【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート

2025年01月08日

【帰国レポート】躍動のベンガル・新バングラデシュの旅

<2024年12月27日(金)~2025年1月3日(金) 添乗員:東京支店 牧原 淳一郎>

年末年始は「躍動のベンガル・新バングラデシュの旅」5本目の添乗に行ってまいりました。これまでの帰国レポートの通り、素朴な人たちとの出会いが旅をとても豊かなものにしてくれましたし、ますますバングラデシュに親近感が湧きました。観光地を巡るだけではない旅の面白さを十分に味わった旅でした。今回はバングラデシュの人々とのふれあいをテーマにレポートします。

現在の暫定政権トップ、ユヌス氏が創設した「グラミン銀行」の活動風景を見学

「グラミン銀行」創設により貧困層の自立に貢献したムハマド・ユヌス氏はノーベル平和賞を受賞しました。その「グラミン銀行」の活動を特別に見せてもらいました。無担保で貸し出す対象はほとんどが農村の女性です。村の女性たちが週に一度集まり、村に出向いた銀行員に通帳とお金を渡していきます。何人かの方に話を聞きますと、融資を受けて手に入れた子牛を育ててまた売りに出したり、ニワトリを放し飼いにして卵を売ったりするような商いで生活が良くなったと、笑顔で話してくれました。一緒に写真を撮ったり、民家訪問をしたり、意見交換したりと、とても素晴らしい時間を過ごしました。また、世間にはまだまだ知られていない「グラミン銀行」の取り組みを、もっと日本のお客様にも知ってほしいと思いました。

「グラミン銀行」の活動はお決まりの挨拶から
村人とのふれあいも楽しみました
銀行からの融資で子牛を育てています
「グラミン銀行」支店事務所での説明も受けました

イスラム学校のメドレセを訪問。子供たちともふれあいました

イスラム学校のメドレセも訪問しました。メドレセは6歳から16歳までの子供たちがイスラム教を学ぶ宗教学校です。生徒たちはここで寝泊まりして、朝4時から一日中勉強に励んでいます。コーランの朗読やアザーンを披露してくれましたが、その響きの素晴らしさにとても感動し、生徒たちの輝く瞳にも心打たれました。最後は集合写真を撮ったり、自由に写真を撮ったりしてふれあいを楽しみました。

私たちの訪問を生徒たちと先生が揃って出迎えてくれました
コーランの朗読を聞かせてくれました
生徒たちの笑顔がとても印象的でした

ダッカ大学では冬の風物詩「ピタ」のパーティーに招かれました

バングラデシュでは冬になると伝統的なスイーツ「ピタ」が出回ります。そして、手作りのピタやお菓子を持ち寄って楽しむ「ピタ・パーティー」も開かれます。私たちがダッカ大学の構内を散策していたところ、ちょうど「ピタ・パーティー」に遭遇しました。大学は冬休みでしたが、学生のほとんどは寮生活をしており、学生たちと先生とでパーティーを楽しんでいるところでした。日本語を話す学生もいて、日本への関心の高さも感じました。

ダッカ大学へは日本の援助で2022年に開通した「ダッカ・メトロ」で向かいました
バングラデシュの東大、ダッカ大学は1921年創立
赤煉瓦のムガール建築の校舎が立ち並ぶ重厚なキャンパス
ちょうど試験中のところ、教室をこっそり覗かせていただきました
キャンパスでは「ピタ・パーティー」が開かれていました
手作りのピタやお菓子を持ち寄って、これから楽しいパーティーが始まります

2024年最後の夕陽はガンジス川で観賞しました

新年はガンジス川を挟んでインドと国境を接するバングラデシュ第4の街、ラジシャヒで迎えました。ガンジス川といえばインドの聖地ベナレスでの沐浴風景で有名ですね。岸辺では2024年最後の夕陽を見ようと大勢の人々が集まっていました。私たちはボートに乗り、水上からの夕陽を眺めながら2024年を締めくくりました。ホテルではカウントダウンパーティーも開催され、屋上からは花火が上がり2025年を迎えました。

大勢の人がガンジス川の夕陽を見ようと集まってきます
2024年最後の夕陽をガンジス川から眺めました
ボートを操縦するのは仲の良い家族3世代
新年に備えてホテルも装い新たに
ホテル屋上ではカウントダウンパーティーが開催されていました
屋上からは花火が上がり、2025年の幕開けを祝いました

これまでのツアーの帰国レポートもぜひご覧ください。1本目の11/1発、春名による帰着レポートでは、ツアーのポイントや見どころが詳しく紹介されています。

また、ゴールデンウイークにもツアーを発表しました。ご参加をお待ちしております。

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