佳景・名景・絶景

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2021年08月21日
海外旅行、再開したらどこに?
『旅のひろば』編集部 上釜一郎

まずは
大雨の被害に遭われた皆様および関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
ワールドのお客様の多くが2回目のワクチン接種が終わり、私も7月中に2回目の接種が完了しました。3回目のブースター接種のニュースが報道もされ始めていますが、とにかく今は基本に忠実に標準予防策を実施していくほかありません。
さて、旅好きの皆様の中には「いつ海外に行けるようになるのか」「早く海外に行きたい」と思う方も多いのでは。私も早く「安心・安全」に海外旅行が再開されることを心から待ち望んでいます。しかし、現在、海外旅行の再開までには様々なハードルがあります。およそこんな道のりです。
1.日本の外務省の感染症危険情報のレベル引き下げ。私どもが海外旅行を実施する上で最優先で注視しているのが外務省の危険情報です。現在、世界中のほとんどの国・地域においてレベル2「不要不急の渡航は止めてください」以上が発出されています。まずはここがレベル1以下になる必要があります。次に2.「旅行」先の国や地域が日本からの「旅行者」を受け入れてくれることです。この場合でも入国後の行動制限の解除の問題や入国に際しての条件などは、各国政府の判断となります。ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)についても7月26日から申請受付が始まり、こちらもニュースになっていますが、いずれにせよ具体的には受け入れ国の政府判断と様々な条件をクリアしなくてはなりません。3番目は日本に帰国後の隔離条件の緩和が必要になってきます。現在では帰国時の陰性証明の提出や行動制限、14日間の自己隔離など、こちらも高いハードルになっています。さらに旅行者が気軽に乗れる航空機の運行開始なども必要になってきます。あれこれ再開の道のりはありますが、いずれにせよ、再開は私どもワールド航空サービスのような「パッケージ旅行の会社から」と考えられています。添乗員がお客様と一緒に健康を把握し、いざというときも関係各所に迅速に連絡が取れるという点でも添乗員同行は安心です。
(再開までの道のりは政府公式発表に基づき今後皆様にご案内します。待っていてください。)
中止になってしまった2020年6月2日出発のイスタンブールの撮影ツアー。2月の発表時にはすぐに催行が決定していました。楽しみにしてくださっていた皆さんとぜひ再開後撮影に行きたいと思います。




ハワイはいち早い本格再開が有力視されています。撮影ツアーとしてはマウナケア山と星空撮影は実施したいところです。


幸か不幸か野生動物たちには静かな生活が。ここもコロナ前からぜひ撮影ツアーで皆様と行ってみたかった西オーストラリアのロットネスト島。ロットネスト島には、「世界で最も幸せな動物」と言われるクオッカ(ワラビーの仲間の有袋類)が生息しています。オーストラリア本土にある小さなコロニーを除けば、クオッカを見ることができるのは世界でここだけ。(昨年埼玉県こども動物自然公園にやって来ました。ちなみにオーストラリア以外でクオッカに会えるのは世界でここだけです)



【上釜一郎】プロフィール
1964年奈良県生まれ。旅行誌(マガジンハウス/ガリバーほか)からファッション誌(集英社/ COSMOPOLITAN JAPANほか)、広告写真等のカメラマンとして活躍。また、『南オーストラリアのユートピア アデレード』(弊社菊間著・新潮社)『マカオ歴史散歩』『新モンゴル紀行」(ともに弊社菊間著・新潮社とんぼの本)の写真等も撮影。現『旅のひろば』編集部で、各地の視察も行っている。過去には紛争地や、対人地雷問題の取材などの取材経験も多数。1997年にノーベル平和賞を受賞した地雷廃絶国際キャンペーン(International Campaign To Ban Landmines=(ICBL))の日本キャンペーン(JCBL)元運営委員。
現在ワールド航空サービスの知求アカデミー講座で、写真講座の講師も務める。
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