【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年02月07日

【帰国レポート】ルレ・エ・シャトーで愉しむ カタルーニャから地中海、そしてカルカッソンヌへの旅  10日間

<2025年1月22日(水)~年1月31日(金) 添乗員:東京支店 鈴木 洋>

<2025年1月22日(水)~1月31日(金) 添乗員:東京支店 鈴木 洋>

スペイン北東部に位置するカタルーニャ地方。バルセロナ中心に15世紀までは地中海貿易で大いに発展しましたが、その後、スペイン王国の成立により衰退。カタルーニャの復活にはモデルニスモ建築の出現する19世紀まで待たなければなりませんでした。このたびのツアーではカタルーニャ地方を皮切りに、かつてカタルーニャの影響を受けたフランス・ルシヨン地方からトゥールーズまで、スペイン、フランスの歴史を辿りながら旅しました。

バルセロナではゴシック地区カテドラル前のホテル・コロンに宿泊

バルセロナではゴシック地区(旧市街)の中心カテドラル広場に面するホテル・コロンに宿泊しました。カタルーニャ音楽堂も徒歩圏ですし、なによりロビーからはカテドラルが目の前に見え、屋上のカフェからの大聖堂や夜景も素晴らしかったです。サンタ・カタリーナ市場やボケリア市場、ピカソ美術館に行くのにも立地がよく、散策に非常に便利でした。

屋上テラスカフェからもこの大聖堂の景色です!
旧市街ゴシック地区に建つホテル・コロン
ロビーのソファーからは大聖堂の門が見えます。

地中海のラグーン地帯に建つルレ・エ・シャトー「イル・ド・ラ・ラグーン」に連泊

地中海に面したフランスとスペインの国境エリアはルシヨン(Roussillon)と呼ばれ美しいビーチや干潟地帯が続きます。ピレネー山脈にも近いエリアで、ピレネー聖山のMont Canigou(カニグー山2,700m)がエリアのどこからも見え、海と山を堪能できることで人気の高いエリアです。
今回はそんな地中海の沿岸のラグーンの島にあるホテル、「イル・ドラ・ラグーン(直訳:ラグーンの島のホテル)」に2連泊。ルレ・エ・シャトー加盟ホテルだけありスタッフのサービスとホスピタリティーはさすがでした。終日自由行動日もありましたので、皆様、スパのマッサージを楽しんだり、ホテルでゆっくりとお寛ぎいただきました。

ラグーン(干潟)の島に浮かぶホテル
ロビーの様子
屋上のスパ施設内の温水プール
落ち着いた雰囲気の客室
ホテル屋上のスパ施設からは美しいピレネーの山並みが見えました。(雪を頂くのはカニグー山)

トゥールーズの自由行動では名産のスミレ、パステル(青い染料)をご紹介しました

ワールド航空サービスでも2019年に成田―トゥールーズ直行チャーター便を飛ばしたことで、トゥールーズを訪問されたことのある方も多いと思います。世界遺産のミディ運河や「サンチャゴ・デ・コンポステーラ巡礼路」の複合遺産にも登録されているサン・セルナン・バジリカなどが有名ですが、今回は自由行動で皆様をトゥールーズ周辺の名産にふれる体験にご案内しました。まずはミディ運河に浮かぶナローボート、Maison de La Violette(スミレの家)へ。ここはトゥールーズ周辺に咲くスミレの虜になった店主マーガリーさんのお母さんが始めたお店で、スミレの花の砂糖漬けや紅茶、化粧品など様々なスミレ商品を開発しています。到着するとマーガリーさんがスミレマカロンとスミレのお茶で出迎えてくれました。

スミレの家を受け継ぐマーガリーさん
スミレ柄のティーポットとスミレマカロン

その後、訪れたのが中世にトゥールーズに富をもたらしたパステル(アブラナ科の植物を使った青色の染料)の染色体験工房です。中世には産業の中心だったにもかかわらず、インディゴの登場とパステルの不作で一気にパステル産業は衰退。近年になってやっと自然染料であるパステルが注目を再び浴び、多くのアーティストがパステル製品を積極的に取り扱うようになりました。工房ではパステルの虜になったドイツ人芸術家のアネットさんとデザイナーの夫イヴさんと共に染色体験を楽しみました。パステルはインディゴのように色落ちしないのが特徴で、生地を染色液に浸すとみるみる黄色→黄緑→青に変化していきました。最後にはパステルブルーのスカーフのプレゼントもいただき、大満足の染色体験でした。

自然染料のパステルは空気に触れると黄、緑、藍と少しずつその色を変化させていきます
トゥールーズの伝統染料パステルの普及に努めるアネットさんと夫のイヴさん

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