【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年07月01日

【帰着レポート】驚きの巨大石窟「大悲山」を訪ねて

<6/29発・添乗員:東京本社営業部 桂 智洋>

私たちのためだけにガラス扉を開けて平安後期の石仏を間近で見学しました

この度、福島県南相馬市にある大悲山石窟の旅へご案内して参りました。

平安末期に掘られたという、4体の如来像と2体の菩薩像を眼前にご覧いただきました。専門家(教育委員会文化財課の方)が同行、解説してくださるので、普段は保護のため閉められているガラス扉を開け、内側から特別に見学できます。やはり、ガラス扉越しに見るものと内部から見るのでは全く異なります。間近で見られる上に、石窟の細かいところまで肉眼で見ることが出来ますので、一般の方とは一味違う体験が出来ます。

皆様、釘付けで見入っていました。

はるか離れた東北の地にこのような石窟が彫られた…まさにに驚きの一言でした

「誰がいつ掘ったかは明らかではありません。しかし、光背の火炎紋や唐草紋は東大寺の廬舎那仏の台座に似ており、平安末期のものと言われています(教育委員会文化財課の方)」。平安末期といえば大陸では洛陽の龍門や敦煌の莫高窟など多くの石窟が残された時代です。唐の影響がこの東北の地にまで及び、大悲山石窟を生み出したことにお客様も驚きを隠せないご様子でした。

各地で学芸員、解説員、住職が説明します

福島県唯一の国宝建造物である白水観音堂や、相馬野馬追の展示で有名な南相馬市博物館、福島市指定史跡及び名勝の 文知摺観音(もちずりかんのん) 普門院 などでは専門家が一歩踏み込んだ解説をします。ご期待ください。

解説員による説明はどのお話も興味深いです
住職による説明がある文知摺観音 普門院

当ツアーは9月にも設定がございます。人気のあるツアーですので、ご興味のある方は是非お早めにご検討ください。

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