伝統食文化を伝える地域名士に出会う

【関空・中部・福岡発】紅葉の雪岳山と伝統韓屋集落を訪ねて【5日間】

  • 集合場所:関西空港、中部空港、福岡空港
  • 出発日: 10月21日(月) 、 10月22日(火) 、 10月28日(月)
  • 旅行代金:¥298,000

ツアーコード: KR050F

旅のポイント

Point 1
韓国最古の料理本「飲食知味方」を受け継ぐ地方名士が暮らすトゥドゥル村を訪ねます。
Point 2
紅葉で色づく雪岳山国立公園を終日かけて満喫します。
Point 3
韓国伝統の村々が残る慶尚北道から自然豊かな江原道を巡ります。

ツアープランナーより

世界には自国の伝統文化や技術に価値を見出す「匠」や「職人」が居るものです。彼らが歩んできた道を辿ると、名士ならではの特別な体験や新しい価値観に触れることができます。韓国にもその道を究めてきた人々がいます。英陽郡トゥドゥル村には、350年前の韓食文化を伝える名士が暮らしています。韓国最古の料理本「飲食知味方」を書いた張桂香の子孫に嫁いだ曺貴粉氏は、朝鮮時代の両班(昔の貴族)家の調理法やレシピを受け継ぎ、その味を世界の人々に伝えてきました。彼女が暮らす村を訪れ、名士による丁寧な解説とあたたかな人柄ふれ、旅がより印象的なものになるでしょう。また、知る人ぞ知る伝統韓屋集落ムソム村や自然豊かな江原道にて秋色に染まる春川や雪岳山国立公園の自然をお楽しみください。

見どころのご紹介

慶尚北道に残る 両班の伝統家屋集落を訪ねる

韓国南東部にある慶尚北道には、高麗〜朝鮮王朝時代の官僚や上流階級の貴族(両班)がおこした村が当時の面影をそのままに残されています。韓国の歴史・伝統文化を感じられる地域として「屋根のない博物館」と称されることも。この旅では、公共交通機関では訪れることが難しい、知る人ぞ知る両班の村に足を運びます。かつては村へ入る唯一の道だった木道の一本橋が珍しいムソム村(栄州)や丘の上に立つ素朴なトゥドゥル村(英陽)など風光明媚な両班村の散策をお楽しみください。

素朴な風景が残る栄州・ムソム村
昔は村を行き来する唯一の道であった木道橋(※村はバスで訪れます。木道橋はご希望の方に体験いただきます)
安東ではライトアップされた月映橋へ(イメージ)

英陽地域名士が暮らすトゥドゥル村 350年前の韓食を味わう

英陽郡トゥドゥル村で発見された、韓国最古の料理書「飲食知味方」は朝鮮時代の食文化を知る貴重な資料です。当時の両班家庭で作られていた料理のレシピや食品の貯蔵方法など計146種類が書き記されています。現代でも通じる知識の深さに驚かされます。著者はトゥドゥル村の石渓谷宗家に嫁いだ張桂香(1598-1680)。書き残した字の美しさもさることながら、詩人、画家としても名を馳せるほど、語りつくせないほどの才能豊かな人物であったとされます。この本は門外不出とされ、彼女の子孫たちに大切に伝承されてきました。

「飲食知味方」の著者・張桂香(1598-1680)
韓国最古の料理本「飲食知味方」
飲食知味方のレシピを再現した展示品
韓国最古の料理本「飲食知味方」が受け継がれるトゥドゥル村
張桂香に関する展示や飲食知味方の資料を保管する施設
トゥドゥル村内の伝統韓屋スタイルの宿泊施設

飲食知味方の食膳体験

唐辛子が入る以前の朝鮮時代につくられた「飲食知味方」のレシピはしょう油やごま油を基本としており、日本人の舌にも合います。とても350年前に作られたとは思えない「飲食知味方」の奥深さを体感ください。

お食事(イメージ) 写真提供:英陽郡

「飲食知味方」を受け継ぐ、地域名士に出会う

トゥドゥル村に暮らす曺貴紛氏は、石渓谷宗家に嫁ぎ、韓国最古の料理書「飲食知味方」を受け継いだ人物です。「飲食知味方」を再現した料理を多くの人に味わってもらうべく活動をしています。それぞれの料理の調理方法や材料、朝鮮時代を生きた張桂香についてなど、丁寧に解説をしてくれます。(注2)

トゥドゥル村の地域名士の曺貴紛氏

秋深まる江原道 雪岳山国立公園近郊の「ソノカームデルピノ」に連泊

韓国最北にある江原道は、毎年最初に紅葉が観測され、秋の風情が最も早く感じられる地域です。なかでも、名山・雪岳山を擁する雪岳山国立公園は、赤・黄・オレンジなど色とりどりの紅葉が織りなす景色が広がります。今回は雪岳山国立公園近郊にある「ソノカームデルピノ」を確保しました。雪岳山の名所として知られる”揺れ岩”を望むホテルに2連泊し、終日国立公園の散策にご案内します。

