〈6月11日発　菊間　陽介〉

今回は、「ホテル アンナプルナ ビュー サランコット」のお食事をレポートします。

　夕食は、ホテルでいただきました。飲み物、お食事など今回は視察ということなので、様々試してみました。比較的、欧米人に合わせた味付けであり、量が多かったこともありましたので、秋に皆様をお迎えする際には、当社のお客様に合わせられるように変更を依頼してきました。

　また、今回の滞在中に、ホテルのスタッフより「秋に向けて、日本食というバリエーションを増やした方がよいと思うので、試食して意見がほしい」と要望がありました。正直、味付けや盛り付けなど、日本食と呼ぶにはまだほど遠く、改善が必要というところではありますが、スタッフは比較的モチベーション高く、秋に当社のお客様をお迎えすることを楽しみにしていました。

　今回の視察を経て、「ホテル アンナプルナ ビュー サランコット」は私たちが理想とするレベルには、道半ばではあることを改めて思いましたが、前向きに一生懸命がんばっていることは間違いありません。「早朝、山道を登って何もない丘の上に、寒い中、日の出をお待ちいただく」という環境から「快適にご滞在いただき、部屋でくつろぎながら素晴らしい山の景観をお楽しみいただく」という当初の旅に対する真摯な想いや、観光を促進することでネパール・サランコットへの地域貢献ができているという意味では、当社が掲げ続けているサステイナブルな旅づくり、という一つの旅の形態が、ひとつの形になってきたのかなと感じました。