【国内】帰着しました。添乗員レポート
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2021年01月15日
越後・村上ガストロノミー 城下町村上と新潟の旅
2020年11月4日〜11月6日 3日間 添乗員:東京支店 松本 岳
新潟最北端に位置し、鮭と酒、人情(なさけ)の町を標榜する町、村上。10月発の同ツアーのレポートでは、鮭と酒を中心にご案内しましたので、今回は紅葉や新潟の文化についてご案内します。
越後の名園で紅葉を満喫しました
京都をはじめ紅葉の名所は各地にありますが、新潟の紅葉もまた美しいものでした。
初日に訪ねた新発田(しばた)の「清水園」は、新発田藩の藩主、溝口家の下屋敷。そこに水という字を描く大泉池を中心に、近江八景を取り入れた回遊式庭園が造られました。この庭園の紅葉が素晴らしく、お殿様と同じ目線から庭園を鑑賞できる「書院」から、皆様写真撮影を楽しまれていました。
また、3日目にご案内した「北方文化博物館」は、新潟を代表する大地主、伊藤家の邸宅で、越後随一の豪農の遺構そのものが見どころとなっています。清水園も明治時代に伊藤家の所有となっていて、同じようにこの屋敷の庭園もまた見事なものでした。
「村上大祭」の山車、おしゃぎりを目の前に
村上では、国の重要無形文化財に指定される伝統的なお祭り、「村上大祭」が毎年7月に開催されます。今年はコロナ禍にあり、残念ながら開催されませんでしたが、この「村上大祭」で曳き回される山車「おしゃぎり」を展示する「おしゃぎり会館」を訪ねました。
おしゃぎりのほかにも、傘鉾や荒馬、村上ゆかりの刀剣、鎧兜、歴代城主の関連資料なども展示されています。おしゃぎりは、実際目の前にすると、驚くほど大きなもので、江戸時代から続く祭りの盛大さや賑わいを思わせてくれました。
料亭で伝統の古町芸妓の舞を鑑賞
最終日には新潟の中心部、古町に近い料亭で昼食をお取りいただきました。古町はかつて花街として栄えた町で、食事をお召し上がりいただいた後、新潟古町芸妓による芸をご覧いただきました。
新潟古町芸妓の発祥は、約200年前の江戸時代にまで遡り、その頃の新潟は、北前船の拠点として賑わい、多くの人々が交流する場所でした。豪農、豪商が集い、いつしか花街が生まれ、訪れる人々を粋な芸でもてなしたのが、新潟古町芸妓でした。
今では芸を披露する人も場が減っていますが、その火を絶やしてはならないと芸は継承されてきました。そんな大切に守られてきた伝統の舞を鑑賞していただきました。艶やかな着物をまとった芸妓さんと一緒に写真撮影をすることもできて、新潟の旅を彩る締めくくりの一枚に。昼食後は、花街の面影を残す古町の一角にある「鍋茶屋通り」の散策もお楽しみいただき、東京へと戻りました。
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