【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2020年12月23日

南国宮崎、海と山の絶景と古き町々の旅

2020年11月24日~11月28日 5日間 添乗員:東京支店 田澤桃菜

南国宮崎、海と山の絶景と古き町々の旅に行ってきました。ツアー中は毎日快晴で、11月下旬にも関わらず、現地には半袖の方もいるほどの暖かさ。宮崎が誇る大自然や歴史など、多様な魅力に触れる旅となりました。

九州を代表する景勝地高千穂峡

オーシャンビューの客室で寛ぐシェラトンリゾートに連泊

宮崎空港から車を走らせること20分。テニスコートにゴルフ場、コンドミニアム式ホテルやコテージまで、広大な敷地をもつシーガイアリゾートに到着です。このたび、皆様にご宿泊いただきましたのは、リゾートの中央に位置する、九州一の高層ホテル154mを誇るシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートです。ホテルの全客室から海を臨むことができるので、水平線に沈む朝日や夕日を部屋の大きな窓から眺めることができます。また、早めのホテル到着でしたので、広い敷地を散策したり、のんびり温泉につかったり、“なにもしない贅沢な時間”をお過ごしいただきました。

宿泊者専用のカフェテリア「風待ちテラス」には旅に関する本がずらり。
「焚火のリビング」では美味しいコーヒーとマシュマロが無料でいただけます

神話と伝説が宿る場所宮崎。街のあちこちに古代への繋がりが感じられます。

古事記、そして日本書紀に記された神々の物語にまつわる地が多く点在する宮崎。ここは、まさに神々のふるさとのようです。国生み神話から天孫降臨、そして神武東征まで、昔の物語の入り口が様々なところに残されています。

神武天皇の御孫「建磐龍命」が国見をされたという国見ヶ丘展望台。靄の中、ぼんやりと空が明るくなる様子は、まさに神の住まう町と思える景色でした。

今や九州を代表する景勝地ともなった高千穂。日本の滝100選に選ばれた「真名井の滝」のあの景観は、誰もが目にしたことがあるのではないでしょうか。この地、高千穂は天孫降臨の舞台となった場所です。ニニギノミコトが、天照大御神の命で地上を統治するため降り立ったのが、高千穂だとされています。今回は、現地ガイドのご案内のもと、天岩戸神社・高千穂峡・高千穂神社へご案内。1か所を約1時間から2時間、時間をたっぷりと使って観光していただきました。

いろいろな願事が叶うとされる天安河原宮。周辺には無数の積み石が置かれています。

今回のツアーでは、日向市の南、日向灘に面した港町・美々津へもご案内いたしました。江戸時代から日向一帯と瀬戸内地方や上方とを結ぶ、高鍋藩の商業港として栄え、多くの回船問屋の建物がそのままの姿で残されていることから、1986年、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。江戸時代から明治、大正時代に建てられた木造の古い家屋が軒を連ね、往時の港町の雰囲気を今に伝えているのです。町を散策していると、古民家を改装した温かみのあるカフェや雑貨屋が目に入ります。歩き疲れた際には、地元の方の話を聞きながら休憩するのにぴったりです。また、美々津は古事記にある「神武天皇御東遷」の舞台でもあります。今初代天皇となる神武天皇は、大和の国へ東征する際に、美々津を出発の地として定め、ここから船出をされたといわれています。美々津港の右岸に位置する立磐神社では、その昔、神武天皇が航海の安全を祈念されました。また、お船出の際に座ったとされる御腰掛岩は、玉垣を巡らして、岩そのものが御神体として崇拝されています。

観光客は我々だけ。歴史ある町を独り占めできました。
神武天皇のお船出伝説にちなんだ郵便ポスト

雄大な自然の中に、どこか凛とした空気が漂うと感じたのは、やはり日本の神々が集まった場所だからなのでしょうか。今回は、5日間、神々の神話から南国の海や豊富な食材まで、宮崎の魅力を実感する内容の濃い旅でした。

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