文月 京の歳時記 

宵山も楽しむ 祇園祭の旅【3日間】

  • 集合場所:京都駅
  • 出発日: 7月16日(水) 、 7月23日(水)
  • 旅行代金:¥168,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
祇園祭先祭り、後祭りのハイライト、山鉾巡行や宵山の時期に連泊します。
Point 2
祇園祭 前祭または後祭を講師によるイヤホン解説付き観覧席で見学します
Point 3
涼やかな京都北部の高雄へ。鳥獣人物戯画で知られる高山寺や高雄の川床をお楽しみください。

ツアープランナーより

京の都の疫病退散、無病息災を願った御霊会(ごりょうえ)として千年以上の歴史を持ち、日本三大祭としても知られる祇園祭。祇園祭の行われる7月は街中に山鉾が並び、前祭と後祭の2回に分けて盛大な祭事が行われ、京都が最も京都らしい伝統に彩られる季節となります。この度、ご好評いただいております「京の歳時記」の特別編として、祇園祭を講師によるイヤホン解説付き観覧席からお楽しみいただく機会を設けました。京都中心部の暑さを避け、京都北部の郊外へ。高雄の川床料理や、鳥獣人物戯画で知られる高山寺を訪れます。また、宵山など、気温が落ち着いた日暮れの観光をお楽しみいただく行程としています。

見どころのご紹介

祇園祭 前祭・後祭を講師によるイヤホン解説付き観覧席で楽しみます

日本各地に受け継がれる祭りに欠かせない山車(曳山)。巨大な山車が町中を曳かれる山車行事の起源は、およそ1100年前に行われた京都の祇園会と言われています。かつては神輿の通り道を鉾が清めるという意味で生まれた風習でしたが、16世紀以降、次第に壮麗な山、鉾といわれる山車が生まれ、千年以上の時が経った現在でも京の夏の風物詩として欠かせない祭礼となっています。祇園祭は前祭、後祭に分かれ、2度にわたり町中を山鉾が巡行。国内外から多くの観光客が訪れる祇園祭ですが、今回は山車が練り歩く道路の脇に特別に設置された観覧席(椅子席)を確保しました。講師によるイヤホン解説付きの「まなび席」をご用意しましたので、より深く祇園祭を楽しみます。(※7/16は前祭、7/23発は後祭を見学します)

祇園祭の山鉾は、その山車自体が「動く美術館」と言われています。各町々の山鉾は、町衆によって「いかに美しく」飾るかが競われました。室町時代には、中国や、遠くペルシャ、ベルギー等の織物が輸入され、その後西陣織の発展で国産の織物なども利用されるようになっていきました。日本を代表する祭礼である祇園祭であっても、よくよく見るとヨーロッパの意匠が見られるのは、そのような歴史によるものです。観覧席からは高さ20メートル、重さ12トンという巨大な山鉾の迫力ある巡行に加え、山鉾の装飾にもご注目ください。

山鉾巡行(2023年添乗員撮影)
西洋のタペストリーなどで飾られる山鉾の懸装品(2023年添乗員撮影)

巡行を予定する山鉾 (順番は2023年のものです。毎年籤とりにより順番が決定します。)
前祭:1長刀鉾、2油天神山、3伯牙山、4白楽天山、5函谷鉾、6山伏山、7綾傘鉾、8保昌山、9鶏鉾、10霰天神山、11芦刈山、12孟宗山、13月鉾、14太子山、15四条傘鉾、16蟷螂山、17菊水鉾、18木賊山、19郭巨山、20占出山、21放下鉾、22岩戸山、23船鉾

後祭:1橋弁慶山、2北観音山、3黒主山、4鯉山、5鈴鹿山、6南観音山、7浄妙山、8八幡山、9役行者山、10鷹山、11大船鉾

山鉾巡行の前日は風流な祇園宵山へ

祇園祭の華である山鉾巡行の前日は宵山と呼ばれます。文字通り日が暮れた宵の頃には山鉾町に置かれた曳山の提灯が灯され、コンチキチンとお囃子の音が響きます。その姿はなんとも風流なもの。また、山鉾町の旧家が秘蔵の美術品・調度品を披露する「屏風祭」も同時に開かれ、普段見ることのできない貴重な京の美を楽しむことができます。

