知られざる絶景と美しき町々を訪ねて

セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロの旅【11日間】

  • 集合場所:羽田空港または成田空港
  • 出発日: 5月19日(火) 、 9月15日(火)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥598,000〜ビジネスクラス利用¥1,248,000

旅のポイント

Point 1
セルビアの2つの異なる文化と街並み ベオグラードとノヴィ・サドを訪問
Point 2
保存鉄道シャルガン8乗車とセルビア王家ゆかりの地へ
Point 3
平和の象徴、ボスニア・ヘルツェゴビナの世界遺産モスタールと首都サラエボを訪ねる

ツアープランナーより

ボスニア・ヘルツェゴビナは特異な歴史を持つ国です。地理的な特性から、元々キリスト教のカトリックと東方正教会の対立の最前線であったところに、近世に入りオスマン帝国の支配下に置かれた事でイスラム教徒も増え、民族と宗教が複雑に入り組んだ地域となりました。他の旧ユーゴスラビア諸国が特定民族の国として独立した中、ボスニア・ヘルツェゴビナだけが地域的な共和国となったのもその為です。訪れる街によって、トルコ風、正教風、あるいは混ざっていたり、変化に富んだ街並みが広がります。一方、セルビアとモンテネグロはキリスト教の正教徒が大半を占めていた国。革命運動でオスマン帝国から、いち早く独立を果たしたセルビアは、その後ユーゴスラビア連邦の中心となりましたが、コソボの独立を巡って欧米諸国と対立し、ロシアと友好関係を結んでいます。モンテネグロはセルビアと長らく連邦国家であったものの、経済の停滞と欧米諸国との関係性等を巡って国家の方向性を違え、独立。現在はEU加盟を目指しています。民族的な独立国家ではないモザイクのようなボスニア・ヘルツェゴビナ、同じ民族と宗教でありながら、それぞれの道をゆくセルビアとモンテネグロ。3つの国を訪ねることでかつては「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれたバルカン半島の複雑な民族、宗教と今に続く歴史に触れていただけます。

見どころのご紹介

セルビアの2つの異なる文化と街並み ベオグラードとノヴィ・サドを訪問

旧ユーゴスラビアの首都ベオグラード。ドナウ河畔で最重要な戦略的拠点として、古代から現代までの間に領有権を巡って記録されているだけで150回近くにわたって戦いの場となっております。16世紀から19世紀にかけてはオスマン帝国領として統治されたため、どこかエキゾチックな街並みが魅力。一方のノヴィ・サドは17世紀以降はハプスブルク家の領地として発展しており、小ウィーンとも言うべき街並みが広がります。

ユーゴスラビア構成国の中心を成したセルビアの首都ベオグラード(イメージ)
オーストリアの雰囲気が漂うセルビア第二の都市ノヴィ・サド(イメージ)

保存鉄道シャルガン8乗車とセルビア王家ゆかりの街へ

セルビア西部の国境近くを走る760mmの狭軌鉄道「シャルガン8」。かつてベオグラードとサラエボを結んでいた鉄道の一部区間ですが、現在は息を呑むような自然景観の中を走る人気の観光列車です。車窓からの山並みや田園風景をお楽しみください。また、セルビアの旧王家、カラジョルジェヴィッチ家ゆかりのオプレナツにも立ち寄り、霊廟や別荘を訪ねます。

シャルガン8でのんびりとした狭軌鉄道の旅を楽しみます(イメージ)※現在、牽引車は蒸気機関車ではなくディーゼル車です。
旧セルビア王家の霊廟、オプレナツの聖ジョージ教会の壮麗な内部(イメージ)

