は日本有数の遠洋マグロ漁船の基地として明治以来賑わい、肩を寄せ合って暮らしています。港に迫る山の斜面には人々が生活をする色彩豊かな住宅が密集し、イタリア・ナポリ湾に面したプロチーダ島を想起させます。鄙びた雰囲気が魅力の港の散策、そして海鮮丼の昼食をお楽しみください。鎌倉時代から豊後一帯を治めた大友氏、なかでもキリシタン大名として知られる大友宗麟が、フランシスコ・ザビエルを招き入れたことにより、南蛮貿易を盛んに行い、西洋文化の拠点となりました。ツアーでは大分市歴史資料館、南蛮BVNGO交流館など、大分の南蛮文化ゆかりの地を巡ります。そのほか、国東半島、臼杵石仏、そして豊後の小京都・杵築も訪ね、大分の魅力を余すところなく、ご堪能いただく内容となっています。

臼杵・久家の大蔵はポルトガルから影響を受けたアズレージョタイルが壁を飾っています。
国東半島の富貴寺。山岳仏教文化が根付いている地です。
石仏が有名な臼杵には2連泊します。
旅のしめくくりは「豊後の小京都」と称される杵築

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