視察レポート

視察レポート

2022年07月20日

優雅なひとときを楽しむ金沢・加賀・七尾の旅視察レポート第一弾

「私たちがつくる旅」第二弾は本社営業部の渋江、田澤、萩原が担当させていただくことになりました。今回の旅を企画するに際し、出発点となったのが「女性が一人でも参加がしやすい旅を作りたい」という思いです。ひとりで旅をされる方が増えてきているとはいえ、老舗旅館や部屋数に限りがあるホテルではひとりで利用できる部屋数に限りがあり、追加料金も負担になります。今回は金沢の立地のよいホテル「金沢東急ホテル」に3連泊。朝食は和食、洋食と選択肢があり、客室の使い勝手もよいホテルです。

金沢を滞在しながら、北は能登半島、南は加賀を訪ね、石川県の魅力を感じていただくことを、今回の旅のテーマとしました。新たな石川県の旅を作るべく、金沢と七尾に拠点を置くバス会社・丸一観光、金沢市観光協会の方々に協力を得て、金沢、七尾、加賀に視察に行ってきました。

能登の山海の恵を優雅に味わう 羽咋市のラ・クロシェット

 金沢駅に到着後、最初に向かったのが能登半島は羽咋(はくい)市のフレンチレストラン「ラ・クロシェット」です。シェフの橋田氏はフランスの星付きレストランを中心に修行をし、2014年に羽咋市に移住。のどかな田園にぽつりと佇む小さなお店なのですが、ミシュランガイドの一つ星を獲得したり、ゴ・エ・ミヨにに掲載されていたりと世界的に高い評価を獲得しています。橋田シェフ自身が栽培した野菜や能登の食材を中心に用い、丁寧に調理された一品、一品は奇を衒うところはなく、素直に「美味しい」と思えるものばかりでした。見た目にも美しく、視察メンバー一同「ワールドのお客様に必ず満足いただける」と確信し、ツアーのハイライトにすることを即決いたしました。最後に橋田シェフと打ち合わせした際に、11月の蟹の解禁日以降であれば、香箱蟹の前菜を作れるとご提案いただき、11月中旬にツアーを設定することも、その場で決まりました。

食べるのがもったいないくらい、可愛らしいアミューズ。青と白のお皿は日本海の波と青空をイメージしています。
黄と緑の鮮やかなコントラストが美しい魚料理
ハッカ風味のメレンゲが添えらたアイスクリーム 食後の爽やかさも演出しています。
思わず笑顔になる美味しさ。ぜひ、皆様にも召し上がっていただきたいです。
右から橋田シェフ、田澤、渋江。お客様に喜んでいただける企画にしようと、話が盛り上がりました。
レストランはのどかな田園風景に囲まれています。能登の自然に育まれた食材をお楽しみください。

今、メディアで話題 七尾の青林寺・御便殿

 七尾市・和倉温泉街の近くに昨今、テレビや雑誌、SNSで話題のお寺があります。それは「青林寺・御便殿」。大正天皇が和倉行幸の際に休憩所として建てられ、国指定有形文化財に登録されています。檜材で作られた見事な折り上げ格天井も見応えがありますが、青林寺の知名度を上げたのは、ピカピカに磨き上げられた机に映し出される見事な景色です。御便殿の中央に据えられた机のある場所から写真を撮ると、机に庭と建物が反射し、現実では見られない幻想的な風景が映し出されます。住職にご指南いただきながら、視察メンバーで、しばし、写真撮影に興じました。

御便殿内の机に庭と建物が反射し、幻想的な写真が撮影できます。
折り上げ格天井から寺院の格式の高さが伝わってきます。
大正天皇が休息をとられたお座敷

圧巻の景勝庭園を擁する加賀の古刹・那谷寺

 加賀で訪ねたのが、那谷(なた)寺。717年創建、白山信仰を礎とし、1300年の歴史を持つ古刹です。境内にある国指定名勝の「奇岩遊仙境」は圧巻の一言に尽きます。山深い渓谷にあるような荒々しい断崖は寺院内にあるものとは俄に信じられないほど迫力があります。特別拝観エリアの琉美園は池泉回遊式庭園で、小川が流れる優雅な庭園。趣の異なる2つの庭園を味わっていただきたいと、特別拝観も同時にご案内することにしました。ツアーを設定した11月中旬は紅葉の時期でもあり、視察時よりも色彩豊かな景色をお楽しみいただけることでしょう。

奇岩遊仙境は海底火山の跡。長い年月をかけて、風と波が作り上げた壮大な彫刻です。
奇岩遊仙境の展望台に続く遊歩道。森林の中、空中散歩もお楽しみいただけます。
特別拝観エリアの琉美園。小川が流れ、清涼で優美な雰囲気です。
重要文化財・三重塔 繊細な彫に目を奪われました。
金沢から加賀に向かう途中、車窓から望んだ白山

 視察レポート第二弾では、加賀の九谷焼、金沢の金箔工芸やお薦めのお買い物スポットについてご紹介いたします。

この記事に関するキーワード

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
藤沢
0466-27-0111