①ドゥッガ遺跡

チュニジア北部にあるアフリカ最大のローマ遺跡、ドゥッガ遺跡。もともとベルベル人の村でしたが、紀元前2世紀にヌミディア王国の支配下に入り、その後ローマが占領しました。 このツアーでは、ドゥッガに宿泊することで、しっかりと時間を取って遺跡見学にご案内いたします。

②カイラワン

メッカ、メディナ、エルサレムに次ぐ第4の聖地。その歴史は古く、西暦670年ごろ町の建設が始まり、9〜10世紀には北アフリカのアラブ人王朝の首都となりました。町の中心にあるグランド・モスクは、北アフリカを代表する歴史あるモスクです。

③エル・ジェムの円形闘技場

ローマのコロッセオに匹敵する巨大な円形闘技場。保存状態の良さは世界屈指で、アフリカでも最も印象的なローマ遺跡と言われます。

④ジェルバ島

オデュッセウスも流れ着いたというジェルバ島は、2023年に登録された新しい世界遺産です。長い歴史を経てこの島の先住民であったベルベル人とユダヤ、キリスト、イスラムが共生する珍しい場所でもあります。

⑤スース旧市街

フェニキア人によって紀元前9世紀に建設された町です。現在の旧市街は北アフリカにイスラム勢力が進出してきた9世紀頃のもの。グランド・モスクをはじめ、古い要塞、白壁の家並みなど風情漂う美しい町並みが残っています。

⑥ケルクアン遺跡

北東チュニジアのボン岬近くにあるカルタゴの都市遺跡。ローマ人人の支配下の時代に手を加えられることなく、紀元前4世紀〜紀元前3世紀の本来の姿を残しています。

⑦カルタゴ遺跡

チュニジアの歴史のはじまりの地ともいえるカルタゴ。紀元前814年にフェニキア人によって築かれ、後に世界に名を轟かすほどの力を持ちましたが、ローマ帝国に破れ衰退しました。古代地中海の覇権争いの舞台となったカルタゴには、その歴史を物語る遺跡の数々がございます。

⑧チュニス旧市街

現在のチュニジアの首都「チュニス」。マグレブ諸国の中心都市としてアフリカ、イスラム、ヨーロッパの様々な人々が行き交いました。イスラム建築やオスマン帝国時代の町並みに、フランス統治時代のコロニアル建築が融合する独特な雰囲気の美しさがあります。

どこまでも続く広大な砂漠、クサール・ギレンでの宿泊は、非日常を体験できる絶好の機会です。朝日や日没の幻想的な美しさはもちろん、天候が許せば満天の星空もご覧いただけます。砂漠のオアシスにあるテントホテルでのひと時をお楽しみください。

【チュニジア料理の一例をご紹介】
名物料理「ブリック」

地中海に面するチュニジアは、海の幸の豊富で、食事も変化に富んでいます。おすすめはチュニジア餃子とも呼ばれる「ブリック」。様々な具材と半熟卵が入った包み揚げ料理で、お客様にも大変好評です。