【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年07月30日

【帰着レポート】利尻・礼文とサロベツ湿原の旅

2021年7月26日~7月30日 5日間 添乗員:東京支店 田澤 桃菜

<7/26発 添乗員:東京支店 田澤 桃菜>

7月下旬、日本最北部の島・利尻島と礼文島の大自然に癒される4日間の旅に行って参りました。お天気に恵まれて、木陰に入ると涼しく感じられる陽気の中、快適に過ごせました。7月上旬にご案内した添乗員・若生からもレポートしておりますが、今回は、お伝えしきれなかった島の見どころやお食事の様子をご紹介します。

日本にいることを忘れてしまうような絶景が広がる島

険しい山を登らずとも、簡単なハイキングで高山植物を楽しむことができる礼文島と利尻島。今回は、いずれの島においても、植物に詳しいフラワーガイドに同行していただき、それぞれの島の見どころにご案内しました。

利尻島でご案内した姫沼は、原生林帯に囲まれた神秘的な沼で、その沼の周囲800メートルほどの遊歩道を散策することができます。森林浴と野鳥(カイツブリ・コマドリ)のさえずりを楽しみながら、フラワーガイドと一緒に進んでいくと、チシマアザミやグミの実、エゾヤマハギやナナカマドなど、北海道ならでは植物を鑑賞することができました。また、姫沼に映し出された逆さ利尻富士が実に見事でした。

姫沼に映し出される逆さ利尻富士
この展望台から眺める利尻山は銘菓「白い恋人」のデザインになっています。

利尻島に1泊した後は、フェリーで礼文島へ。今回は、出航時間まで余裕があったので、富士野園地に立ち寄りました。富士野園地はエゾカンゾウの群生地になっていて、映画『北のカナリアたち』のロケ地になった場所です。エゾカンゾウは既に終わってしまっていたのですが、ここでは、コバルトブルーの美しい海とポンモシリ島、海の向こうに礼文島をご覧いただくことができました。

カモメがたくさんとまっているポンモシリ島
移動のフェリーも快適です。
富士野園地からの眺め。海の向こうに礼文島が見えました。

そして、いよいよ礼文島に到着。7月の終わりだとほとんど花も咲いていないのでは、と心配のお声もありましたが、実際に訪れてみるとさまざまな種類の花々があちらこちらに咲いていました。礼文島では2日にわけて、最北端「スコトン岬」と「ゴロタ岬」の間にある江戸屋山道コースを1時間、桃岩展望台コースを約2時間歩いて、植物の観察とハイキングをお楽しみいただきました。旅のハイライトとなったのは、桃岩展望台です。ここでは、エゾノコギリソウや絶滅危惧種のキタノコギリソウ、レブンイワレンゲ、ツリガネニンジン、ヤマハハコ、固有種のレブンウスユキソウとレブンソウもご覧いただくことができました。何より、印象に残ったのは展望台からの絶景です。この日は雲ひとつない快晴で、展望台からは高さ250メートルの桃岩、礼文岳(標高490 メートル )、利尻山の3つを一望することができ、その景観は実に見事でした。目の前に広がる手つかずの大自然があまりに綺麗で、ここが日本であることを忘れてしまうような場所でした。

写真左からレブンイワレンゲ、ヤマハハコ、ツリガネニンジン
写真左からレブンウスユキソウ、キタノコギリソウ 日本とは思えないような大自然の中を散策しました
展望台から見下ろす高さ250メートルの桃岩(左) 利尻山もここまではっきり見ることができました(右)
グラデーションが美しい澄海岬(左)、映画『北のカナリアたち』の撮影のために設けられた分校(中)、海岸ではお天気がよかったので、あちこちで昆布が干されていました(右)

素材の良さが生かされた新鮮な海の幸に舌鼓

利尻島と礼文島も、絶景だけの島ではありません。新鮮な素材を損なわない、素朴な味わいが自慢の「食の島」でもあります。島では、全国的にも有名な利尻昆布やエゾムラサキウニ、毛ガニや真ほっけなど、豊富な海の幸で溢れています。港近くの食堂やご宿泊のホテルでお召し上がりいただいたのですが、ボリューム満点で、素材そのままの旨味が感じられました。利尻産の真ほっけは、いわゆるブランドほっけとして有名ですが、一枚がとても大きく、身がぷりぷりでした。ホテルの夕食時にお召し上がりいただいた毛ガニも、身と味噌がたっぷり。贅沢に、新鮮なカニをお腹いっぱいお召し上がりいただきました。

ほっけ定食(左)と港近くの食堂でお召し上がりいただいた海鮮丼(右)
ウニ採り体験もお楽しみいただき、採れたウニはその場で剝いて試食しました

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