雪岳山国立公園
客室(イメージ)
ソノカームデルピノホテル

韓国最長の「三岳山湖水ロープウェイ」に乗車

国内随一の長さを誇る三岳山湖水ロープウェイ(イメージ) 写真提供:江原道

春川では2021年に開通した韓国最長の3.61km「三岳山湖水ロープウェイ」に乗車します。衣岩湖の上を滑るように進むゴンドラから紅葉が美しい三岳山や春川市の景色を楽しむ空中さんぽにご案内します。山頂駅には展望カフェや、床がガラス張りになったスカイウォーク展望台もございます。

風光明媚な東海岸はあえて列車で楽しむ

韓国東海沿いを走行する列車からの景色(イメージ)

江原道の東海岸は起伏が少なく、白砂の美しい海岸が続きます。そんな海岸沿いをバスで移動するのもいいですが、ここはあえて列車移動。東海駅から江陵駅まで、列車の車窓からは目の前に海の景色が広がります。「世界で最も海に近い駅」といわれる正東津駅など、風光明媚な江原道の列車旅をお楽しみください。

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秋の味覚を楽しむ 江原道の松茸料理

旅の楽しみの一つが各地で味わう地元の味と旬の味覚です。江原道には韓国最大の松茸産地があり、秋には歯ごたえのある、香り高い松茸を楽しむことができます。秋の味覚の王様・松茸料理をご賞味ください。

秋の味覚・松茸料理をご賞味いただきます(イメージ)

ツアー日程

5日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
各地 釜山または仁川 安東19:00頃

■午前、航空機にて釜山空港または仁川空港(注1)へ。

■到着後、専用バスにて安東へ向かいます。

■安東到着後、ホテルにチェックイン。

■夕食は安東名物のチムタク(鶏の醤油煮)と塩サバをお召し上がりください。

■夕食後、ライトアップされた○月映橋にご案内します。

(安東:リッチェルホテル泊)

2日目
安東09:00発 (トゥドゥル村) 英陽15:00着 (トゥドゥル村)

■午前、栄州の韓屋集落○ムソム村へ。

■午後、英陽の○トゥドゥル村へ。ハングルで書かれた初めての料理本「飲食知見方」と著者の張桂香に関する資料を展示する●文化体験教育館を見学します。

■宿泊はトゥドゥル村内の韓屋式の宿泊施設にて。

夕食は「飲食知味方」を継承した曺貴紛氏による料理を楽しむ食膳体験をお召し上がりください。(注2)

(英陽:トゥドゥル村韓国式宿泊施設泊)

3日目
英陽09:00発 東海駅13:00発 (嶺東線) 江陵駅13:48着 江陵 高城18:00頃

■午前、バスにて東海駅へ。

■東海駅より東海岸沿いを走る嶺東線に乗車します。

■江陵駅に到着。その後、地元レストランにてご昼食。

■午後、韓国二大儒教学者にあげられるユルゴク・イイとその母・申師任堂(シンサイムダン)の生家●烏竹軒を訪ねます。

■その後、雪岳山の名所・揺れ岩を望む「ソノカームデルピノ」に2連泊です。

【2連泊】(雪岳山国立公園近郊:ソノカームデルピノ泊)

4日目
高城 雪岳山

■午前、専用バスにて雪岳山国立公園へ。

■ロープウェイにて雪岳山の山頂へ。●権金城の展望台からの景色を楽しみます。その後、新羅時代に創建された古刹●新興寺の見学にご案内します。

■昼食は、国立公園内にある食堂にて。

■午後、専用バスにてホテルへ戻ります。

■夕食はレストランにて秋の味覚・松茸料理をご賞味ください。

(雪岳山国立公園近郊:ソノカームデルピノ泊)

5日目
雪岳山08:30発 春川 ソウル 各地

■午前、雪岳山よりバスにて春川へ。

■到着後、春川にて昼食。

■2021年に完成した韓国最長3.61kmの三岳山湖水ロープウェイに乗車します。

■その後、ソウルより航空機にて各地へ。

(注1)10/22発は関西空港~仁川・ソウル空港往復、10/28発は中部空港~仁川・ソウル空港往復の国際線を利用予定です。

(注2)曺貴粉さんは体調不良や、やむを得ない事情でご案内できない場合もございます。

※例年の紅葉の一般的な見頃に合わせてツアーを設定しておりますが、その年の気候により左右されるため、必ずしも「見頃」をご覧いただけるわけではございません。予めお含みおきください。

出発日・旅行代金

このツアーは5日間のコースです。

出発日 旅行代金
10月21日(月)発

旅行代金:¥298,000

福岡空港発着

10月22日(火)発

旅行代金:¥298,000

関西空港発着

10月28日(月)発

旅行代金:¥298,000

中部空港発着

■1名室利用追加代金:¥45,000 お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥8,800:5月1日現在

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。

(ただし、旅客取扱施設使用料及び保安サービス料合計、関西空港3,100円・中部空港2,970円・福岡空港980円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■各地発着の時刻のご案内


【関西空港】往路:関西10:50発仁川12:40着 復路:ソウル17:40発関西19:20着


【中部空港】往路:中部09:15発仁川11:20着 復路:ソウル19:05発中部21:05着


【福岡空港】往路:福岡11:05発釜山12:00着 復路:ソウル18:35発福岡20:00着


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