平和の象徴、ボスニア・ヘルツェゴビナの世界遺産モスタールと首都サラエボを訪ねる

東西文明の十字路としてオスマン帝国、オーストリア・ハンガリー帝国など、各時代の支配者の影響を受けてきたボスニア・ヘルツェゴビナ。首都サラエボでは多様な文化が入り混じった独特の雰囲気に浸ります。また、ヨーロッパでありながら、イスラム文化のオリエンタルな風情が漂う古都モスタールも訪問。古い橋スターリ・モストは、内紛で破壊されたのち2005年に再建されました。その歴史的背景と平和の象徴として世界遺産に登録されています。

世界遺産に登録されているスターリ・モストとモスタール旧市街(イメージ)
サラエボの職人街バシチャルシャ(イメージ)

ツアーの見どころ

ボスニア・ヘルツェゴビナでは隠れた宝石とも呼べるような珠玉の村を訪問

ボスニア・ヘルツェゴビナでは絶壁と清流が織り成す景観が素晴らしいブラガイ村やトレビシュニツァ川の鏡のような水面に旧市街が映り込むトレビニエの訪問など、都市部だけではない魅力に迫ります。

トレビシュニツァ河畔に佇むトレビニエ(イメージ)

モンテネグロの世界遺産コトル・フィヨルド深奥の港町とブドヴァ

モンテネグロでは約400年ベネチア共和国によって支配され、ローマ様式で町並みが統一されている古都ブドヴァに連泊。フィヨルドの最奥に位置するモンテネグロの世界遺産コトルも訪問します。

コトル・フィヨルド最奥部に位置する世界遺産のコトル(イメージ)

ミマール・シナンの傑作、世界遺産メフメット・パシャ橋

メフメット・パシャ橋は、オスマン帝国の宮廷建築家だったミマール・シナンが16世紀に建設したもので、全長は 179.5 メートル。美しい11の石組みのアーチが周囲と調和し、なんとも美しい姿をしております。

周囲と調和した美しいメフメット・パシャ橋(イメージ)

世界有数の大絶景、世界遺産ドゥルミトル国立公園の大峡谷へ

モンテネグロ北部のヨーロッパ最後の秘境とも称される世界遺産ドゥルミトル国立公園も訪問します。ここを代表する大絶景、世界で2番目に深いタラの大峡谷などの大自然をお楽しみください。

世界最大級の大峡谷、世界遺産ドゥルミトル国立公園のタラ渓谷(イメージ)

ツアー日程

11日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港21:55発

■夜、羽田空港より航空機にて、イスタンブールへ。

 

(機中泊)

2日目
イスタンブール05:10着/07:45発 ベオグラード08:30着 ノヴィ・サド ベオグラード

■航空機を乗り換え、セルビアの首都ベオグラードへ。

■着後、セルビア第2の都市ノヴィ・サドへ。旧市街の散策にご案内します。

■午後、スレムスキ・カルロブツィのワイナリーへ立ち寄り、ベオグラードへ。(注1)

(ベオグラード泊)

3日目
ベオグラード 09:00発 オプレナツ チャチャク 17:30着

■午前、ベオグラードの市内観光。○カレメグダン公園、●セルビア正教大聖堂(聖サヴァ大聖堂)へご案内します。

■その後、チャチャクへ向かいます。途中、セルビアの王家、カラジョルジェヴィッチ家の霊廟である●聖ジョージ教会や○別荘があるオプレナツに立ち寄ります。

(チャチャク泊)

4日目
チャチャク 08:00発 シャルガン・ビタシ (シャルガン8乗車) ヴィシェグラード サラエボ 18:00着

■朝、シャルガン・ビタシへ。モクラ・ゴラまでの狭軌鉄道シャルガン8の乗車をお楽しみいただきます。

■その後、ボスニア・ヘルツェゴビナへ入国しヴィシェグラードヘ。天才建築家ミマール・シナンの建築した世界遺産○メフメット・パシャ橋や映画の撮影地となったアンドリッチ・グラードの散策。

■その後、サラエボへ向かいます。

【2連泊】(サラエボ泊)

