【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年02月08日

【帰国レポート】クフ王のピラミッド貸切見学とエジプト・ナイル川クルーズの旅

<1月24日発 添乗員・東京支店 笹島侑弥>

<1月24日発 添乗員・東京支店 笹島侑弥>

エジプトは古代ロマンに満ち溢れた、世界中の旅人の憧れの地です。紀元前3000年に遡る歴史によって積み上げられた、洗練された古代芸術、そして神々を祀った巨大神殿などは、まさしくこれを見ずして死ねないと言わしめるほどです。このたびは、そんなエジプトをゆく、ナイル川クルーズの旅(10日間)に添乗員として同行した様子をお伝えします。

大エジプト博物館、メインギャラリーがオープン

昨年10月にソフトオープンしたばかりの大エジプト博物館にも訪問しました。大エジプト博物館は日本の資金援助によって建設が進み、完成すれば単一の文明を扱う博物館としては世界最大級のものとなる見込みです。構想以来、建設に20年以上を要していましたが、ようやく観光客を迎えての本格的な案内開始となりました。昨年までのプレオープンではエントランスと一部区画しか入場できませんでしたが、今回はこれまで踏み入ることができなかったメインギャラリーも時間を取ってご案内しました。メインギャラリーは時代ごとに分けられた12の展示室で、エジプト各地で発掘された遺物や、考古学博物館で展示しきれなかった品々などが解説とともに並べられています。この見ごたえ充分な博物館を見学するためだけでも、エジプトを訪れる価値がありそうです。

ピラミッドを模した正面ゲート
メインギャラリーの様子
当時の暮らしがわかる副葬品の数々
副葬品から当時のヌビア兵の様子についてうかがい知れます

クルーズ船でゆっくりナイル川を遡ります

クルーズ船上から眺めるナイルの夕日。古代の人々が太陽を神と崇めた理由がわかります

クルーズ船での船上ライフも楽しみのひとつ。ゆっくり過ごすのも良いですが、せっかくなので、色々なプログラムに参加してみました。日中には料理教室、夕方にはサンデッキで紅茶やコーヒーが振舞われます。特に最終夜に催されるヌビアンショーは、現地の方が船に乗り込み、歌や踊りで乗客を楽しませてくれますので、一見の価値ありです。

エスナの水門(閘門)越えはハイライトのひとつ
ヌビアンダンスで乗客を楽しませてくれます

クルーズ最終日にはファルーカと呼ばれる帆掛け船に乗りました。船着き場から南に向かい、アガサ・クリスティーが『ナイルに死す』を執筆したカタラクト・ホテルを見てからUターン。向かい風をうまく利用して無事に戻ってくることができました。エンジンの力を借りず、すべて風任せのファルーカは、ナイルの夕風にあたる心地よい時間でした。

アガサ・クリスティーも泊まったカタラクト・ホテルとファルーカ(帆掛け船)

近日中に発表!今シーズンのエジプトの旅をぜひご検討ください。

2025年も初冬から翌年初春にかけて、エジプトの観光シーズンがやってきます。近いうちに弊社機関誌「旅のひろば」にて発表いたしますので、ぜひご検討ください。

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