【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年01月16日

滋賀ガストロノミー 琵琶湖から若狭への旅

2020年12月1日〜12月3日 3日間 添乗員:東京支店 相澤満弘

弊社で好評の、「ローカルガストロノミーの旅」。ご紹介する旅の舞台は滋賀県です。

日本の母・琵琶湖の北にひっそり佇む余呉湖。天女の羽衣伝説が伝わり、波打つ琵琶湖と対照的に波はなく「鏡湖」の別名を持ちます。滋賀ガストロノミーでは、この湖畔にあるオーベルジュ「徳山鮓」でのランチが旅のハイライトです。

通常はグループ旅行での予約を受けておらず、またリピーターが多いことから、なかなか予約の取りづらい場所ですが、ツアーでのご案内が実現しました。琵琶湖の発酵文化に目をつけて、地産地消の神髄ともいうべきレストランで料理長自らその季節、日ごとに異なる食材を仕入れて、その日にあったベストの食事を提供しています。

ご参加の皆様も心待ちにされており、余呉湖の美しい景観を楽しみながら、滋賀料理の「極み」を2時間かけて、じっくりとお召し上がりいただきました。お料理の詳細については、前回のレポートをご覧ください。

余呉湖に臨む、オーベルジュ「徳山鮓」の外観

重伝建「小浜西組」を散策しました

ツアーは米原駅から彦根城、長浜城などの滋賀県東部から始まり、オーベルジュ「徳山鮓」でのランチの後に、福井県の小浜を訪ねました。小浜は幾筋にも延びる「鯖街道」の起点で、若狭湾で獲れたサバなどの海産物が行李(竹などの枝で編んだカゴまた、その使者)によって夜通し、京都まで運ばれてゆきました。

「京は遠ても十八里」といわれるように、小浜から京都までは72キロの道のり。日本海側の京都に近い屈指の港町として、中世より栄えた商屋、茶屋に当時の面影が偲ばれます。

「わかさの語り部」のガイドさんの案内の下、重要伝統的建造物群保存地区に指定される小浜西組を歩きました。収納式の縁側のようなガッタリ、防火壁の袖壁などが家屋に設えられており、風情ある町並みを味わいました。

軒先には厄除の「身代わり猿」が吊り下がっています
近年、電柱は地中化になり、石畳が敷かれました

琵琶湖周辺の美しい秋景色を楽しみました

琵琶湖西岸にある高島では、湖の入り江・乙女ヶ池沿いに築城された大溝城の遺跡、厳島神社を思わせるような湖中に鳥居が佇む白髭神社を見学。そして、高島市マキノ町では黄色く葉が色づくメタセコイアの並木をドライブしました。

マキノ町の2.4キロのドライブルートには、通り沿いに500本ものメタセコイアの街路樹が並びます。紅葉シーズンもやや終わり頃でオレンジ色がかっていましたが、樹高が30メートルに及ぶ木々が並ぶ姿は圧巻でした。

マキノのメタセコイア並木

マキノの訪問時は生憎の空模様でしたが、「徳山鮓」でご紹介した余呉湖は快晴でした。琵琶湖と比べると、申し訳なさそうに佇む小さな湖ですが、周囲の山景色とともに美しい表情を見せてくれました。

鏡のように穏やかな余呉湖の景観

小浜「カニ楽膳」のズワイガニ

「徳山鮓」のランチはもちろんのこと、小浜でも当地味自慢の食材を使った食事をお楽しみいただきました。ホテルにてズワイガニの刺身、焼きガニ、茶碗蒸し、天ぷらなどカニ尽くしの「カニ楽膳」ディナーです。滋賀、福井県ともに美食をご堪能いただいた旅になりました。

弊社では引き続き、各地のガストロノミーの旅をご紹介しております。皆様のご参加をお待ちしております。

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