5日目
サラエボ

■午前、サラエボの市内観光。○職人街バシチャルシャやサラエボ事件の発祥の地○ラテン橋(旧プリンツィプ橋)などへご案内します。

■午後、自由行動。

(サラエボ泊)

6日目
サラエボ 08:00発 モスタール 13:00着 (ブラガイ村)

■午前、モスタールへ向かいます。

■午後、世界遺産モスタール旧市街の観光。○古い橋(スターリ・モスト)などネレトヴァ川沿いの散策などへご案内します。

■その後、ブラガイ村を訪れ、イスラム神秘主義の修道院●ブラガイ・テッキヤを見学します。

(モスタール泊)

7日目
モスタール 09:00発 トレビニエ ジャブリャク 17:00着

■午前、トレビニエへご案内します。

■午後、国境を越えモンテネグロに入国し、世界遺産ドゥルミトル国立公園の観光拠点であるジャブリャクへ。

(ドゥルミトル国立公園近郊ジャブリャク泊)

8日目
ジャブリャク 08:00発 タラ渓谷 オストログ ブドヴァ 18:30着

午前、世界遺産ドゥルミトル国立公園内タラ渓谷へ。深さ最大1,300m、全長約82km、世界で2番、ヨーロッパでは最も深く、長い渓谷の自然美をお楽しみください。

■その後、ミニバスに乗り換え、バルカン半島有数の巡礼地である●オストログ修道院へご案内します。

■午後、ブドヴァへ向かいます。

【2連泊】(ブドヴァ泊)

9日目
ブドヴァ (コトル、ペラスト)

■午前、世界遺産コトルへ。着後、旧市街の散策へご案内します。

■午後、ペラストへ。ボートにて●岩礁のマリア教会にご案内します。

 

(ブドヴァ泊)

10日目
ブドヴァ 午後発 ポドゴリツァ 20:40発 イスタンブール 23:30着

■午前、ブドヴァの散策。(注1)

■午後、首都ポドゴリツァへ。ポドゴリツァの簡単な車窓見学後、空港へ向かいます。

■夜、航空機にてイスタンブールへ。

(機中泊)

11日目
イスタンブール02:00発 羽田空港19:20着

■航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夜、羽田空港に到着後、解散。

※日程表の時刻は羽田空港発着のターキッシュエアラインズの便を想定したものです。ターキッシュエアラインズの成田空港発着便または他の航空会社を利用の場合には、発着空港および時刻、日程は異なります。また、復路はドブロヴニク空港の利用となる場合があります。

※欧州先進諸国間とは異なり、旧ユーゴスラビア諸国間は昔ながらの国境管理が行われています。通境時間には余裕を見て行程を組んでおりますが、想定よりも時間がかかる可能性があります。

(注1)利用航空会社により発着時間が異なるため、2日目と3日目の観光順序を入れ替えてご案内する場合があります。また、10日目のブドヴァの散策は9日目の朝に行い、さらに、ポドゴリツァの車窓観光はご案内できない場合がございます。

〇お食事に関して:軽めのお食事からしっかりとしたコース料理、ビュッフェ、或いは郷土料理など、地域や訪問国の食事の特色、ならびに旅程に応じてご用意しております。また、ツアー行程の関係で簡素なボックスタイプ等のお食事となる場合もございます。

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出発日・旅行代金

このツアーは11日間のコースです。

出発日 旅行代金
5月19日(火)発

旅行代金:¥598,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,248,000

ビジネスクラス利用

9月15日(火)発

旅行代金:¥598,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,248,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥90,000

おひとりでご参加のお客様は、1名室利用追加代金料金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥62,500:10月1日現在

■ビジネスクラス適用区間:
【ターキッシュエアラインズ、カタール航空、エミレーツ航空、エティハド航空利用の場合】東京~中東主要都市~ベオグラード/ポドゴリツァ~中東主要都市~東京間に適用
【上記以外の航空会社の場合】日本発着の国際線区間にのみ適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円または成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円、ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので、各支店へお問い合わせください。

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