クラシックホテル①　富士屋ホテル

明治11年、日本初の本格的リゾートホテルとして誕生した「富士屋ホテル」。創業時に築かれた一棟の洋館はたびたびの増改築を経て、今の箱根を象徴する名建築群となり、その多くは国の有形文化財に登録されています。2020年には大改修を終え、ノスタルジックな佇まいの中に現代の快適性を兼ね備えた新生・富士屋ホテルが誕生しました。このたびは、富士屋ホテル建築の集大成ともいえる「花御殿」の客室を確保しました。和洋折衷のエレガントな建物での滞在は、特別なひとときとなることでしょう。宿泊者専用ラウンジや大浴場にてゆっくりとおくつろぎいただき、クラシックホテルの真髄をお楽しみください。

「ザ・フジヤ」と「旧御用邸 菊華荘」　2つのダイニングを楽しむ

ディナーはホテル内の2つのダイニングでご用意しました。ホテルを象徴するメインダイニング「ザ・フジヤ」では美しい格天井と彫刻に彩られた空間で創業から受け継ぐ伝統のフレンチを。皇室の御用邸を改装した「旧御用邸 菊華荘」では旬の食材を使った和食を。富士屋ホテルが誇る2つの食を楽しみます。2日目の昼にはロイヤル・アフタヌーンティーをお楽しみいただく機会も設けました。

クラシックホテル②　川奈ホテル（伊豆）

川奈ホテルの創業者である大倉喜七郎は、留学先の英国貴族たちが楽しむカントリーライフに憧れ、「いつしか自分も英国貴族のような城を持ちたい」という夢を持ち、その実現にふさわしい景勝地を川奈に見出しました。その地にゴルファーである友人、大谷光明の設計で1928（昭和3）年に「大島コース」を開業。上流階級の社交場として人気を博し、1936（昭和11）年に宿泊施設として「川奈ホテル」が開業しました。戦後は、「正月を川奈で過ごすことがステータス」といわれるほど川奈ホテルは政財界の要人にも愛され、昭和天皇や上皇上皇后両陛下が滞在されるなど、日本を代表するリゾートホテルとなりました。他にも、マリリン・モンローとジョー・ディマジオが新婚旅行で滞在するなど数々のエピソードを持つクラシックホテルです。

客室は開放的なオーシャンビュー・ツインとオーシャンビュー・スーペリアツインをご用意。夕食は川奈ホテル伝統の「活鮑のステーキ　雲丹風味クリームソース」など、ホテルの歴史の中で好評のメニューを取り揃えた「クラシック・ディナー」をお召し上がりください。