【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年01月15日

【帰着レポート】憧れの「侘桜」と人気の乳頭温泉「妙乃湯」の旅

2022年1月11日(火)~1月14日(金) 4日間 東京支店 矢澤 高宜

<1/11発・添乗員:東京支店  矢澤 高宜 >

冬の秋田県へ行ってきました。ご参加の皆様にとって新年最初のご旅行となった当ツアーでは折からの風雪に悩まされることがありつつも、一面の銀世界の美しさに皆様感動されていました。特に角館は桜の季節の大混雑とは対照的に、観光客の一人もいない中静寂の武家屋敷群散策となり、強く印象に残ったようです。

代表の高橋さんはじめ、スタッフの温かいおもてなしをいただきました

俗世を忘れるほどの静寂 「侘桜」にて2泊

角館の町明りから遠ざかることタクシーで約20分。侘桜にチェックインし、お部屋に入った瞬間、お客様の多くが感嘆の声をあげたそうです。半個室の温泉露天風呂、61㎡ある部屋の広さ、部屋のテラスから眺める木々の風景…日常を忘れさせてくれるに十分な仕掛けが揃っていました。

また、客人を出迎えるフロント棟は岩手県雫石町から移築した築200年の古民家です。代表の高橋さんに聞いたところ、新築で建てるより倍以上のコストがかかった、とのこと。木造建築が物語る築年数の深さはやはり言葉では言い表せず、その中に身を置いてこそ。侘桜にお越しの際は、是非その温かみを体験してください。

敷地内からはまるで昔話のような風景が
築200年の古民家の温かみを感じるロビーラウンジ 奥の広間も歴史を感じさせます
廊下の窓からの景色は水墨画の世界そのもの

南麻布の名店「分とく山」監修のお料理はボリュームたっぷりですが、体にやさしいものばかりでもたれません。2日にわたり、美食を堪能しました。

新春らしい手の込んだ前菜から始まりお造りは「雪囲い」で登場。メインの秋田牛は赤いお皿との色合いも絶妙。
2日目の夕食は真鱈の白子から見た目も楽しい前菜8品へ。メインは比内地鶏と鰤の西京焼

乳頭温泉でモダンジャパニーズを体現する宿 妙乃湯

乳頭七湯の中で最も洗練されたお宿は妙乃湯でしょう。前職は建築インテリアデザイナーだった女将さんのセンスが存分に発揮された館内、体に優しいお料理、そして2つの異なる源泉を引いた豊富な湯船によって宿で過ごす時間が満たされてゆきます。この心地よさこそ妙乃湯の人気の秘訣なのだろう、と得心しました。秘湯と心地よい宿の組み合わせがお好きな方には是非お勧めしたいお宿です。

雪の妙乃湯外観
寒冷地で育った雪〆ほうれん草を見せていただきました。通常のほうれん草より甘みが強かったです
妙乃湯名物のきのこ汁はあきたこまちと一緒に。  窓一面の銀世界でした(お部屋は一例です)

日本有数の「蔵の町」横手・増田地区

雪の多い秋田県内でも有数の豪雪地である横手市。市内増田地区には重伝建に指定された町並みが残ります。主に明治~昭和初期に建てられた家屋が並ぶレトロな通りですが、その本領は家の中に入ってこそ分かるもの。豪雪から守るため、家の中に蔵を建てる「内蔵」が狭いエリアに20以上残ります。単なる保管のためでなく、冠婚葬祭や家庭行事など、人生や生活と密接に結びついた内蔵は商人の誇りを表すかのよう。立ち寄った際には是非異なる蔵を見比べてみてください。

(写真左から)重伝建の増田地区で散策 写真は松浦家→脇の水路も風情があります→増田地区唯一の造り酒屋では試飲もできます
(写真左から)今上天皇も皇太子の頃に訪れた山吉肥料店ご主人の案内のもと、立派な内蔵を解説いただきました。職人の技術の粋が詰まった装飾は一見の価値ありです

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