日が落ちると提灯が灯り、祭りの風情が高まります(イメージ)

涼を求めて京都郊外、栂尾、高雄へ。高山寺訪問や川床料理をお楽しみください

祇園の京都を訪れたら、京都夏の風物詩、川床をぜひお楽しみいただきたいところです。今回は、高雄にて川床料理をご用意しました。あわせて栂尾(とがのお)の高山寺も訪れます。高山寺は宇治茶発祥の寺といわれ、最古の茶園が現存します。鎌倉時代から現存する高山寺の石水院は現在の漫画の起源ともいわれる「鳥獣人物戯画(複製)」が展示されていることでも知られます。

高山寺(イメージ)
高山寺石水院に展示された「鳥獣人物戯画」(複製)

紫式部と伊藤若冲 京の才人ゆかりの訪問地へ

2日目には、伊藤若冲ゆかりの相国寺を訪れます。江戸中期、京都の錦市場の青物問屋「桝源(ますげん)」の跡取りとして生まれた若冲。幼い頃から絵の才能を示し、10代の頃は一時期狩野派に師事しますが、厳しい教えになじめなかったのか、ほぼ独学で絵の道に没頭します。40歳になった頃には家業は弟に譲り、ゆかりのある相国寺に移り住んで、本格的に絵師としての活動に邁進、数多くの傑作を残しました。

室町時代創建の相国寺。境内にある承天閣美術館には、若冲や丸山応挙、長谷川等伯などすぐれた文化財を収蔵しています(展示品は時期により異なります)

日本画家橋本関雪の理想郷・白沙村荘の本荘でのお食事を

白沙村荘は日本画家、橋本関雪が自身のアトリエとして造営した邸宅です。敷地内には大正〜昭和初期に建築された居宅、日本画の制作を行っていた画室や、茶室などの建物、国の名勝に指定されている庭園があり、7400平方メートルにもなります。庭園そして建造物の設計も橋本関雪の手によるもので、彼の美意識が随所に反映された庭屋の調和した景観そのものが白沙村荘の大きな見どころとなります。この度は、白沙村荘でのお食事をご用意しました。

白沙村荘

ツアー日程

3日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
京都駅11:00発 高雄(川床料理) 京都 (祇園祭宵山)

■午後、京都駅に集合。

■バスにて高雄へ。高雄にて川床料理をお楽しみください。

■午後、鳥獣人物戯画」で知られる●高山寺の見学。

■その後、ホテルにチェックイン。

■夕食は自由食。

■夜、地下鉄を利用し、祇園祭宵山にご案内します。

【2連泊】(京都泊)

2日目
京都 (祇園祭山鉾巡行) (相国寺)

■午前、ホテルより地下鉄を利用し、祇園祭山鉾巡業を、講師によるイヤホン解説付き観覧席(椅子席)より見学します。

■午後、●相国寺、●相国寺承天閣美術館を訪れます。

■夕食はホテルにて。

(京都泊)

3日目
京都 (白沙村荘) 京都駅14:30頃解散

■午前、バスにて白沙村荘へ。

■●白沙村荘 橋本関雪記念館を見学。

■その後、日本画家・橋本関雪がアトリエとして造営した白沙村荘にて昼食

■京都駅にて解散。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは3日間のコースです。

出発日 旅行代金
7月16日(水)発

旅行代金:¥168,000

前祭山鉾巡行

7月23日(水)発

旅行代金:¥168,000

後祭山鉾巡行

※1名室利用追加代金:¥20,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。客室を2名で利用される場合はツインルームをお取りしていますが、お1人部屋利用の場合はダブルルームとなる場合がございます。

 

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