【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート

2026年07月22日

【帰国レポート】スイス・オーストリア絶景鉄道の旅 10日間 

<2026年7月1日(水)~7月10日(金) 添乗員 東京支店 春名 釈>

<2026年7月1日(水)~7月10日(金) 添乗員 東京支店 春名 釈>

 出発直前までヨーロッパの熱波のニュースが流れ、心配しておりましたが、アルプス山麓に位置するスイス、オーストリアは最高気温25~28℃、朝夕は12℃~13℃と、さわやかな夏を体験できました。天気も雨に降られることもなくアルプスの夏を楽しんで帰国しました。バスの旅とは違い、地元の生活や人々に距離が近い鉄道の旅は、やはり最高でした。

地元の人と距離が近いのも魅力

湖畔の美しい町、ルツェルンから

 ルツェルンからはスイス・アルプスを代表する2つの登山鉄道を訪ねました。午前は、湖畔の町や村を結ぶ定期船と登山鉄道を乗り継ぎ、標高1797メートルのリギ山頂へ。ヨーロッパ最初の登山鉄道として1871年に開通した歴史ある登山鉄道です。帰りは支線に乗車し、別ルートも楽しみました。

ルツェルンから汽船に乗りリギ山を目指します
ヨーロッパ最古の登山鉄道でリギ山頂へ


 午後は世界一の勾配(480パーミル)を登る、1889年に開通したピラトゥス登山鉄道へ。ケーブルカーではなく、ラックレール(歯車式軌道)を利用して自力で登るのが見事でした。標高2132メートルまで岩山の景色も、まるでアトラクションのようでした。ヨーロッパ最大の木造屋根付き橋のカぺル橋を中心に広がる旧市街も美しかったです。

まさに絶景のピラトゥス山頂
宿泊するルツェルンも町歩きが楽しい古い町
世界一の急勾配を登る、ピラトゥス登山鉄道

スイスからオーストリアへ移動。レールジェットの旅

 スイスからオーストリアへは、チューリヒ中央駅でオーストリア連邦鉄道が運行する特急列車レールジェットに乗り継ぎ、インスブルックへの鉄道旅。予定列車の運休などハプニングもありましたが、オーストリアン・アルプスの風景も見事でした。線路工事のため迂回ルートで運行しており、ドイツとの国境に位置するボーデン湖まで見ることができました。
 オーストリアン・アルプスを間近に望む、インスブルックの町では、山の近さが印象的でした。

ルツェルン中央駅からインスブルックに向けて出発です
チロルの中心インスブルック。背景にはノルトケッテ連峰が
オーストリア連邦鉄道の特急レールジェットでチロルを走る
昼食は車内で。1等車は食堂車からの出前も頼めます

チロル州の中心、インスブルックから

 インスブルックからは3つの鉄道の旅を楽しみました。最初は、ケーブルカーとロープウェイを乗り継いで、標高2334メートルのインスブルックの背景に広がるノルトケッテ連峰へ。建築家ザハ・ハディド氏が設計したユニークな駅から出発しました。絶好の天気で、チロルの谷からイタリア、ドイツ、スイスのアルプスまで見渡すことができました。

ノルトケッテ連峰へはお洒落なケーブルカーで
ノルトケッテ連峰は最高の天気でした。

 午後は、市電がそのまま乗り入れるシュトゥーバイタール鉄道の旅。シュトゥーバイの谷に点在するチロルの村に途中下車し、観光客のほとんどいない村の散策を楽しみました。

市電がそのまま乗り入れる、シュトゥーバイタール鉄道
途中下車したムッターズ村の町並み
途中下車してひと駅歩きました。
小さな教会にも立ち寄って
教会の墓地で見つけたエーデルワイス

 翌日は、標高930メートルの高原の湖アッヘンゼーへ、全列車SLで運行する登山鉄道アッヘンゼー鉄道の旅を楽しみました。1889年の開通以来、同じ機関車、客車で運行されてきた登山鉄道。客車の外側を歩きながら検察をする車掌さんや煙の臭い、苦しそうに登る機関車の音など、懐かしい鉄道の旅を楽しみました。湖を一周する遊覧船からの風景も美しかったです。

オーストリアン・アルプスを縦断。トランツアルペン急行の旅

 インスブルックからオーストリア南部の世界遺産の町グラーツまでは、歴史ある急行列車「トランツアルペン号」に乗車しました。食堂車での昼食や、列車の進行方向が変わったりと、ヨーロッパでも少なくなってきた急行列車の旅をお楽しみいただきました。

トランツアルペン急行でオーストリアアルプスを縦断
車窓風景は絶景の連続です
オーストリア連邦鉄道の1等ラウンジ
数少なくなった食堂車も連結
絶景の車窓を楽しみながらのランチは格別

世界遺産の古都グラーツから

 古都グラーツの旧市街では、リルあるエレベーターに乗って城塞へ。赤い屋根が続く旧市街が美しく、民族衣装で案内してくれた日本語の流暢なガイドさん、マリーさんも印象に残りました。午後は市電に乗って郊外へ、世界遺産エッゲンベルグ城を訪れました。建築された当時のままというお城はヨーロッパでも貴重とのこと。大阪城屏風が見られる日本の間もご覧いただきました。

世界遺産に登録されるグラーツ旧市街
民族衣装の日本語ガイド、マリーさんと共に散策
郊外のエッゲンベルグ城へは市電に乗って
エッゲンベルグ城には、必見の大阪城屏風が

旅の最後は、世界遺産の鉄道「ゼメリング鉄道」へ

 旅の最後は、グラーツ駅からオーストリア連邦鉄道の特急レールジェットに乗車し、世界遺産のゼメリングを訪ねました。乗車しているだけだとその建築の素晴らしさがわからないのですが、今回はゼメリング駅で下車し、ゆっくりと訪ねました。駅にある記念碑と小さな博物館を見学。その後マイクロバスに乗車して、アーチ橋と鉄道を俯瞰する「20シリング展望台」、鉄道と共に建築された南部鉄道ホテルなどを巡りました。2027年には新トンネルが完成し列車のほとんどが通らなくなるゼメリング鉄道。訪問するなら、どうぞお早めに。

世界遺産に登録されるゼメリング鉄道のアーチ橋
ビューポイント「20シリング展望台」からの眺め
南部鉄道ホテルの古風な気象台も残っていました
ゼメリング鉄道と共に建設された南部鉄道ホテル

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