【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2026年08月31日

【帰着レポート】八甲田ホテル連泊と八幡平の旅 4日間

<2026年8月18日(火)~8月21日(金) 4日間 添乗員:東京支店 川田 尚人>

<2026年8月18日(火)~8月21日(金) 4日間 添乗員:東京支店 川田 尚人>

八甲田の名門ホテルに連泊し、八幡平の高原と、かつて鉱山で栄えた町の面影をたずねるツアーに添乗いたしました。標高の高い八甲田・八幡平は真夏でも空気が澄み、涼やかな滞在をお過ごしいただきました。

ブナの原生林に囲まれた八甲田ホテルでの連泊

今回のツアーの見どころは、十和田八幡平国立公園の標高約900メートル、ブナの原生林の中に佇む八甲田ホテルでの連泊です。大きな丸太を組み上げた木造ログ建築は、近くで見上げると想像以上の迫力があり、森と静かと調和していました。客室の窓いっぱいに広がるのはブナの林。夕食は、高い天井にシャンデリアの灯りがともるレストランでのフレンチのフルコースで、県産の肉や魚、旬の野菜が一皿ごとに丁寧に仕立てられ、山のホテルとは思えない本格的な味わいでした。お風呂は青森ヒバが香る大浴場。窓の外の森を眺めながら湯に浸かる時間は、この土地ならではの贅沢といえます。滞在中の気温は23℃ほど。標高の高さゆえの涼しさと、木に包まれた静けさが、連泊という時間の使い方によく合う滞在となりました。

八甲田ホテルの外観。重厚なログハウス建築が印象的でした
ホテル自慢のフレンチのコースはどれも絶品です

鉱山とともに栄えた小坂町、康楽館と小坂鉱山事務所

秋田県小坂町は人口約4,000人の小さな町ですが、明治から大正にかけて鉱産額日本一を誇った鉱山の町です。その繁栄を伝えるのが、ともに国の重要文化財である康楽館と小坂鉱山事務所です。康楽館は明治43年(1910年)、鉱山で働く人々の厚生施設として誕生した和洋折衷の芝居小屋。枡席や花道を備えた純和風の客席に対し、天井は洋風の造りとなっており、今なお現役です。見学では舞台下の奈落に入り、せり上がり台と回り舞台の裏側を間近に。今でもどちらも人力で動かしていると聞き、驚かされました。楽屋の壁を埋め尽くす著名人のサインも印象に残ります。小坂鉱山事務所は明治38年(1905年)建築のルネサンス風の洋館。ガイドの方の案内で、鉱山の始まりから現在に至るまでの歩みをたどりながら館内を巡ります。テラスにはイスラム風の模様、創設者・藤田氏の名字をかたどった装飾と、細部までつくり込まれ、玄関ホールから3階へ続く木造の螺旋階段は、現在の技術では再現が難しいとのことでした。

康楽館は洋風天井の和洋折衷の芝居小屋です
楽屋にはサインがびっしりと並んでいます
小坂鉱山事務所の外観からは当時の繁栄がうかがえます
上部の透かし彫りは、藤の花と「田」の字。繊細さの中にも遊び心があります

日本最大の民間総合農場・小岩井農場

岩手山の裾野には、総面積は約3,000ヘクタールを誇る日本最大の民間総合農場である小岩井農場が広がっています。明治24年(1891年)の開設に尽力した小野義眞、岩崎彌之助、井上勝の頭文字が、そのまま農場の名になっています。ガイドの方にご同乗いただき、1時間の場内ツアーへ。管理棟や1号牛舎、飼料倉庫など、明治期から昭和初期にかけて建てられ今も現役で使われている重要文化財の建物を数多くご覧いただきました。なかでも1号牛舎は明治期の姿をとどめたまま、今も牛たちが暮らす現役の施設だそうです。その後の自由時間には、牛乳や飲むヨーグルト、ソフトクリームを味わったり、お土産を選んだりと思い思いに。この日の気温は26℃、広い牧草地を渡る風が心地よく感じられました。

1号牛舎の牛。1頭から1日30~50Lの牛乳がとれるとのこと
搾りたてミルクのソフトクリーム。濃厚な甘みが広がります

涼やかな気候のもと、ゆとりある日程で東北の魅力に触れる旅となりました。今回は緑にあふれた景色が心地よい季節でしたが、秋には同じ景色が鮮やかな紅葉に染まります。季節ごとに表情を変える東北へ、ぜひまた足をお運びください。ご参加いただきましたみなさま、誠にありがとうございました。

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