【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2024年12月26日
【帰国レポート】躍動のベンガル・新バングラデシュの旅
<2024年12月13日(金)~12月20日(金) 添乗員:東京支店 春名 釈>
躍動のベンガル・新バングラデシュの旅、4本目の旅から帰国いたしました。前回同様、大きな問題もなく、現地の治安も実に落ち着いている中、素朴な風景と人々との出会いなど、感動の旅となり帰国しました。訪問するたびに新しい発見があるバングラデシュ。前回にはなかった新しい発見を中心に帰国レポートとしました。




ダッカで迎えてくれた「クリスマス・イルミネーション」
ダッカのホテルに到着すると、迎えてくれたのは美しい「クリスマス・イルミネーション」でした。
イスラム教の国であり、クリスチャンはごく僅かのバングラデシュ。ホテルの飾りつけは、やはり外国人用かと思い、現地ガイドに聞いてみると「最近のバングラデシュでは、大きな都市を中心に一般の人でもクリスマスを祝います」とのこと。実は政府をあげて奨励しており、「クリスマス」や「年末のカウントダウン」など、世界でも共通となっている行事に関しては、宗教を越えて楽しもうということになっているのだそう。レストランでは飾り付けがされ、イスラム教の家族も、ヒンドゥー教の家族も一緒に楽しんでいました。ほとんどの国民は賛成しており、このような機会を通じてお互いの宗教を越えての交流を図れると好評とのこと。そう考えて町を見ていると、ところどころに飾り付けが見られました。これも新しいバングラデシュの姿でしょう。


霧の中から象が出現。サーカスが来ると人気者になるようです
唐時代の僧侶、玄奘三蔵も訪れたというモハスタン遺跡。遺跡の一部の井戸の跡を見学に行くと、霧の中から幻想的に訪れたのは、なんと立派な「象」でした。以前は森林の伐採作業や、収穫したバナナの移動などに活躍していた象。さすがに今では数も減少傾向にあるとのことですが、まだまだ人間のパートナーとして活躍しています。この象は近くの農家に飼われているもので、今でも農作業の手伝いをしているのだそうです。実は、この象、サーカスが来ると貸し出され、結構芸達者なのだとか。モアスタン遺跡に行った際には出会えるかも。遺跡訪問の楽しみが一つ増えました。


独立記念日に出会った二人。将来の夢は日本への旅
12月16日は、1971年にバングラデシュが、パキスタンから独立した建国記念日。遺跡を見学していると、1組のカップルに出会いました。
恥ずかしそうに「どこから来たのですか」と聞かれたので「日本からです」と答えると、「私たちの夢は、将来2人で日本を旅することです」との答えが。イスラム教の国であり、少し前までは、結婚相手は両親が決めるのが普通だったバングラデシュ。ただし今は、自由恋愛が流行っており、最近では恋愛結婚が急増しているとのこと。二人も、建国記念日に楽しみにしていた遺跡への旅行の途中でした。喜んで応じてくれた写真撮影。手にはしっかりとバングラデシュの国旗を持っていたのが印象的でした。

クシュティアの町中、踏切で列車に出会いました
クシュティアの町を見学中、珍しく踏切に出会いました。現在、急ピッチで進められているインフラ整備。その一つが鉄道の整備です。最近では主な幹線で「インターシティ」という急行列車の運行も始まり、線路の整備や、新しい鉄橋の建設などが全土で進められています。バングラデシュの旅行中、鉄橋や線路は各地で見る機会がありますが、まだまだ本数が少ないため、列車に出会うことはほとんどありませんでした。クシュティアでは、ちょうど踏切でストップ。皆でバスから降りて列車の通過を待ちました。するとやってきたのは、機関車まで乗客が乗っている普通列車でした。私たちの姿に気づいたのか、多くの乗客が手を振ってくれました。こんな風景もいつまで見られるのでしょうか。

ガンジス川をフェリーで渡る。夕暮れのガンジス川に感動
日程の6日目、ラジシャヒからダッカに戻る日が、この旅行の中で最も移動時間の長い日となります。途中、クシュティアの町では世界無形遺産に登録される「吟遊詩人バウルのラロン音楽」をお楽しみいただきますが、もう一つのハイライトは、ちょうど夕暮れに渡るガンジス川でしょう。今では橋も多くなりましたが、まだまだ橋が架かっていない場所も点在。そこでは、このようなフェリーのお世話になります。
ちょうど夕暮れの時間に渡るガンジス川。多くの人々が乗船し、その風景を見ているだけでも飽きません。まさにデルタと川の国、バングラデシュらしい風景の一つです。
このフェリーで渡り終えると、ダッカへもあとわずかです。



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